をもとめて5000キロ!!

第1話

 〜津軽海峡波高し


9月6日(木) 時間のない旅

 午前3時、これから何日間か俺を支えてくれる道具達を愛車に積み込みその心臓に火を入れる。
アイドリングが安定してきたところでクラッチをゆっくりリリースして冷たいアスファルトにR1100Sを解き放つ。
ヘッドライトは闇を裂きエンジンは低い唸りをあげ夜の国道を駆け抜ける。

 それを時々邪魔するのが赤く輝くシグナルだ。しかし、それは景色のない闇の中でわずかな休息をくれる。2時間も走っただろうか、久喜ICより東北自動車道にのり、北を目指しスロットルを大きく開ける。

 先ほどよりエンジンの唸り声も大きくなる。それに比例するように風を切り裂く音もだんだんと暴力的になる。しかし速度を増せば増すほどに安定してくる不思議な感覚からか不安は微塵もない。少ない車の流れを常にリードし、時には遠く先の車が一瞬で目前に来るスピードも試してみるが、激しい風の声が俺の理性と恐怖心に語りかけてくる。 

 「もう そのくらいにしておきな・・・」
と途中のサービスエリアで三度ほど給油し同時に休息もする。しかし、どこでも観光の途中であろうシニアの男達が俺の愛車を取り巻き左右に大きく張り出したその心臓に興味を注ぎ、疑問をぶつけてくる。
正午をちょっと過ぎたころに一戸ICで東北自動車道に別れを告げ、今度はR4で北を目指す。しばらく周りの景色を堪能しながら走ると15年前青森県にいた頃の記憶が蘇ってくる。変わってしまった景色、変わらない風景。なんとなく懐かしい空気が気持ちいい。

 そして、今日の目的地である十和田市に到着、青春の頃の懐かしい味を求めて行き着けだった定食屋に行くが、そこにその店はなかった。しかたなくもう一軒別の店に行くが、店が見つからない。道を間違えたのかと思いその周辺を探すが、見つかったものは小さな時計屋のショウウインドウに貼られたWinkの色あせたポスターだけだった・・・ 

 俺は15年の時の流れは大きかったと実感し変わってしまった街を後にして奥入瀬そして十和田湖を目指す。途中、おいらせ道の駅で少し遅いランチタイムをとりゆっくりと休息する。出発しようと腕時計を見ると針は午前11時53分を指したまま絶命している。
どうやら電池切れのようだ。これで俺の中で燻っていた時間の概念を断ち切ることができた。

 毎日正確に時間を刻んでいた腕時計にもしばらく休日をあげよう。
この旅に正確な時間なんて必要ないから、なぜならこれは時間のない旅だから・・・

 昔と変らない奥入瀬渓流を通り十和田湖へ、そして湖畔の土産物屋できりたんぽを食し乙女の像を見ながら今夜のキャンプ地を考える。太陽の位置からして青森市まで行く余裕はないので八甲田にある酸ヶ湯野営場に決めエンジンに火を入れる。
目的地に近づくにつれ霧が濃くなり、俺も愛車も全身シットリと潤う。しかし野営場に着く頃には霧も晴れ空が見えるまでになっていた。

 野営場に着くと受け付けを済ませテントを張る。しばらくすると歯切れの良いバイクのエキゾーストが響き渡る、駐車場に行くとハーレーが一台、俺はそのライダーに声を掛けいろいろな情報をもらう。その後、酸ヶ湯温泉で一日の疲れを洗い流し、簡単な夕食で空腹を満たし、

明日からの旅に期待を膨らませ眠りについた。


9月7日(金) 津軽海峡冬景色

 あたりが明るくなって目が覚めた。テントの外はうっすらと朝靄が立ち込め空気が冷たくて気持ちがいい。顔を洗い、コーヒーを沸かしパンを腹に流し込む、出発の準備をしているとハーレー乗りが出発の挨拶にきてお互いの安全を誓い別れる。俺も準備が整い出発。朝一番に雪中行軍青森第五連隊の後藤伍長の銅像へ行き敬礼をして一路青森港を目指す。

