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ある日の事、忙しい仕事の最中携帯にメールが着信、差出人は★ちゃんである。
「走り収めカワクダはするの?11月9日が希望で〜す・★の」
こりゃ!走り収めにゃまだ早いわい!!まあでもそろそろカワクダには良い季節だよなぁフムフム・・・そんじゃやるべえ...てなわけで11月9日に決行となったのである。
今回は言いだしっぺの★のに先頭のルートリーダーをやってもらいましょう。いつも
「最後尾は自分のペースで走れない」「埃ばっかり」
と嘆いているので調度良いな(笑)ついでにレポートも半分書いてもらいましょう(私は今回楽します)。 |
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今回の参加メンバー(以降敬称略です)
ハギー・私です、最初テネレ、途中からCRM80
★の・好きに走ってよいと言うと楽する男、CRM250AR
なんきん・半年ぶりのKLXはバッテリーが逝ってました
OGW・最近はすっかりトライアラー化、TYS-125F
アミーゴヒロ・作ったネタを放置されるのが一番イヤ!!、BETA-REV3
しろ〜♪・唯一走りもバイクもエンデューロな参加者、KTM125
頭文字I・風邪引いている時くらい家で寝てなさい!! XR600
イトー・しろ〜♪にそそのかされて来てしまった、本来はダカール乗りしろ〜♪レンタルのKSR-2で参加
あきらん・某銀姐の下僕・・じゃなかった専属?メカニック、TT250レイド |
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【自らネタ作り】 |
ここ1月ほど火を入れなかったテネレ号も無事エンジン始動し、いざ出発!。
同じ日となった衆議院選挙の投票を済ませ、コンビニに寄って買い物も済ませ、エンジンを掛ける・・・
アレ??エンジン掛かりません。ていうかバッテリーがアガってます(汗)。
1月前くらいにも同じ症状になりましたが、大丈夫かと思ったらまたしても。
どうやら前回のヨルクダの転倒破壊の時にレギュレーターも逝ってしまっていたようです。コンビニがまだ家の近くだったのが救いです。
大汗かきながら家まで押して、とりあえず充電。今日1日持ってくれれば良いのですが・・・
早めに到着しているだろう思われるアミーゴヒロに連絡し、もしもの事を考えてバッテリーケーブルも持参してなんとか出発できました。
さてこの先はお待ちかね★ちゃんのレポ(その壱)です。 |
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【★のちゃんのカワクダレポート・その壱】
今回初参加のあきらんは、某銀姐女王様の専属メカニックらしい。
初めて会ったのはSSMの反省会。
「カワクダに興味がある!」と言っていたので、早めに連絡はしていたんですが、今回はNSR50のレースに参加のためカワクダには不参加との連絡が来ていました。
しかし、カワクダ前日の深夜、あきらんから酔っ払い?メールが届きました。以下、あきらんからのメール
「レースが中止になりました。せっかくの機会だから皆さんのバイクを見に行きたいので、集合場所とか時間とか教えて下さい。タイヤと装備がアレなんで、参加はチョット・・・ですが。」
朝、あきらんは高田橋に9時前に到着。俺が、9時ジャストに到着。その後、しろ〜♪&イトー、Ogw、なんきん、頭文字
I 到着。見学予定のあきらん、ラフな格好で来るのかと思ったら、オフブーツにモトパンで来ていた。
Ogwが気を利かせ
「D604じゃグリップしないからさ〜」
とエアーを抜いてあげた。リヤに続きフロントのエアーを抜いてると、最初から見ていた俺がOgwに一言「あきらんさん見学ですよ」
「え!参加じゃないの?そんな格好してるのに!」
そんなこんなをしながらも主催者を待つが、いつも30分前に来ているハギーが来ない!(今回のトラブルさん)思案の結果、きっとテネレのバッテリーが上がったんだよ!と言う結論に。
到着したアミーゴヒロの後ろからハギー到着。アミーゴヒロが停車して一言
「ハギー遅れるって」
後ろに居るじゃん!と皆に突っ込まれる。
とりあえず一幕終了 |
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はいは〜い★のちゃんご苦労様でした。なるほどあきらんは只の見学予定だったんですねぇ。
今知りました(笑)。
私は初対面ですが、そうですかぁ。某銀姐女王様の専属(?)メカさんなんですね〜。
そのあきらんのタイヤはロード寄りのD604です。
とりあえず最初のステージは過酷であろうと、★の&Ogwの判断で昭和橋に先回りです。
もう一人初参加(初対面)の方がいます。しろ〜♪のダカール友達イトーです。しろ〜♪の悪魔の誘いに騙されて来てしまったようです。
マシンはしろ〜♪からレンタルされたカワサキKSR-2ですよ皆様。
大丈夫なんでしょうか?多分死なない程度に大丈夫でしょう(笑)。
さて今回のカワクダ、前・中半のルートリーダーを★のにおまかせして、私はケツ持ち担当といつもと逆のパターンです。彼はどのようなルート設定をするのでしょうか?
