初冬の気田川焚火宴会

                                        2002年11月30日〜12月1日


毎度の事だけど焚火宴会は開催が不定期で且つ突発的です。今回も思いつきで掲示版に
「焚火宴会をやるのだ!!場所は静岡県を流れる気田川の河原である!!」と私的趣味に基づき独断的に開催を発表したのですが、ある種の人種達には「焚火宴会」の四文字は魔力と言うべきなのか...
参加表明者が続々...(笑)

11月30日(土)【波乱は朝から】
キッチリと整備をしておいた我がテネレ号に宴会道具...
もとい正しいキャンプ道具を積み込み冬の寒さが染み渡る早朝、テネレ号はセル一発で軽やかに始動。ヘルメットを被りいざ出発!とアクセルをひねったところにテネレ号のエンジンが止まった...
まぁ寒いからまだエンジンが温まってないからね〜と一人呟くきながら
再びセルをキュルルルルル…
あれ?エンジンが掛からないぞ・・? ? ? 慌てるワタクシ。
電気系燃料系、できる限りの場所をチェックするが特に異常は見つかりません(大汗)
テネレ号と格闘すること1時間半、何とか始動、出発することが出来ました。
ああ良かった!言い出しっぺが車参加にならなくて(爆)

【働き者と呼んでください】
さっきまでのトラブルが嘘のように絶好調なテネレ号で厚木ICから東名高速を一路袋井ICへ...
高速を降りてから森町にあるスーパーで昼飯と今宵の宴会の肴を購入。
予定地である春野町を流れる気田川の支流に向かう。
初冬の晴れ間が気持ちよく、山の中のワインディングは楽しく快調そのもの。
峠を越え春野町に入り宴会予定地の河原に到着したのはお昼。

今回の焚火宴会は現地集合。場所は適当なランドマークが有り道路から判り易い場所という事で選定。

流るる川の水は澄み、広く清々とした河原にはほとんどゴミが無く、木々はまだ紅葉を残しています。大木の枝ぶりがうまくタープ代わりになっている最高の場所に先着者の特権でテントを設営。国道から見える場所にテネレ号を目印代わりに置く。

とりあえずカキフライを摘まみながらビールをグビリ、来る焚火宴会に思いをはせ、みんなの到着を待つ一人の時間もなかなかいいもの。

お昼を食べたらせっせと薪集め。毎年適度に増水する気田川は流木が豊富で薪に困る事が無いという焚火大好き人間にはパラダイスのような場所。1時間半の労働でかなりの流木が集まりました。
みんなの楽しい笑顔を見たいため、早めに到着して薪拾い....
なんて献身的な行動なのでしょう!

【焚火好きな方々】
まず最初にイソップがZRX1100レプレプ号の集合管の音を気田川の山あいに心地よく響かせながら到着。いささか苦労しつつ河原にバイクを降ろす。テントを張り終えて二人でさらに薪集めをしていると次はBMW-R1100Sを駆るなんきんが到着。
やはりバイクを河原に降ろすがそこはカワクダレギュラー、そつなく走ってテントサイトに到着。
続いて660テネレの座敷トドさんがお出まし。トドさんは浜松在住なので、ここまで軽〜く1時間程の距離。願っても無い宴会場所の設定に即決参加でした(笑)。
そしてアフリカツインのはな女将とゼファ−1100ジュリア号のよるしこ哀愁もほぼ同時に到着。
はなさんの最初の一言は
「そこの橋、1時間前に通り過ぎちゃったの〜川根まで行っちゃった」
まぁ誰か一人くらい道に迷うと思ってましたが、はなさん、そりゃ行き過ぎだって(笑)

しばらくすると660テネレのガムテーパーさんも到着。
注)最近はトドさんと二人で「単テネ東海がむてーぱーず」を
  結成してます。あ、こんな話はどうでもいいですね


さてすっかり早くなった夕暮れ時、もうすぐ日没と思われる頃にDR800Sの横浜の赤い鳥さんが到着。皆テントを張り終えボツボツと集まり、もう本日何回目か忘れた乾杯をします。  


横浜の赤い鳥

  午後4時20分

今回の焚火点火時刻は午後4時20分です。
既に焚火宴会場ではお清めを行い、焚火の神様にもあいさつをすませ、準備は万端です。
焚火隊長に指名されたイソップは点火時刻を待ちきれず、よるしこ哀愁に「今、何時?」としつこく聞きます。でも、夕暮れ時の山々を眺めながら、しばらくボンヤリとするこの時間も中々良いものですよね。

