KAWA−KUDARなんてオシャレなネーミングが無いころから、走っていたやつらがいた(笑)。当時の参加者はわずか4名。今日(こんにち)オフロード界でKAWA−KUDARが一世を風靡するとは誰が予想できたであろうか?(核爆)
ここで、当時のことをハギーに振りかえってもらおう...


相模川をオフ車で下ったら?

河原を走りつないで海まで行くというフレーズで始まったこの河原下りツーリング 。今回は楽しいダートを探して走るをメインに愛川町の高田橋から平塚の神川橋まで河原を走りつないでみました。


 参加メンパーはCRM250ARに乗る星野・セロー225に乗る横山・CRM80に乗るごめきち・それとテネレ660に乗るワタクシ萩原の計4名。

 まずは高田橋の少し下流の佐川急便の集配所あたりから河原に降りてみる。グランドのはじを通り、枯れたブッシュを抜けると不揃いの玉砂利に出た。

 このあたりの玉砂利は野球の球くらいからバスケットボール大まで所々に廃ブロックが点在しラインがとりづらい、肩慣らしの一発目というよりは、いきなり難所である。大柄で重たいテネレはここではさすがにつらい、コースどりもままならぬ状態ながらもなんとか前進、ほっとしたあたりでセロー横山がボテっと転倒振り向いたら脚が見えた(笑)。河原下りは川筋によって河原が寸断されるので、その度に上にあがり下流の河原に移る。その次の河原もソフトボール大の玉砂利の続くエリアでテネレがハンドルを取られ、やはりボテっと転倒。ごめきちに指をさされ笑われる。とほほ。                        
 
 前に渡れた流れ込みが渡れなくなっていたりルートが無くなっていたりと毎回やるたびにルートが変わる、新昭和橋の下の河原から昭和橋の下をくぐって行けたのだが間の流れ込みの渡河ルートが渡りづらくなっていたので迂回した。

 厚木市猿が島付近も相変わらず変化に富んでいる。東京近郊の河川敷オフロードのメッカだけありTMやKTMやWR400などめずらしいバイクもちらほら見られる。座架依橋の下のV字溝でごめきちが登りきれずにずるずると落ちて転倒、いつもは登れるのにと悔しがるがまわりは大爆笑。厚木市中依知付近のルートは去年の台風の被害でルートがえぐられてしまい通行が不可能のままである。下依知付近から再び走ることができる。

 金田付近をすぎると中津川と小鮎川が合流する三川合流点にでる。ここからはごめきちのたっての希望で海老名市側へ移動、ごめきちは小田急線に乗る度に鉄橋の下の海老名側の河原の長いストレートをおもいっきり走ってみたかったらしく本人の望みをかなえてあげましょうということになった。

 玉砂利の路面でフラフラするもののパリダカマシンレプレカのテネレでこのストレートを全開で走ると気持ち良いことこのうえない。頭の中にTVのパリダカダイジェストのテーマ曲が鳴り響く調子にのって走りすぎ、サンドの高速S字でおもいっきり振られてコケそうになった。再び厚木市側に戻り、SONY厚木工場のあたりから河原に降りる。東名高速の下はサンドの路面が多く、油断するとタイヤをとられる。相模大堰のあたりは下草のはえる整地されたフラットな路面と土手のキャンバーが続き、ヒルクライム・ダウンヒルの初心者練習をするのにもってこいの場所だ。その下流はグランドが並んでいるが脇のダートを静かに走れば問題なしだ。(基本的には人の居る所は静かに走りましょう)玉川の合流をまいて戸沢橋をくぐるとまたグランドが続くがここも脇を走れるので問題無し、グランドを過ぎるとまた小さなグランドがあるがその横の森の川側が走れ、森の中や流れ際の土手を抜けるとベルマーレ平塚の練習場脇を経て新幹線の下をくぐるワダチやデコボコが多少大きいが土質の走りやすい路面がしばらく続き快適で楽しい、それが過ぎると下草や枯れ草のフィールドになる。そこを行ける所まで進むと寒川取水堰のすぐ上流まで行けて終わり。グランド脇を静かに走り土手に上がって今回は終了。終わってみれば割と走りやすい楽しい路面を比較的選んで走ったので、極端にハードな場所は避けたので(テネレじゃあたりまえですが)探せばもっとハードなセクションのトライも可能です。春も過ぎると河原に人が増えるので河原下りは冬がベストです。