楽しみですよこれは。
本日のメンバーが揃ったところで出発です。
ここから先の出来事は★のちゃんレポートがあるのですが、あまりにもいいかげんなレポで編集がむずかしい為、最後にまとめて載せておきました(笑)。
さてスムーズに出発した我々カワクダ御一行様、9人もいると最後尾から先頭を伺う事はできませんねぇ。しかたなく轍を追うわけですが、轍が走りやすいルートから、いつもの河原大石ゴロゴロセクションに降りた気配がありません。
どうやら★のは走り易いルートを選んでいるようですな。
むむむ、そいつはいけませんねぇ。
過去の参加者(特に某あに♂氏)に怨まれる事必死でしょう。
最初の川渡り手前の砂地でKSRイトーが本日一発目の五体投地(笑)。フロントが食われての見事なダイブです。でもバイクが小さいのでバイクも人も無傷なのが良いですな。
最初の川渡りは全員無難に突破しましたが、KSRイトーが砂地で2度目の転倒。ビリ2の位置なので目撃したのは私だけ、恥ずかしくないのが良いと思われます。 |
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その後の玉石ダウンヒルで3度目の転倒。これはしろ〜♪にもしっかり見られましたね。さて気持ちの良い河原を走ると次はいつもの難所「昭和橋上ジャングルパーク」です。
常に難所としての存在が光る場所ですが、さすがに皆慣れてきたのか無難に通過していきますね。
初参加のKSRイトーは各所をしろ〜♪に代走してもらってクリアです。Ogwに至っては足付き無しのクリアを連発、欧州生まれのヤマハ君TYS125Fの走破性が光ります。当然皆の注目は静岡の芸人アミーゴヒロに集まります。
そうなると何かせずにはいられないアミーゴヒロ。
が、考え過ぎの挙句、変なラインとなり最後は深い草地にドカンと跳んでいきました。さてこれは芸と言えるのでしょうか?。
ついでに頭文字IのXRに「エンジンなかなか掛からない病」が発症しています。
それでも皆無事に昭和橋下に到着。いつものヒルクライムの上ではあきらんが手を振って待っています。ここも皆無難にクリアしますが、ありましたよ皆様、いつもの「アレ」が(爆)。
我々の行く手には何でいつもアレがあるんですかね。とりあえず皆アレを踏まずにヒルクライムをクリアし、私の順番が・・・・ありゃ?テネレのセルが回りません。
やはり起きてしまいましたバッテリー上がり。残念ながら1日もちませんでしたね。でも大丈夫、ドラエモンの4次元ポケットから出しましょう
「ジャジャーンけーけー!ばってりーけーぶる!!」
気が付くと都合良く目の前に数日前バッテリーを新品に交換したなんきんのKLXがありますよ。テネレとKLXのバッテリーをつなげばバッチリテネレのセル始動です。
でもこの先いちいちバッテリーつないでエンジン掛ける訳にもいかないので残念ながらテネレは退却。皆に休憩してもらっている間にハギー基地に向かいバイクをCRM80にスイッチして復帰です。いや〜軽い軽い(笑)ビンビン走りますよ。皆と合流した所で猿ヶ島エリアに突入。 |
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ここからはあきらんも走ります。彼にとって未だ経験した事の無い道?が眼の前に展開していきます。
スタック連続ですが、何とか進む事は可能のようです。
★の選択はまたも気持ちの良い広いルート。かと思ったら次は急勾配の玉石ダウンヒル。
KSRイトーとあきらんはエスケープルートをとります。
違うルートの登りにアタックしたしろ〜♪が登りきれずスタック!!
