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#004('03.1.5) ('03.1.31一部修正)
■2002年・ハロプロソング私的ベスト・シングル(メイン曲)編
とりあえず、「シングルのメイン曲」と「アルバム・C/W曲」で分けて、ベストソングを選んでいこうと思います。
「シングル編」は、最初ベスト10をやろうかと思っていたのです。が、正直、10曲選びたい曲がみつからなかったんで(^^;)。ベスト5にしました。
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1位「そうだWe're Alive」(モーニング娘。)
本体の曲で去年「やられたっ!!」と思ったのは、唯一この曲だけでした。
「ラブマシーン」以降の流れの一つの到達点が、この曲だと思いますね。このあと路線がかわるのは、この曲で一つのものを作り上げてしまったからだと、そう思います。
2位「香水」(メロン記念日)
さりげない佳曲。
去年は、鈴木俊介さんに感心することが多い年でした。
3位「草原の人」(松浦亜弥)
この曲を初めて聴いたときのインパクト。その原因を、ちょっと時間が経ってから考えてみると、やはり「松浦亜弥のボーカル力」のせいだったと思うんです。特に、ツーコーラス目のストリングスが絡んでくるところは、背筋に寒気が走るようなそんな歌声。
逆に、時間が経つに連れ、アレンジの方に対する不満がだんだん肥大化してきました。ここまでストリングスを多用する音なら、なぜ、それと妙な違和感のあるようなリズム隊の音にしているんだろうとか。
そういった点がマイナスになって、とりあえず3位ですね。
4位「Be Happy 恋のやじろべえ」(タンポポ)
おそらく「ウィアラ」と並んで、去年最も聞いたハロプロソング。
聞けば聞くほど味がでてくる。去年の「改変」以降、ディレクションの成功を見せた数少ない曲のうちの一つだと思うのですが。「改変」のごたごたの中でこの曲が埋もれ気味になってしまったのは、なんとも残念ですね。
最初、この四人で唄うと聞いて多少不安になったのですが、出てきたものを聞いて感心しました。つんく♂が、今の「モーニング娘。」に対して、ボーカルグループとして何を期待しているのかが見えた、そんな曲でもありました。
5位「ミニハムずの結婚ソング」(ミニハムず)
思いっきり定番ダンス☆マン・サウンド。だけど、ダンスマンはやっぱりいいなぁと思いました(笑)。滑り込み五位。
■2002年・ハロプロソング私的ベスト・非シングル(メイン曲)編
続いて、シングルの「C/W」曲や「アルバム」収録曲編です。
こちらは、順位をつけずに、曲を列挙するだけにしました。
アルバム収録曲やC/W曲は未聴のものが多く、むしろそういったものの中に良い曲があったりしますと、ここで順位をつけてもあまり意味がないような気がしたからです。
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●「気まぐれ」(後藤真希)
きたぁあ。「真夏の光線」。まさに「河野伸」節炸裂。
ただ、この曲以上に「真夏の光線」してるといわれるあややの「I know」は、実は未聴なのです。そちらも是非、そのうちチェックしてみたい。
いずれにしても、このパターンはツボです、自分的に。
●「やるときゃやらなきゃ女の子」(タンポポ)
とにかく、やたらかっこいい佐野師匠のドラムに、これまたウキウキな(笑)ギター。C&W風。すごくお気に入りでしたね。
それに、四人のボーカルの処理の仕方がいいんですね。新タンポポは、こういう「声質」を組み合わせてみたかったんじゃないんだろうか。メイン曲以上にそれを感じてしまった曲でもありました。
●「ちょっとイカした PURE BOY」(モーニング娘。)
なんだか好きでした。メイン曲よりもよく聞いていたかも知れないです(笑)。
●「そう言えば」(松浦亜弥)
この曲に関しては、日記の方に書きました。アレンジがまさに、個人的な「ツボ」だということですね。
●「S君」(松浦亜弥)
よくいわれる「つんく♂のR&B路線」。最近のものの中では、唯一上手く言ってる曲だと思いますね。あややのボーカルも何ともよいです。「Shall We Love」の時とは違い、ここでは、どちらかというとファルセットを多用してるからでしょうね。ラストのフェイクが好きです。
●「オシャレ!」(松浦亜弥)
これもいいなぁ。まさに「オシャレ」。ドラムも好き。
それにしましても、「First Kiss」から何曲も選んでますね。
で、ついでと言ってはなんなのですが、この場を借りてこのアルバムについての「不満」をちょっとばかし。
このアルバム、妙に「音が悪い」んですよね。どうも「クリア」じゃない。「All of タンポポ」あたりと比べると一目(?)瞭然です。あえてこのような音にしているのでしょうか?。
この難点が無ければ、自分的には「セカモ」と並ぶ名盤になったんですけれどもね・・・。
●「初めて唇を重ねた夜」(松浦亜弥)
その「First Kiss」のエンディング。いきなり「歌謡曲」だったのはもう驚き。同時に、渡辺チェルさんをすごくいいアレンジャーさんだと思うきっかけになった曲の一つでもあります。
●「モーニングコーヒー(2002version)」(モーニング娘。)
オリジナルとの大きな違いは、バンドサウンドになったことですね。これが、自分にはとても心地よかったです。
余談として、五期メンのボーカルを細かくチェック出来たのも嬉しかったです。この頃はまだサンプルが少なかったので・・・。
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こんなところです。
それから、市井ちゃんとソニンちゃんは一応「ハロプロ外」ということで外してあります。選ぶとすれば「失恋LOVEソング」「ずっとね」「カレーライスの女」ですね。
余談ですが、「いきまっしょい」からは一曲も選んでないですね(^^;)。