蓼科雪中キャンプ宴会2008!!


2007年2月23・24日

奇人変人大集合

昨年再開したハギーズ冬の名物企画「雪中キャンプ宴会」の成功に気を良くした我々は2007年末あたりから綿密にスケジュールの調整を始めて参加者の絞込みと新たな装備等の調達を進め、赤穂浪士の吉良邸討ち入りのごとく水面下で準備は進み、各自職場や家庭で粉骨砕身根回しやご機嫌取りに死力を尽くしたのだ。この社会的に何の役にも立たない情熱を持って参加したメンバーは

(以下敬称略にて毎度失礼します)

    ・ご存知脅威の耐寒肉体を持つ雪男 ストマジ110

アミーゴヒロ・血液型相性を心から信じる静岡の妄想王子 XR100

しろ〜♪・身重の嫁も大事だが遊びも大事な若年寄 原付4輪ATV

テコ・初めてのキャンプが去年の雪中宴会という奇特な男 スバルサンバー

フリッツ・インフルエンザで欠場の過去にリベンジだ TW200

まーくん・アミーゴヒロの同級生にして御馬鹿遊びの友  CRM80

ハギー・はいはいどうもまだ腰痛が完治してません  CRM80

の以上7人の奇人変人な顔ぶれ。なおくれぐれも言うがこの宴会、参加者に身の安全と命の保証はないのである。

社用のサンバーにCRM80を積んで出撃

今回は皆トランポに積んでの参加です

今年は雪が多いぜ♪

今回は参加者全員が4輪トランポでの参加である。
集合場所である山梨の「道の駅白州」全員集合し、併設のスーパーで食料の買い込みをして一路蓼科方面にコンボイを組んで進む我々。麓の好天も蓼科エリアに入る頃には天候が激変。まぁそもそも数日前から天気予報で「土日は大荒れ」と脅されてきたので、これも想定内である。
別荘地エリアをすぎるあたりから国道
299は雪道となり、国道冬季閉鎖ゲート脇にある八ヶ岳国際自然学校(旧メルヘン広場)に着く頃には余人立ち入る余裕の無い冬山の様相を呈してきたのである。おほほ♪
八ヶ岳国際自然学校で去年同様管理人様にちょっと呆れられながらも受付を済ませるとまずはそれぞれ車の荷台からマシン
()を降ろして臨戦態勢へ。

かくしてアホが7人降臨したのである

テンション上がりまくりでスタート

下りは走れるけど止まれないのだ()

蓼山亭の蕎麦は美味しゅうございました

全員準備完了、さぁ出発だ!! 
本日の行程はまず別荘地付近まで降りて昼飯を食べてその後奥蓼科温泉郷方面に進むというスケジュールを組んでみた。
走り出すと路面は元々の圧雪路面に更に新雪が積もり期待通りの見事な雪道パラダイス。更にテコが軽トラでバックアップの保険付き
(?)なので皆最初からイケイケテンションクライマックス状態()
カメラを向けるとその顔は皆笑顔なのだ。

いつもはヘビー級のテネレで参加していたオイラも今回はCRM80号。
いやはや軽くて扱いやすくていつもは苦労する雪道も笑いが出るくらい楽しいぜい。楽しすぎてちょっと加減が効かず傾斜の急な右カーブで減速が甘くブレーキかけすぎで情けない転倒
()次の瞬間転がる背中に殺気を感じると直後を走っていたしろ〜♪のATVあつし号がおよよ〜んと避けて行ったのだ。恥ずかしながら本日のコケ1号になってしまったオイラ()でも私だけでは無い、ネタの芸人アミーゴヒロやATVのしろ〜♪まで180度ターンとネタの出血大サービス祭。皆はしゃぎすぎである。

蓼科の別荘地域まで降りると開いている蕎麦屋を発見。皆でドカドカと入店し降りの激しくなってくる雪を見ながら美味しい蕎麦を食べる。腹も満ちて再び出発すると下りでは路面の出ていた場所もすでに雪が積もりアホな我々はまたしてもテンションが上がる。
今回本格的な雪道ツーリング初参戦のフリッツは
TW200改のコントロールに苦労している様子だ。

国道から外れていよいよ奥蓼科温泉郷方面へと進むと路面は更にグリップ感を減らし更にアップダウンもきつくなってきた。オイラのCRM80はタイヤ交換無しのノーマルトレールタイヤ。きつい登りではさすがにグリップが悪く足で蹴りながら登るハメになった。フリッツのTW改は登れずスタック&押しの連続、途中何度も休憩を入れつつ進むと温泉保科館の手前で長くきつい下り坂に遭遇、これはさすがに帰りの登りがキツそう(特にTW)なのでここで撤退。まぁ良いのだよ、ここを無理に進まなくても今回は雪道満載なのだから。