【流木焚火の宴】
「ちゃんと一発で火熾してくれよ〜」という周りの声にプレッシャーを受ける焚火隊長イソップの緊張(笑)
をよそに流木はあっさりとその体に炎をまとい始めました。

早く火を安定させ置き火を作るため最初はある程度盛大に燃やします。
そうしていると道路の方から聞きなれたシングルの音、660テネレの丸玉さんが到着です。
すっかり暗くなった中にポツリと焚火の炎を発見できたとの事、暗くなったら炎が最高のランドマークのようですね。

焚火もすっかり本火になり火の周りを酒と肴が回りだします。酒も揃いに揃ってます。ビールに焼酎・純米酒に大吟醸それとバーボン。極めつけは南国マニアの異名をとる赤い鳥さん持参のアルコール度60度の泡盛「まいはま」ストレートで舐めると火を噴きそうです。


肴もみんなおいしそうなものを用意してきています。
私はいつものホイル焼き、豚肉と椎茸を包みバターを投入、仕上げにガーリックチーズ。中々の美味でした。なんきん持参の鳥肉も同様にして食べたらまた美味です。カラスガレイも同様にホイル焼きにします。こっちはガーリックチーズは入れずに醤油のみ、日本酒に合います。
やっぱりホイル焼きは焚火で作る方が間違いなくおいしいです。
ジャガイモ(当然男爵です)もホックリと出来上がり、みんなの周りをぐるぐる回ります。
そこに塩振ってバターを乗っけると嗚呼....絶品です(笑)。

ホイル焼きだけではなくフライパンで作った「ニラ玉焼き中華風あんかけ」は以外と好評でした。
あんかけに生姜を削って入れると寒い時にまたこれが良いんですよ。イソップは鴨のつみれ鍋、うーむこれもなかなか。なんきん配布の棒付きビックフランクを各々が好きに焼いています。ホイルに包んで焚火であぶるとうまいですね〜。他にも各々が個人鍋を作っていますね。やはり冬場は汁物でしょう。
赤い鳥さんのカマンベールチーズのストレート焼きもいけました。フランスパンが欲しいところでした。

他にも色々回っていたのですが、酔っ払って忘れちゃいました(笑)ゴメンなさい。

【それでも夜は更けていく】
宴もすっかりたけなわの頃、この宴の最後の参加者神戸から参加のつるべえさんがアフリカツインに乗って登場。みんなすっかり出来上がっているのでそりゃあ盛大なお出迎えになりました。
しかーし、さすが、つるべえさん。土産も無しでここに来るような人間ではありませんでした。
土産はなんと切りたてホヤホヤの赤キップ(爆)。
何でも名神の彦根あたりでバッチリ切られたんだそうです。
しばし、つるべえさんの不幸な話題で盛り上がりました。嗚呼合掌・・

そんなつるべえさんに充分楽しんでいってもらおうと思ったのですが、赤紙受領の疲れが出たのか、すぐにオヤスミになってしまいました。

日曜日に諸用が出来てしまった座敷トドさんは悲しくも帰宅。ここまで当然ノン・アルコールでした。 

 43`オーバーの男

哀しく走り去るトドさんの後ろ姿を合掌して見送り、さらに宴は続きます。
廻る肴に腹も満たされ、ほどよく置きになった炎を眺めながらバーボンを飲むこの時間は至福の時でしょう。いつも宴会最初にテンションの上がるよるしこ哀愁はいつものように後半テンションが下がり寝そべりながらまったりとしています。

 後半戦のよるしこ

 今日も飲んでます 「よるしこさんに会うの楽しみにしてたのよ〜」
はなさんがよるしこが席を外した時にポツリといいます。「会って、どうでした?」となんきん。
静かに首を横に振るはなさん...
宴会は続きます。

イソップと付き合いの長いなんきん・よるしこが
「イソップひさしぶりに火吹きやれよぉ」と悪魔のような事を言います。むかーし、調子にのったイソップが焚火宴会でガソリンを口から吹いて火吹きをやったのですが、失敗して顔が燃えた事があるなんて私には言えません。
重い腰を上げたイソップは赤い鳥さんの必殺60度泡盛をラッパで口に含んでプゥー!!
結果は今イチ不発でした(笑)やっぱりハイオクじゃなきゃだめですね。

