■ ニモケ日記(雑文)


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#012('04.3.31)

■ 2003年 ハロプロメンバー雑感

 2003年版「ハロプロメンバーベストテン」みたいなネタはやらないと既に書きました。しかし、何人かのメンバーさんについて2003年のまとめみたいな文章は書いておいてもいいかなと。ハロプロ全員は取り上げられませんが。この一年ちょっと印象に残ったメンバーについて、チラチラと書いてみました。
 ちなみに、登場順は思いつきです。今現在の「お気に入り度」と一致しているというわけではありませんので。(各メンバーの見出しは敬称略です。)

 あとで読んだときの混乱を避けるため、この項目では「2003年」のことを「今年」と記述しています。ご注意下さい。

    ☆

▼ 石川梨華

 石川さん2002年の大トリは「キューティーハニー」で暮れたわけです。それを見たときの自分は「梨華ちゃんはなんでも一所懸命やる娘だな」という感想だったように思います。セクシーな彼女というのが、決して「しっくりくる」とは思っていなかったと思いますね。
 しかし、2003年の石川さんは「セクシー女塾」「ROMSANS」と‥‥。一年終えてみれば、ずいぶん「セクシー梨華」もサマになってる感じがして(笑)。
 やはりなんだかんだ言ってもやり遂げてしまう人だなと。そして、それがある限り、この人がオイラの気持を離すことは無いと思います。

▼ 高橋愛

 自分がアイドル(というか、アイドル限定ではないのですが)を好きになる要素として、「歌声」というのが意外と大きな要素を占めるんです。ですから「歌手系アイドル」を復活してくれたハロプロの功績は、自分にとって大きいのですね。
 今年、愛ちゃんについて変わったのは、彼女の「歌声」に惹かれ始めたことですね。以前は、客観的に上手いかも知れないとは思っていても、特に魅力を感じることが少なかった。それが、今年に入ってから変化しはじめて来たなと思うのです。
 本人自身も、徐々に変わってきてるような印象を持ちますね。「新人さん」であることから抜け出しつつある。かつての27時間テレビで紺ちゃんが「確変」を起こした事がありました。正直愛ちゃんにはそういった部分はありませんし、今後もそれを彼女に期待できない感じがします。そういう「劇的な変化」をしない人だろうなと。でも、じっくり見ていると、ちょっとずつちょっとずつ成長しているような人ですね。まさに「一歩一歩でしか進めない人生だから」だと、そう思います。

▼ 後藤真希

 モーニング娘。時代の彼女は自分にとって、なんというかニュートラルな存在だったといいますか。むしろ「卒業後」の方がますます好きになっていってる人ですね。そして2003年というのは、自分の中の「後藤真希度」がぐんぐん上がった年でした。
 いや、それにしましても、卒業後こんなに洗練されてくるとは。予想以上なんですよね。「結果」ということを求めれば山あり谷ありだったと思うのですが、自分がそれにほとんど一喜一憂していないのは、彼女自身の成長がとてつもない安心感を与えてくれるからなんですね。全然大丈夫。

▼ 小川麻琴

 2003年、マコピーはある意味大きな変化を見せました。保田さん無きあとのハロモニお笑い王に‥‥って、それは最初の頃のマコピーから予想できた展開なのでしょうか?(笑)。少なくとも自分は予想できませんでした(^^;)。
 もう一つの大きな変化は、すっかり体型が変化してしまったこと。何しろ今年の前半は「ほっそりマコちゃん」だったんで、もうその変化はあっという間だったんですよね。「ケガ」がスイッチを入れてしまったのかも知れませんが。
 いくらお笑い担当マコちゃんだろうが、いくらヨッスィの後継者だろうが、愛ちゃんからも一目置かれる「ダンス」はマコピーの生命線だと思うのです。太ってしまうと、その魅力はやはりマイナスになってしまうと思うのですよ(素人考えですけれど)。だから、2004年の小川麻琴は、もう少し軽くなることを望んでいます(笑)。
 ですが。最近の彼女を見ていると、明らかに表情が明るく軟らかくなってるんです。かつて、たまに見せていた暗い表情が消えてしまっている。それは「ふくよか」になったことによるものなのか、それとも自分の立ち位置が見えてきた事によるものなのか。ちょっと分からないですね。ですから、今の表情の明るさを残しながら、少しシャープな小川麻琴を見られるようになったら、なんともいいなと思うのですが。

▼ 里田まい

 ハロプロメンバーの写真集リリースラッシュ。斉藤さん、アヤカさん、里田さん‥‥。これってROMANSとの連動企画だったのでしょうかね?。公にはそういう発表は無かったですが。
 アヤカさんのスタイルの良さにも驚きましたが、なんと言っても気に入ってしまったのは里田ちゃんの写真集なのです。こんなに色っぽさがあるとは思っていなかった。これをきっかけに、自分の中ですっかり「里田まい度」が上がってしまいました。
 今年、ハロプロメンバーの中で、自分的な株が一番上がった人かも知れません。

