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雪中ツーリング&キャンプin蓼科 |
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| 2003年2月1〜2日 | ||||
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さて今年もやってまいりました。冬と言えば雪、雪と言えば雪中ツーリング、ツーリングと言えば当然、キャンプです。行ってみましょう銀世界、行ってみましょう雪道ツーリング。 |
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【やる気だけは充分なのだ】 |
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待ち合わせ場所である神奈川県の相模湖近くのコンビニに、集合時間より少し早めに、スピードメーターの動かない整備不良TL125Sで到着。昨年の冬の北海道と同様にシートの拡大とキャリアの大型化を施してあるのでツーリングでもラクチンである。 |
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気持ち良くさらに進むと国道299に出る。 |
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【奥蓼科温泉郷へ突入】 |
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昼食も終わり、いよいよこれからが雪道の本番だ。国道を外れ一路奥蓼科温泉郷方面を目指す。 |
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さてチェーンやロープも巻きつけて再スタート。 自称:雪道ベテランのハギーと★のは何も巻かなくてもソツなく登っていきますが、急坂でOGW号がまたしてもスタック。スタックしたOGW号をレスキューしようと停めたTLヒロ号、ライダーの居ない間にツツーっと下がっていきガシャーン、寝ている愛車を呆然と見詰めるヒロ。苦笑しながらバイクを起こすとフロントフェンダーの前半分が折れている。ヒロは笑っていましたが心で泣いていた事でしょう。 OGW号は持参のロープが細くタイヤの溝に入ってしまい意味が無くなっています。 そこでハギー持参の太めのトラロープを再装着、縛り方にも一工夫したおかげで今度はOKのようです。とはいえ急な登りが続くこのルート、トラクションと車体バランスに全神経を集中させて走ります。そうこうしていくと道の終点である奥蓼科温泉郷・渋御殿湯に到着。 圧雪と溶けた水の上を走ったおかげでオーバーパンツは水がしたたっているので全員玄関でオーバーパンツを脱ぎます。 入湯料800円を払い、いざお風呂へ、廊下を歩いている時に窓の外を見たヒロが「あっカモシカ!!」と叫ぶ。 見ると立派な日本カモシカが窓の向こうでのんびりと草を食べています。少し離れて小さなカモシカもいるので親子なのでしょう、本物を見るのは初めてです。そして遠足状態の我々はお風呂になだれこんでいったので した。 |
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大きな湯船は透明で熱く、小さい湯船は白濁の冷泉です。3人は熱い方の湯に入りましたがヒロはネコ肌なのか、熱さの為なかなか湯船に入れません。しかし、ここの温泉はゆっくり浸かってみるととても良い湯です。体もすっかり温まるとやはり、全員マッタリモード。 |
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仕方なく気合を入れ直し出発、今度は下りです。いつもは怖い下りもバイクが軽いおかげであまり問題なく走る事ができ、途中で国道299への近道と思われるルートへ入り込むといきなり急な下りでしかもクネクネとカーブが続いてる。 「ひぇ〜怖いよ〜」と叫び声を上げる。後でヒロが「コケろ〜!」と叫びます。 しばらく進むと別荘地に入り、途中一般の人たちに指さして笑われながらも国道を目指し、圧雪路をウロウロ、やっと国道に出て麦草峠方面をさらに登って行く。 国道の路面は一度融けかかった雪がワダチやデコボコになって凍り、その上にまた雪が積もった神経を使う走りにくい状態だ。暴れるバイクを抑えながら走っていると突然「ボヨン」と何かが跳ねる音が後で聞こえた。 止まって振り向くと後に積んでいた5Lの予備タンクが落ちていた。 |
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【それでもやる標高1700メートル、−15℃の雪中宴会】 |
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そんな道のため思うようにペースが上がりません。 |
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良い場所を探していると先客の残した雪のテーブル跡があり、そこを利用させてもらう事にしました。 テーブル跡の横にテントを張り、テーブル跡の周りにに雪の壁を作り上にタープを張れば宴会場の出来上がり。 まずはとにかくビールで乾杯、日が落ちると気温はドンドン下がり−10℃近くになった。ビールもシャリシャリしてきた。 ハギーとOGWと★のはガソリンストーブ、ヒロはガス、しかしこの寒さでガス残量の少なめなヒロのストーブは強い火が出ない。★ののピークワンストーブも突然根詰まりをおこしてしまい、仕方なくガスにチェンジ、ボンベが新品なのでこちらは快調、私の夕飯が出来たのでガソリンストーブをヒロに貸すとすぐに湯が沸く、やっぱり厳冬期はガソリンがべストですね。 それにしてもやっぱり外で宴会をすると寒い(笑)−15℃以下で屋外宴会をするのは初めての経験である。 壁と屋根があるとはいえ隙間が広いのであまり外気と変わらない、但し、とにかくひたすらに燗酒がうまいのである。肴に「卵焼きの生姜風味あんかけ」を作ろうと思い、卵を割ったら中の卵が凍っており丸のまま落ちた。コップに少し残った日本酒もシャーベット状態だ。 8時を回って気温は―18度まで下がる。いやはや寒い寒い。ヒロが凍死の前兆なのかマッタリしてきたので9時に宴会をお開きにして各自のテントに潜りこんだ。 冬キャンプ装備を持っていないOGWは私の予備装備を一式レンタル。 私と同じテントで寝る事になった。「やっと2人きりになったね、ウッフン」なんて事には残念ながら、ならずに、コンロでテント内の空気を暖めるとすぐに就寝となった。 |
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【無事朝はやってきた?】 |
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予想では朝方は―20℃くらいになるであろうと思われたが、曇っていたおかげで−12℃程度。 OGWもシュラフのジッパーの締めが甘かったため多少寒かったが安眠できたとの事でホっとしたが、ヒロがなかなか起きてこない。 もしや凍死か?!と不安になり何度もしつこく声をかけると「生きてるよ〜」と小さな声(笑)一同ホッと一安心である。起きてきたヒロに聞くと下の整地が悪く体が滑り、おまけにシュラフカバーとインナーを持ってこず、寒さと滑りであまり寝むれなかったらしい(笑)。 私とOGWはシュラフカバーと冬用シュラフ&薄いシュラフにマット2枚重ねでぬくぬくだった。★のは「シュラフカバー忘れちゃったけどマットと冬用シュラフだけで良く寝れたよ」。ヒロとOGWは唖然としていた(笑)やっぱりこの男は雪男である。 |
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【下りも大変なのだ】 |
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皆綺麗にパッキングを済ませ出発。 |
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それにしてもTL125Sは今までのバイクに比べて格段に楽だ。 |
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【原チャリツーも悪くないのだ】 |
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それから先は時折雪の残る路面も現れるがそれも徐々に無くなり、快走ルートになった。そしてヒロのジムニーが置いてある道の駅・白州に到着、しばらく談笑した後ヒロと別れた。 山を降りるとスピードの出ないトラ車は再び道路のパイロンと化すが、乗り手は決して悪い気分では無い。 三角木馬OGW号も持参していたブルーシートを畳んでガムテープで貼り付ける簡易肉厚シートにしたおかげで尻の痛みから開放されたようだ。 大月で国道20号を直進するOGWと別れ、私と★のは都留から道志に抜けるルートを進む。道志の山々も雪景色だった。今年はやはり雪が多いようだ。県境の両国橋の売店で小休止したが結構寒い、何か八ヶ岳に戻った気分である。後はのんびりと走ってPM5時前に無事帰宅、温かい家の風呂が心地良いツーリングだった。 |
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