その60度泡盛が効いたのかイソップはその後早々に逝ってしまわれました。

さてここで加速度的にテンションが上がって行く方が約1名、ガムテーパーさんです。終盤に来て酒が進む進む。私は昼から飲んでいたため(笑)日付も変わるあたりでテントに潜りこみ、
暖かダウンシュラフの人になりましたがその後もヒートしていたそうです←想像の域。

12月1日(日)【ゴジラの悲鳴と共に朝は来た】
ダウンシュラフの暖かさに抱かれて気持ち良く眠っていた朝5時28分。夢心地の私の耳に怪獣の断末魔のような響きが聞こえてきました。どうやら夢の中ではなく私のテントの外、頭の方向から聞こえてきました。
「ヴグァ〜〜!!!ゴホゴホゴホ!!!」
断末魔の声は1分程続き、ほんの少しの静寂の後再び始まります。

それでも朝は来る...

段々意識のハッキリしてきた私は少しずつ状況が

把握できてきました。
私の頭の方向にはテントが2張り、イソップとガムテーパーさん。

時おり意識的な行動をガサゴソする音も聞こえてくるので私は安心し、それを「ゴジラの悲鳴」と個人的に命名し、再びすこやかな眠りに付きました。このテントの中での2度寝ほど気持ちがいいものはないでしょう。
日も昇り外で何人かの声が聞こえ始めたの7時頃に爽やかな目覚め。
すでに赤い鳥さんが起床。パッキングを始めています。イソップもテントから首だけ出して濁った頭をすっきりさせている様子。そうイソップは起きています。
が、相変わらず時おり聞こえてくる
ヴグァ〜〜!!!ゴホゴホゴホ!!!」とゴジラの悲鳴。
そうですガムテーパーさんが「超スーパー二日酔い」に陥っていたんですね、嗚呼...朝から合掌です。

【やはりタダでは出発できない】

空は残念ながら小雨模様ですが、我々は大きな木の枝の下にテントを張ったので、居心地は悪くありません。色々な意味で今回のキャンプ地はベストと言えたでしょう。ゴジラ1名を除き皆起きてきました。

「ヴグァ〜〜!!!ゴホゴホゴホ!!!」
相変わらずゴジラの悲鳴が続いていますが、特に心配はなさそうなので(笑)
皆コーヒーを飲んだり朝ご飯を食べたりと好きにしています。
宴会の翌朝の「まったり感」も悪くありませんね。特に急ぐ理由も無いのでノンビリと片付けをしていると一本のメールが....
今回直前に仕事が入り不参加となったヒロさんからです。

「せっかくだから帰路の時にでも待ち合わせをしましょう」との事。
それならと東名高速の富士川SAで待ち合わせをする事になりました。
皆にその旨を伝え関東組で興味のある方は富士川SAで合流とし、
「ヴグァ〜〜!!!ゴホゴホゴホ!!!」のガムテーパーさんを一人残し出発です。
(ガムテーパーさんは自宅まで1時間程なので安心して放置)

皆が土手から上がるのを見ながら遊んでいると、あれれ?フロントタイヤの動きがおかしい。
またしても「パ・ン・ク」です。
ガビーン!!何故・・何故・・何故私はこうもパンクばかりするのでしょう(泣)

しかしそこは「パンクのハギー」の異名を取る私。パンクした事を告げて、みんなにはヒロさんと待ち合わせの為に先に出発してもらい、私は一人、橋の下でパンク修理。
怒涛のスピードで修理を済ませるとポツンと寂しく立っている
ガムテーパーさんのテントに一礼。ダッシュで東名高速富士川SAに向かいました。


【富士川SAプチミー】

ひたすらダッシュで走りヒロさんとの待ち合わせの時間より若干遅れる程度で何とか富士川SAに到着。
我々より一足先に出発していたよるしこ哀愁と丸玉さん。
そしてアフリカツインに乗るヒロさんが待っていました。ヒロさんとはこれが初対面です。

この冬に北海道ツーリングに行くために色々と調べていて私のサイトを発見した方です。
途中のSAで休憩を取っていたらしい他の面子も合流し、ちょっとしたプチミーティングになりました。
富士川SAはいつの間にかすっかり改装されて何やら総合保養施設のよう。
お昼を買って食べながらヒロさんと色々な話をしました。
ヒロさんの冬北海道ツーリングの感想が今から楽しみですね。結局一時間半程話をしてここでお開きとなり皆三々五々帰路に付きました。来年の焚火宴会がまた楽しみです。

その後のガムテーパーさんはどうなったのかはだれも知るよしはないのであった...

注)一部フィクションです。