原付ATVあつし号は最高に楽しいオモチャだ

ヒロ&まーくんの同級生コンビ

ストマジ★のSPLは走る走る♪

TWCRM80は面白さが違うのだ

途中の枝道で休憩がてらしろ〜♪のATV大試乗会。これは面白い!!面白すぎる。いかん欲しくなってしまった()
休憩ついでにTW改とCRM80のタイヤ空気圧をバンバン抜いてみるとCRM80はまずまずグリップするようになってきた。国道に戻ってキャンプ地までの道は当然登りとなりCRM80は良いもののTW改がやはり苦戦中。そこでTW改への興味も有りオイラとフリッツでマシンを交換。そして乗ったTW改、これがまた面白いのだ。軽量原付のCRM80とはまったく違うトルク感とグリップ感が走行フィーリングに投影されて両車の個性が出て超面白い()もう笑いが止まらない。
この日のためにストマジに無理やりブロックタイヤを履かせてきた★のは余裕の走りで登って行く。驚くべきはまーくんである。彼は普段バイクには乗ってない。今回同級生のアミーゴヒロが面白そうな事をするので楽しそうだからと付いてきたのだ。バイクは当然アミーゴヒロからのレンタルなのだか、さしたる失敗も無くスイスイ走ってるのだからスゴイとしか言いようがない。
アミーゴヒロ曰く「アイツはいつもそうなんだ、昔から何でも普通にやっちゃうんだよ」この2人、正にちりとてちんの
A子ちゃんとB子ちゃんである(注・意味がわからない人はNHKの朝ドラを見よう!!)

【雪中宴会吹雪付き】
さてそんな楽しい雪中ランもベースキャンプ到着で終了。
余韻でハイテンションな我々はマシンを取替え引換えしてベースキャンプの周りを走って遊ぶ。天候は吹雪いたり止んだり、時々晴れたりとめまぐるしく変化する予報通りの荒れ模様である。これまた予報通りの寒気到来で気温の方もガンガン下がって行くのだ。
雪山での行動は早め早めが基本であるので
3時半くらいにはテント設営準備に入る蓼科白銀輪天幕宴会部隊。

まずは総出で整地
(整雪?)作業に取り掛かる、それぞれの就寝用テント3張と宴会用の大テント1張を設営。
事前に整地作業用のスノースコップやテントの荒天対策装備の持参を指示したのだが皆相変わらずテキトーいいかげんなのだ
()
しろ〜♪のスコップはマシだがアミーゴヒロに至ってはス○べ椅子かと間違えそうな金色の金属スコップだったりする。他は持参無しだ。
荒天対策も皆テキトーなのだかまぁ死なない程度に何とかなるだろう。そしていつも防寒防風に問題大有りだった宴会スペースは数ヶ月前
?から案を練った結果、知人から譲ってもらった15年もののボロボロ大テント(モンベルが昔出していたムーンライトの10)の床を切り抜きシェルターテントに仕立ててきたのだ。

整地作業は人海戦術で勝負だ

今年の宴会スペースは過去最良と思われる

オラオラ行くぜ行くぜ♪

でもすぐ落ちてしまうのだ

とりあえず凍死の心配はないか

テント内での焼肉は窒息の危険性あり

無事テントを張り終え夜の準備を済ませると(いやそのだいぶ前から)
さぁさぁ
!!ぷしゅっといきましょう!! どんなに寒くても吹雪いていても最初の一杯はやはりビールである。
キンキンすぎるくらいに冷えたビールがまたウマイ
!!。外でテキトーに飲みながら温度計をチェックしていると午後5時の段階でもうマイナス12度くらいである。さすがに冷えてきたので場を宴会テント内に移動して本格的に宴会開始。

しろ〜♪とテコが用意した肴はなんとホルモン焼きである。
これには皆驚きと歓喜の渦。おおウマイ♪美味いぞ♪でもさすがにテント内では煙い
()煙いけど美味い。
ハギーズ宴会は食事は各自準備が基本である。

それぞれマイペースで好きな物を食べて呑むのだ。皆好き勝手に飲み食いしつつ宴はドンドンヒート。
しかしそんな中、完全装備で極地探検隊のようなまーくんが凍死の前兆かマッタリし始めた。
おお!遂に凍死者が出るかと皆期待したが、単に前の晩飲みすぎ寝不足なだけである。そのまま放置して雪の中に埋めてしまおうかと論議するもアミーゴヒロがテントに押し込み無事御就寝となった。

時間は午後
9時を回り温度計はマイナス18度を指している。極寒キャンプ初体験のフリッツは「えらい所に来てしまった」と一言()
後悔先に立たずなのだ。その横で「ちょっと暑いな」とアウターを脱ぐ★の、雪男の本領発揮である。

すっかり違和感無く参加しているテコだが、人生初めてのキャンプは去年の蓼科宴会という奇特な男である。それもこれも全ては横にいるしろ〜♪の企みなのだ。アミーゴヒロに至っては今回福沢諭吉を浪費して装備を揃えてきたのだ。
長年彼の代名詞だったうるさいガソリンストーブ
(MSRドラゴンフライ)(MSRウイスパーライト)に新調されているしコッフェル類や衣類も新品である。