 朝もやの中、ひっそりと再会を喜ぶ後藤伍長と俺。

 フェリーターミナルに着くと雨が降り出す。乗船手続きを済ませ愛車をフェリーに載せるとすぐに出港となった。函館までは約4時間、午後1時には着く予定だ。その間に上陸後のルートを決めるため地図とパラパラとめくるが、どうも天気が気がかりでしょうがない。窓から見る景色は鉛色の空に白波がたっている海面、「津軽海峡冬景色」まるで演歌のようだ。

 定刻通り函館に到着、雨はやむ気配がない。とりあえず五稜郭に向かうが、着く頃には雨が強くなりとても観光できる状態ではなくなってきた。
今晩のキャンプ地の八雲町営鉛川キャンプ場を目指すが函館市内で道に迷い公園の屋根付きの休息場で地図を広げていると見るからに怪しい酔っ払いがやってきて道を教えてくれる。しかし、俺はどうもその言葉が信じられなくて自分が信じる方向へ向かうが、結果は酔っ払いの言う通りであった。やはり人は見かけで判断しちゃぁいけないと改めて実感したのであった。

 R227でいったん日本海側に出てR229を海沿いに走り熊石町からR277でキャンプ場を目指したがR229を走っている途中から雨はさらに強くなり、その上カッパの脇が破けて浸水してくる始末。それにブーツカバーをしているにもかかわらず靴の中までぐっしょりと水が溜まり、からだがどんどん冷えてくる。

 予定を変更して手前にある見市温泉の宿で一泊しようとしたが、この雨で非難しているライダーですでに満員。しかたなく当初の目的地へ行く、鉛川キャンプ場にはこれまた町営の温泉宿があるのでもしかしたらそこで宿泊できるかと思ったが、やはりここも満員でダメ。あきらめてテントを張ろうと思いキャンプ場の申込をしようとしたら、これまた大雨の時は土砂崩れの危険があるから使用中止になっているとの事。日は暮れてあたりは暗く、雨はさらに勢いを増して降っている。まったくトホホな状態に突入した俺!

 しかし、この状況を打破すべく気を取り直して八雲町の街中を目指し再スタートする。R277は適度なワインディングで晴れた日に走ったら気持ちいいんだろうが、今は大雨、道は所々川のように水が流れていて油断できないがハイペースで走る。ふと気がつくとある歌をずっと歌っている、しかも同じフレーズを九官鳥のように何回もくり返して「あぁぁぁ〜〜〜 津軽海峡〜 ふ〜ゆ〜げし〜き〜〜♪」 
これ以降、雨の中や寒い時に走っていると自然とこの曲を口ずさんでいるのであった。とうとう演歌の似合う歳になったようだ。

 八雲町の街中に入ると旅館がちらほらと現れコンビニや食堂も目に入り少しほっとする。とりあえず八雲駅に行くが、ついにそこで力尽き駅前にあった
桜庭旅館の玄関をくぐったのであった。そこの主人や奥さんが全身ずぶ濡れの俺を温かく迎えてくれる。濡れた服を着替え夕飯の買い出しに近くの
コンビニへ行き、その後熱い風呂で冷え切った身体を温め、夕食を取り暖かい布団の中で眠りに落ちていった。ちょっと前の出来事が嘘のようだ。

これだから旅はおもしろい。


9月8日(土) 移動だけの一日

 汽車の音で目が覚める。ここは駅前なんだと改めて実感する。しばらくボーッとした後テレビのスイッチを入れ天気をチェックする。
どうやら今日は太陽がでないけど天気がもちそうだ。顔を洗いちゅらさんを見ながらのんびりと独りで朝食を取り、これまたのんびりと荷造りをして旅館の奥さんが乾かしてくれたカッパを受け取り出発する。今日は襟裳岬を目指して行けるところまでの予定。