▼ 田中れいな

 オーディションの感想を読んでいただけるとわかると思いますが、その時一番印象が掴みにくかったのは彼女でした。ですから、最初の頃は彼女に特に大きな関心は持っていなかったのですね。
 変わったのはやはり「シャボン玉」ですね。そのステージ度胸。その上、その安定感。声質、唱法に幼さがあるかなと感じる部分が自分的には難点ですが、その辺もそのうち変化してくるでしょう。
 やっぱりモーニング娘は「歌手」ですから。少なくとも自分はそう思っています。そして、将来「歌い手」としてのモーニング娘。を支えてるのは、たぶんれいなちゃんなのではないかと。そう思ってしまうのですよね。

▼ 紺野あさ美

 五期メンバーの中で「初期値」から最も成長したのは彼女だと思います。デビュー当時の彼女の画を久々に見たりしますと、その変化に結構驚きますよ。
 でも、元々赤点だった彼女にとって、絶対評価では「まわりになんとか追いついた」というレベルでしかないのですね。例えばまだ、センターを任せてもらえるような立ち位置には遠い訳なのです。
 自分は、彼女にはまだ伸びしろがあると思っています。とりあえず今の彼女は「一次テスト」に合格しただけの段階だと思いますね。これからの彼女は、さらにワンランクアップしてほしいなあと。そしてそれこそタカハシやマコピーに追いついてほしいんですね(追い越しちゃってもいいですよ(笑))。
 そして、それが「モーニング娘。」にとって、大きな力になるような予感がするのです。

▼ 松浦亜弥

 本当は「ハロプロソング」の項目の方に書こうかなと思ったのですが。今年のあややは、言ってしまえば「ね〜え?」だけだったなぁと。2002年のフォーマットを繰り返しただけというのは、どういう事なんでしょうね。
「×3」でちょっと新しい展開が見えてきた感じもしますが、それは2004年の話。

▼ 新垣里沙

 2004年、確変を起こす予感(笑)。

▼ 亀井絵里

 オーディションの感想。その時、彼女のオーディション中の鋭い目と、それと対照的な合格後のほんわかぶりを見て、「あの鋭い視線を失ったらまずいのでは」みたいなことを書いた記憶があります。しかして、実際にはそのふにゃふにゃぶりがもう可愛らしかったわけで(笑)。そういえば今年は亀井さんの発言にやられてしまうことも多かったですね。

▼ 柴田あゆみ

 2003年のメロン記念日は、良い言い方をすれば「安定期」といいますか。でも、自分としては「This Is運命」〜「赤いフリージア」までの勢いが、今年ちょっと止まってしまったという印象が強いです。
 そんな「勢いが止まった」印象と一番シンクロしていたメンバーが、実は柴ちゃんかなぁと。結局、今年メロンさんで一番目立っていたのは斉藤さんだという感じがしますしね。
 ここ一二年、柴ちゃんにとっては正念場かなという気は、何となくしています。

▼ 藤本美貴

 たまに彼女が一人でテレビに出てるような場面に出くわすと、やはり「娘。」の中に紛れてしまってるときよりはずいぶん魅力的だなと。どうしても「ピン」の時の方が映える人のように思えてしまうのです。キャラの面でも唄の面でも。
 彼女がモーニング娘。に入った事によって、確かにモーニングが得たものは小さくないと思います。でも、例えば、そのことで「モーニング娘。」が得たものが20くらいだとすれば、藤本美貴の「ソロ」が失ったものは50くらいあるんじゃないかと。そんな気がしてしまうんですよね。
 うーん・・・。

▼ みうな

 自分的には、結構印象が良かったニューフェイス。ハロプロにはめずらしい大柄な娘ですけれどもね。もっと前面に出る機会を上げてほしいなとは思います。

▼ 道重さゆみ

 合格したとき「スタイルがいいな」と漠然と思ったのです。「アロハロ」で見事それがわかってしまいました(笑)。
 その突拍子もない発言の事ばかり取り上げられがちですが、ハロモニなどを見ていると、意外と受け答え時の「反応」がいいんですよね。面白いアドリブを効かすと言いますか。これは純六期三人に言える傾向かなと。この辺については5期の先輩達に完全に勝っていますね(笑)。

▼ アヤカ

 いやあ、写真集でのスタイルの良さは、予想以上でした。
 セク女あたりを見ていると、真面目な人なんだなぁと思いますね。

▼ 矢口真里

 よく「モーニング娘。の中間管理職」なんてことを言われたりするんですけれど。それがなんだかわかってしまったのは、あの「ラブハロ」だったりしたんです。(そういえば「ラブハロ」写真集の感想はそのうち書いておきたいですね。)DVDと写真集は違った傾向を見せた作品になりましたが、供に言えるのは「グループの一員としての役割を担った矢口真里」から解放されていたということですね。逆に言えば、普段の彼女は常に「モーニング娘。」のことを考えている人だと、それが比較としてわかったといいますかね。
 また「ラブハロ」みたいな、たったひとりの矢口真里を見せてくれる企画があればいいなと思いますね。
 ついでに。これは自分の気のせいかも知れないのですが。「ラブハロ」以降、彼女の写真の撮られ方が変わったような気がするのですが。

▼ 辻希美

 いやあ、「愛の園」のののちゃんにはちょっと驚かされました。だけれど、これはその後の彼女の動きの「きっかけ」にしか過ぎなかったのかなって。今思えば。

    ☆

 他にも取り上げたい方はいたんですけれどもね。そろそろ文章を打つのもダウン気味です。今年はこれでお終い。


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