多額の投資やリスクを差し置いても魅惑の恍惚に酔いしれるのがこの宴会であるのだ。馬鹿は重々承知の大人の遊びなのである。と偉そうに主張してみた()

標高1800メートルの雪中宴会である

悪同級生コンビその壱・しろ〜♪とテコ

雪男な先輩と笑える後輩の図

悪同級生コンビその弐・ヒロ&まーくん

さて早くに呑み始めたので終わりも早い。
午後
9時半頃には皆まったりし始め適当に解散。就寝配分は以下の通り、ハギー・ハギテント(ICI4人用)しろ〜♪&テコ・しろ〜♪テント(コールマンのデカテント)ヒロ&まーくん(エスパースの山岳ゴアテント)★の&フリッツ(宴会用テントに就寝) 
皆朝まで生きてるんだぞ〜
!!  

オイラも適当に就寝タイム。今回新調したイスカのイカシた冬用シュラフはマイナス
18度の中でもぬくぬく♪の暖かさである。
暖かさのあまり
1枚着るのを忘れてた()ためか深夜の1時ごろ目が覚めた。小用に行きたくなるも出たくないので30分ほどモゾモゾするも観念してテントの外へ。外に出たらとにもかくにも現状確認が最優先である我々。
温度計を見ると目盛下部限界のマイナス
20度を見事に越えて推定マイナス22度くらい。おお♪大台に乗ったな♪♪ 

【朝は地吹雪と供に】
そんなこんなな夜も無事朝を迎えたらテントの中で寝袋に入ったままモソモソとコンロを出してお湯を沸かしてコーヒーを飲んで体のエンジンをかけるのがハギー流。エンジンがかかった所でアウターを着込んでテントの外へ。夜のうちに降ったであろう雪が適当に積もっているものの風のせいかテントの上はたいして積もっていなかったのでひと安心。しろ〜♪
&テコは早々に起きているので他を起こしにかかる。アミーゴヒロのテントにかけるいつも言葉は決まっている
「お〜い
!生きてるかぁ〜♪」() 
「お〜行きてるぞ〜♪」との返事。後で聞くとまーくんは最初極地探検隊風装備のまま寝袋から上半身を出して寝てたそうだ
(

山岳テントの朝は雪が似合うな

朝イチの仕事は雪に埋もれたマシンの発掘

外は相変わらず時折吹く強い風による地吹雪が不定期に吹き続けるも空は少しずつ晴れ間が見える回復傾向である。
AM6
時の気温はマイナス18度くらいだった。モゾモゾと全員起床したら各自適当に朝飯を食べながら昨晩を振り返る。
とっとと朝飯を食べ終えたオイラは風の静かな合間を狙って自前テントの撤収を済ませてノンビリ。皆朝の所作が済んだ所で撤収開始。
宴会テントの撤収はまかせてオイラはしろ〜♪テントの撤収を手伝う。
ペグを全て抜き終えたその瞬間
!!突然強い横風がエリア全体を吹きぬけしろ〜♪テントと宴会テントが地面から離れて空に舞い上がる!!!!! 寸前に双方とも皆でワシ掴みして飛翔を食い止める!!()。それでも釣られた魚のように風にのたうち回るテントを必死で押さえる我々。
油断するとこの有様が冬山なのだ。そんな撤収作業も無事終えたら地堕落気味に下山。まぁ皆車だから当然なのだが。

こんな景色が好きでたまらない

遊び終わったら皆でお風呂もまた楽し♪

下山しながら探すのは例のアレである。そうアレ・・・四角くてお金を入れると飲み物がでてくるアレである。

あ それみんなでジャンケンポン!!・・・



「テコ君ご馳走様でした
!!」

 


美味しい缶コーヒー()を頂いた後は皆で温泉でも入ろうという事になり国道20号を走って県境近くの塩沢温泉にあるハギーお薦め「信甲館」で入浴となった。

国道からちょっと外れた静かな場所にある旅館でお風呂は予想どおり貸切状態である。嬉々として露天風呂に次々と飛び込む我々。
だがぬるかった
()
※後で聞いたらボイラーの水詰まりが原因だったそうです。

露天風呂から内湯に移動してワイワイしている様は何だか高校の合宿みたいだが皆30過ぎのオヤジ集団である。
そんな青春入浴で雪中宴会を〆て解散となり皆三々五々各自のペースで帰宅となった。嗚呼やっぱり雪中宴会は楽しい・・・・

みんな!!また来年!!

【旅なのか遊びなのか?
ことさら雪中宴会に始まった事ではないのだけれど、カワクダにしろ宴会にしろマイネタは自分にとって基本的にツーリング「旅」である。
だから他の参加者がどういう形で参加しても自分はあくまで自走で行くというスタンスにこだわってきたのである。
が、去年の年末に腰痛を再発し、まだ不安定域を脱してない事が発端となり散々思案した結果今回は「自走という拘り」を外してみた。あえて私的精神論を書かせてもらったけど、今回はそれで正解だったなと思ってる。
イベント的遊びにあえて特化した今回は単純に内容を楽しめたと心から思うのだ。