それをカメラに収めようと走った所、振り返るとアミーゴヒロがダウンヒルで転倒していますよ(笑)。
誰かが写真を撮ってくれるまで寝たまま待ってますよこの男は。
さすが芸人、誰も撮ってくれないのはさみしいんでしょね。
猿ヶ島で楽しく遊んだ後は延々とした快走区間が続く座架依橋―3川合流点となります。
この区間で前々からちょっと気になっていたKSR-2を借りて走らせていただきました。いや〜これ面白いですよ。ゴリラやモンキーのようなポジションでビンビン走ってくれます。意外と走れるのでワタクシ感激しました。あきらん初体験の川渡りも無事通過しいつものコンビニでお昼です。
コンビニの手前でOgwのTYS125Fをちょびっと試乗させていただきました。
いや〜うちのTL125Sと比べる事自体が間違いなのですが、これは立派なトライアルマシンですよ。今度はセクションで乗ってみたいです。
コンビニにたむろする我々は泥々で汚いです(笑)。
やや?気が付くとなんきんのKLXのライトカウルがちょっとスネてますね。最初のうちに皆の知らない所でコケたそうです。その後も水道橋下等でコケまくりです。頭文字Iはキックのしすぎで疲れてますね(笑)。
おっとそういえば風邪っぴきだそうで、そんなに無理して参加しなくてもいいのに、きっと自分のいないところで楽しい事をやられていると家で静かに寝ていられないんでしょね。
昼飯食べたらいつものように「あやみ橋」を渡って海老名側へ、小田急鉄橋下の河原は気持ちの良いワイドオープンのエリアです。
KSRとCRMの原付コンビも元気良くビンビン走っていきます。海老名総合体育館から先は★のと先頭&ケツを交代し、私がルートリーダーとなります。走りやすい草地のトレールからグランド脇の道を抜け戸沢橋を過ぎると後半の名所「大藪コギエリア」に到着です。
前半の細いトレールを走り終えた所で一度停車し皆と相談タイム。
そこから新幹線鉄橋を経て寒川ダム上岸に至るルートは冬の間釣り師が歩いて出来るトレールが存在するのですが、春から初冬にかけては葦やススキが猛々しく生い茂りトレールは埋没、消滅している事が予想されます。あからさまに難攻が予想されるがいかがなものか?
そう問いかける私に対して皆はあっさり言います。
「とりあえず行ってみよう」(^_^;)
皆同意?というか、何とかなんべえという軽いノリでGOサインが出ました。
気合を入れて先頭に立って進みます。
走り始めて200メートル「道無いじゃん・・・」いやほんと無いですよ。
前回の時の記憶を頼りに進みますが、いきなり浮き足、そこは増水の時のゴミ溜りだったりして最初から難儀します。
でも何とか進めるのでエイエイと車輪を進めてはゼーゼーと肩で息して小休止(笑)。時折現れるトレールの跡を頼りに新幹線鉄橋を過ぎると、かすかではあるが釣り人の踏み跡らしきラインが見えます。
「よっしゃー」とそのラインをトレースしますが、これがまたクネクネと節操無く蛇行していますよ。おまけに下はフカフカでおまけにすぐ見えなくなります。
何度目かのS字蛇行のポイントでまた小休止。皆がS字をクリアする所を撮るべくラインの外に足を入れたとたんズボッと落ちましたよ、私。ホント難儀します(泣)。
そのS字でなんきんボテゴケ、ついでにバイクのスタンド立てたらめり込んで連続ボテ(笑)。とにかく今回のなんきんコケまくりです。 |
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まるで真夏のように汗がでますよ。今までに無いハードな藪コギです。
でも真の難儀はこの後に待っていました。
再出発してすぐ道が完全に消えました。一部増水でラインが欠落しており数十センチの段差を降りて進むと、今度は野バラの棘が待っています。
木の枝を手で避け竹薮を抜けますが、下草がリヤブレーキペダルに引っかかり、ブレーキを掛けてしまうので、その度に引っかかった草を取りながら進みます。
小休止前のルートが普通の道に感じるくらいの難易度(笑)。
先頭はシンドイの一言で全身から滝のように汗を掻き、肩で息をして進むと突然水溜り。どうやら増水の名残で残った水溜りがこの先点在しているようです。
前回のルートは増水の影響で消滅した模様。藪コギルート終点を近くにしてルートが完全に消滅しました。疲労困憊の私以外の主力メンバーが総出でルート探し。
藪深く探索に出たなんきんが釣り人歩行ラインを発見。バイクの位置との最短ルートを模索しそこを人海戦術で切り開き(爆)頭文字Iの豪快突破を機に皆無事通過(突破?)。
とりあえずか細いルートらしきものには出ましたが、これがまた適当に消えます(笑)。それでも無理やり進むと前回見た不法投棄の冷蔵庫や釣り船が現れ、このラインが間違っていない事を証明してくれます。悪戦苦闘の1時間の末、何とか藪コギルートを突破し土手上の風に吹かれたのであった。
いや〜疲れましたよココは・・・・
残念ながらKSRイトーがタイムアップで神川橋で離脱。
ここまで全員気力体力を使い果たしたので後は楽してゴールを目指します。
神川橋を渡って平塚側にルートを移しフラットで走りやすいダートを走ると目指すゴールの相模川河口に到着です。
肌寒い空模様の河口は釣り人以外に人影も無くいささか寂しげ。
そんな河口にバイクを停めた我々の背後に3台並ぶ自動販売機・・・・。
やってきました勝負の時間。
全員今日最大最後の真剣勝負です。
それ!!コーヒージャンケン!!なかなか勝負の着かない死闘の末に残ったのは...