 ひたすら海沿いの国道を走り、途中で洞爺湖畔を一周し(有珠山の噴火口は見忘れていた)また海沿いの国道に戻り途中のドライブインで旬の秋刀魚焼き定食を注文したが、出てきたのはどうやら冷凍物らしかったのには激しくがっかりしたのであった。

 結局この日は、室蘭、苫小牧を通過し静内町の町営キャンプ場で野営することになる。しかし、週末の為キャンプ場はファミリーキャンパーだらけで騒がしいのが残念であったが、隣接している温泉は設備が良くて一日の疲れを癒すのには絶好の場所だったのが救いだ。

バイクのライダーも大勢いたが、集まって酒盛りをすることも無く夜は更けていったのであった。

9月9日(日) 偶然の幸福

 朝は子供たちの声で目が覚める。しばらく空をボーッと見つめつつコーヒーを沸かす。今日も雲が多いのが気になる。コーヒーを飲みながらパンをかじっていると、隣なりのテントから日焼けした若い女性が顔をだし目が合った。おもわず反射的に「おはよう」と挨拶する。どうやらソロのライダーのようだ。もうちょっと話をしたかったが、お互い寝起きでボーッとしていてなんとなく話をすることなく俺は荷物をまとめ根室を目指し一日のスタートをきったのであった。気になる彼女はどうやら連泊するようだ。

昼前に襟裳岬に到着する。風が強く上空には自衛隊のF15が爆音をあげながら飛んでいる。お腹がすいたので土産物屋の食堂で「えりも定食」
 強風の中、お決まりの記念写真

 なるものを注文し、地図でこれからのルートを確認する。しばらくして定食は俺の前にやってきた。 ぱっと見てマグロの刺身の色がおかしいことに気づく。 食べてみるとやはり冷凍物だ。しかもまだ凍っているじゃないか・・・  昨日の秋刀魚といい今日の刺身といいなんだかついていない。

 襟裳岬を後にして海沿いの国道R336を走る。十勝川を過ぎたところで国道をはずれ昆布刈石海岸のダートを走る。路面は締まっていてオンロードバイクでも楽しいが、ところどころ浮き砂利があるので注意しながら進みR38に合流し海岸線の道を走るが、強風で波しぶきが常に道路を被いバイクも俺も潮でベトベトになる。始末に負えないのがヘルメットのシールドである。しぶきで前が見えない。拭いてもすぐに元に戻ってしまうありさまだ。空は今にも雨粒を落としそうな感じに重い雲を浮かべている。

 道の駅しらぬか恋問でコーヒータイムをとっていると、ハーレーが一台やってきて俺の隣りに止まった。ライダーに声をかけた。
彼は毎年来ていると言うのでアドバイスやお勧め情報をもらい出発する。次は厚岸まで行って名物のカキを食べるつもりでいた。しかしである 釧路を過ぎたあたりから雨粒がポツリポツリと落ち始めてきたのであった。おまけに釧路から厚岸までの距離が結構あってなかなか着かない。やっと着いた時には日は沈むまぎわで服は濡れていてとてもカキを食したり、テントを張る気分ではないので、もう少し足を伸ばし霧多布岬キャンプ場のバンガローを目指すことにする。途中、だんだん濃くなる霧で進行方向に不安を感じたため地元の女性に道を聞き、受付時間ぎりぎりにキャンプ場到着、バンガローも借りることができひとまず安心する。

 荷物をバンガローに運んでいると隣りのバンガローの2人組が夕食に誘ってくれる。話を聞くと親戚がこの近辺にいて秋刀魚や野菜等を食べきれないほどくれたそうだ。それでは温泉の後に伺うと約束してその場を後にする。温泉はバイクで5分くらいの場所にあるのでお風呂セットを持ちバイクに跨った時、今度はすぐ横に停めてあったBMW K1200LTのオーナーがやってきて「お風呂から戻ったらこっちにおいでよ」とバーベキューハウスの方を指差す。俺が「???」って顔をしていたら「めしだよ。あと1時間ぐらいで準備できるから」とのこと。俺は「はい、わかりました」と返事をしてとりあえず温泉へ行ったのであった。

