「2001 日本中学生野球フォーラム IN ちば」概要報告





      
                                大会事務局長 近藤 義男

   2001日本中学生野球フオーラム IN ちば(以下フオーラム)の概要についてご報告いたします。

   12月8日(土) 快晴の天候に恵まれ、県外は北海道、沖縄をはじめ約90名、県内約250名の参加がありました。
  大会開会式には、全日本アマチュア野球連盟会長山本英一郎氏が来賓として御見えになり、これからの野球の目
  指す視点や若い指導者の熱意に期待する旨のお話を頂き、少し張りつめた空気の中でのスタートとなりました。
  寒さ対策として千葉ロッテマリーンズ室内練習場を使用しました。人工芝というなれない環境の中で松戸第六中
  学校の生徒たちの実際の動きをまじえた講習が始まりました。
   ビデオやクリニックを見てきている人たちであっても、実際の動きを見るのは初めての人も多く、ビデオ撮影
  するをする先生が多数見られました。中野連強化部長大塚先生(浦安中)の巧みな司会の下、説明だけでなく、細
  かな質問や解説も加わり中身の濃い講習となりました。説明の間に六中の選手を捕まえ、様々なポーズをやって
  もらいビデオにおさめる先生や石井先生のやり方を生徒に聞いている先生も見られました。


    6時からは場所をホテルに移し、懇親会が行われました。例年中野連でやっている納会を懇親会として、千葉の   中学野球指導者熱気を感じてもらえたらと考え開催しました。県外から40数名の参加を頂き、例年以上の盛り上   がりとなりました。会場内各地で、野球談義に花が咲き、予定時間を大きくオーバーする程の盛り上がりでした                         。    9日(日)は9時から、講演会が行われました。初めに、千葉県中学生野球連盟理事長であり、日本中体連野球競   技部長太田保氏から、中学野球の現状やこれからの展望を含めた挨拶がありました。元千葉ロッテマリーンズ武   藤一邦氏、筑波大学名誉教授功刀氏の挨拶に続いて、講演1「千葉県中学生野球連盟の活動について」事務局長   の近藤義男氏からの説明がありました。中野連の組織やその目指すものなどの説明の中で、岩手県K−Ball少年   野球連盟を設立した下川恵司氏からのお話もいただきました。    10時より講演2「石井忠道 指導の極意」が始まりました。先生のこれまでの生立ちや、今回の準優勝のエピ   ソード、教師としての学校生活や指導者の陥りやすい点など90分に及ぶ講演が行われました。    先生の指導の細かな部分まで踏み込んだ多くの示唆を含んだ講演でした。最後に各都道府県中野連専門委員長   アンケート調査が事務局より報告され、全中大会の出場数の拡大についての要望が多くあったことが報告されま   した。会の閉めとして、太田氏から出席者全員に感謝の意が表され2日間のフオーラムが終了しました。    





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