頭文字I でした。
いや〜ごちそう様でした。
本文終わり
後は「★のちゃんのカワクダレポート・その弐」をお楽しみくださいませ。 |
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【★のちゃんカワクダレポート・その弐】 |
高田橋を出発、河原に入ろうとしたら、ゴロ石セクション入り口に車が停車していたのでエスケープルートでジャンプアップ。今回のスタートは快適だったな〜。
途中何人かが転倒したらしいが、結構速いペースで昭和橋ヒルクライムの下に到着。無事あきらんとも合流。サポートの要らない人は、とっとと上ってもらう。KSRはしろ〜♪が代走でクリアー。
今回の参加者は優秀だな〜と思っていたらハギー@テネレ号がバッテリー上がり!(B/Tケーブル持参)なんきん@KLXに助けてもらい、ヒルクライムをクリアーし家に直行。最後にアミーゴヒロがOgwに「助走無しで上って!」と課題を課せられ失敗。卑怯なバイクに乗っているので、誰も助けに行く素振りも無かった。
今回も有りましたヒルクイムの天辺にブービートラップ!。
残念ながらZAKIさんとフジマックさんのお仲間は増えませんでした。
ここで長い休憩(ハギー@B/T上がり待ち)。
ハギーCRM80で再登場。ここからあきらんの悲劇の始まり?逆方向に走り出そうとするあきらんを呼びとめ、俺がここからは車でも行けるフラットなダートがあるから大丈夫だよと言い強制参加(フラットなダートは在るが、そっちには行かないだけで嘘は言ってない)。
コンクリのダウンヒル〜プチ藪漕ぎ〜テトラセクションと車では行けないような所を走り。猿が島のゴロ石ダウンヒルでアミーゴヒロが転倒(エスーケープ組は別ルート)。
サンドのウォッシュボード〜プチガレヒルクライム&ダウンヒルが続き、座架依橋で一服。
V字谷の片方がトライアルセクションになっていてトラ車組のOgw&アミーゴヒロがチャレンジしていた。
出発してすぐにわき道〜河沿いのゴロ石セクションに行くが、後続車が一台も来ず一人待ちぼうけ。引き返したが誰も居ない!。
なぜ?新手の嫌がらせ?
仕方なく楽なコースを走り無事合流。本線組とエスケープ組に別れヒルクライム&プチ藪漕ぎ、途中放夢レスの家が道の真ん中に!。ホームレスのお宅の脇を抜けたが、後続車の誰かが文句を言われたらしい。ご在宅だったようです。
エスケープ組と合流しフラットダートを流しR246脇のヒルクライムで遊び、水道橋の焼け草コースを数週(なんきんが2回転倒)。最後の川渡りにあきらん初挑戦。ネタを作る事無く通過しコンビニでランチタイム。あゆみ橋を渡りハイスピードセクションを抜けここからハギーと先頭交代。
今回のメインディッシュ藪漕ぎ@ハギー探検隊出動。
ここからはOgwとなんきん位しか確認できてません。レスキューに向かったなんきん、無人になったKLXのスタンドがめり込みバイクが横倒しに。
小休止の時、スタンドを出して降りようとするなんきん、スタンドが地面にめり込みバイクと共に藪の中へ消えて逝った。皆さん汗だくになりながらも無事生還先頭のハギーお疲れ様でした。最後尾の俺はむちゃむちゃ楽でした。
火照った体に恵みの霧雨が降ってきてここでKSRイトーとお別れ(次回はゴールまで来てくださいね)橋を渡ってけっこう行ってからかな?霧雨で濡れた芝のダウンヒルで、あきらんプチ転倒。ゴールでコーヒージャンケン。1抜けは俺&なんきん。残った6人で一発負けした頭文字
I、コーヒーゴチでした。
大勢でのコーヒージャンケンに負けない秘訣は有りますが教えません。
以上、終わり。 |