 温泉でひとしきり汗を流した後、濃い霧の中をキャンプ場へ戻るが入口を見落として行き過ぎてしまいUターンする。しかし、またしても行き過ぎてしまいUターン・・・ 夜の濃い霧なんて嫌いだ!
 駐車場にバイクを停めバンガローに向かっていると先ほどの2人がこっちでやってますからとバーベキューハウスから出てきた。結局、彼等も誘われたらしい。急いでバンガローに戻りコッヘルと箸、ビールとアーリータイムスをもって合流する。バーベキューハウスの中にはライダーやチャリダー達が約20人ぐらい集まって宴会を始めていた。炭火の上ではチャンチャン焼きや秋刀魚が香ばしい煙をあげている。俺は空いている席に陣取りアーリータイムを差し出し「好きな人はやってください。」と言うと「おぉ〜〜」っと歓声があがる。そして、なぜか牛乳で乾杯をして宴の中に溺れていったのである。宴会が佳境に入った頃、年配の方(後で地元の漁師さんと判明)が「おっ〜 これもあったんだわ」と言って、花咲蟹や秋刀魚の刺身をだしてくれる。それを見た一同からまたもや歓声があがる。結局この晩だけで俺は一年分の秋刀魚を食べた。新鮮な秋刀魚は美味い!常連らしい人にこの宴会のことを聞いてみると、毎年9月に地元漁港の港祭りの日、夜になると漁師さんが祭りの2次会ということで、この霧多布キャンプ場に泊まっている人をこうして無料でもてなしてくれているそうだ。そうとは知らずにふら〜っとやってきた俺はどうやら幸運だったらしい。これで昼間の苦労が報われた気がした。

やがて、満腹になると自然と宴も消滅し各自シュラフに入って今日一日の事を思い返しつつ深い眠りに沈むのであった。


9月10日(月) 天国と地獄

 波の音で目が覚める。外は相変わらず霧が濃い。チャリダー達はすでに出発したり準備を整えて間もなく出発という状態。ライダー達は大半がまだ夢の中だ。いつものようにコーヒーを沸かしつつ今日のルートを決める。昨日まで目指していた根室はキャンセルして海沿いに知床を目指す事にする。

 目的はカムイワッカの滝と言う温泉が滝になっており滝壷が湯船になっている無料混浴の露天風呂だ。目標が決まれば出発の準備も早い。
R243からR244に、そしてR335へバイクを進めるとまたしても雨が降り出すが羅臼に着く頃にはやんでいた。知床峠を通り自然センターの手前を右折し道道93号に入る。途中から路面はダートになるが締まった路面で走りやすい。しかし調子に乗ってはいけなかったのである。
俺は砂利がはけて締まった路面をそこそこのペースで流していたが、何てことない緩い右コーナーに進入したとたん一面玉砂利が・・・ フロントタイヤが滑り姿勢を立て直すがバイクはアウト側へ一直線、そっちは急な勾配の斜面、落ちたら人力では上げられそうにないと直感し止めようとするが止まらない。しかたなくバイクを倒して強制的に止める。それでも道から飛び出し30cm位斜面に落ちている。右シリンダーは半分が地中に埋まっているがエンジンは止まっていない。
 
とりあえずエンジンを止めバイクを起こすが左側が斜面のためサイドスタンドは使えないし、なにより自分が左側にまわれない。そのままのポーズでしばらく硬直していると通りかかった車が止まって運転手が降りてきてくれた。2人で押すがバイクはびくともしない。自走で登れないかとエンジンを掛けチャレンジしてみるがリアタイアは湿った土の上をむなしく空転するだけであった。そうこうしているうちに通りかかった車が次々と止まってくれて7〜8名の人がバイクを押してくれている。それでもびくともしない。
そのとき誰かが「これだけ男がいるから持ち上げよう」と一言、次の瞬間「せーのっ!」と掛け声 するとあんなに重かったバイクがあっというまに道路上に戻ったのであった。俺は手伝ってくれた人たちに心から感謝し大きな声でお礼を言ってまわったのである。みんなが走り去った後、全身の力が抜けしばらく動けなかったのは言うまでもない。

 落ち着きを取り戻すと今度は慎重にバイクを走らせ目的地のカムイワッカの滝に到着する。温泉には道路から約15分ほど岩のぼりをしないと行けないが思ったより人が多い、特に若いカップルだらけである。おまけにみんな水着を着ている。もしかして水着ないとダメなの?という疑問が脳裏をよぎる。とりあえず近くにいたオフ車のライダーに「ここって水着なきゃダメなの?」と聞いてみる。答えは「勇気があれば水着は要らない」。
ウ〜ン そう言う事ね!と納得しタオルをもって岩登りを開始した俺 そして頂上にあるメインの滝壷に到着しその光景を見たとたん俺の勇気はへなへな〜としぼんでしまった。そこはまるでどこかのリゾートのクアハウス状態、水着姿のカップルだらけである。 
バイクを倒してまでやってきたのだからなんとしても温泉に浸かりたいと思う俺、しかたないので手と足を温泉にばしゃばしゃと浸けるがますます欲求は増すばかり。よく考えると別にメインの滝壷じゃなくてもいいことに気づき少し下にある小さめの滝壷に入る事にする。人通りが途切れるのを待って一気にパンツまで脱ぎドボンッ!と肩まで浸かる。 気が着くといつのまにか青空がひろがっていた。北海道に上陸後初の青空だ! う〜ん 気持ちがいい。
 身体がふやけるぐらい温泉を満喫したあとバイクに戻りこれからの行き先を決める。

 とりあえず網走方面に向かってスタートする。途中オシンコシンの滝を見物しもう一度地図を眺める。まだ日が高いので予定を変更して屈斜路湖の和琴半島を目指す事にする。途中今晩の夕食の材料と明日の朝食のパンを買い夕方に和琴半島湖畔キャンプ場に到着。受付をすませテントを張っていると急に雨が降り出しやがて風も強くなってきた。湖の水面も強風で高波がおき、まるで海のようだ。テント設営が終わるとその中でしばらく様子を伺うが、風が強くテントのフレームが折れそうだ。雨も徐々に強くなってくる。そこへ俺の近くにテントを張っているライダーが管理人のメッセージを伝えにきた。「バンガローを1つ空けておくからやばくなったら避難してくれ」。 これで最悪の状況になっても大丈夫と少し安心し、夕食の準備を始めると今度は管理人が直接やってきて今夜は危険だから今すぐバンガローに避難しろと強制避難勧告を発動する。しかたなく荷物をまとめバンガローへ移動すると、すでに1人の青年(大阪のT君)が避難していた。話を聞くとディスカウントストアーで4000円で購入したテントは最初の一撃で水没しフライシート代わりにしていた青いビニールシートも強風で飛ばされ避難勧告が出る前に自主的に避難したらしい。しばらくするともう1人がしぶしぶ避難してきた。どうやら彼(東京のK氏)はこの嵐をテントの中で楽しんでいたようだ。

 腹が空き夕食を取ろうと思うがほかの2人は夕食の準備をしようとしない。T君は突然の嵐で買出しに行けず、K氏はテントが飛ばされないようおもり代わりにシュラフ以外の荷物はすべてテントの中だそうだ。しかたないので俺の手持ちの食料を放出し3人で飢えをしのぎ、一瞬雨が上がった隙に徒歩3分で行ける混浴露天風呂の和琴温泉に入りその後やることがないのでとりあえず寝る。

こうして初対面3人のちょっと変わった避難生活が始まったのであった。