落葉中木で使われる木一覧
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ガマズミ スイカズラ科・ガマズミ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ2~4m
ほどになる。葉は長さ6~14cm、幅3~13c
m。幹は灰褐色。花は5~6月に枝先に直径
6~10cmの散房花序をだし白い花をつける
。9~11月に実が赤く熟す。また紅葉もする
造園:主に庭木、公園樹などに使います
名前の由来:ガマズミの漢名の音読みか
ら。別名ヨソゾメ、ヨツズミとも呼ぶ。
チ知識
:他の用途に器具材、鎌の柄、杖、
輪かんじき、果実油、染料などに使われる
。野鳥が訪れる。
ウメモドキ(梅擬)モチノキ科・モチノキ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ2~3mほ
どになる。葉は長さ3~8cm、幅1.5~3cmふ
ちに細かい鋸歯がある。幹は灰褐色。花は
6月本年枝の葉腋に淡紫色の花をつける。
9~10月に実が赤く熟す。また紅葉も美しい。
造園:主に庭木、公園樹、盆栽、花材などに
使います。名前の由来:葉が梅の葉に似て
いることから。プチ知識:野鳥が訪れる。
紅葉
雌花
雄花
トサミズキ(土佐水木)マンサク科・トサミズキ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ4mほ
どになる。葉は長さ5~11cm、幅3~8cm。
幹は灰褐色で皮目がある。花は3~4月葉が展
開する前に黄色の花をつける。また紅葉も
する。造園:主に庭木、盆栽、花材などに
使います。名前の由来:土佐(高知県)に
特産することから。プチ知識:江戸時代中
期から観賞用として栽培されている。
穂状花
托葉
ナツグミ(夏茱萸)グミ科・グミ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ
2~4mほどになる。葉は長さ3~9cm、幅
2~5cm。幹は老木では黒褐色で不規則に
剥がれる。花は4~5月葉腋に淡黄色の花を
つける。また紅葉もする。造園:主に庭
木などに使います。低木としても使われ
る。名前の由来:グミはグイミの転訛。
グイはトゲで、トゲのある木に実がなる
ことから。ナツグミは果実が夏に熟すこ
とから。プチ知識:食用にするために庭
などに植えられる。渋味の中に甘みがあ
り、また食べたくなる味。
ナツメ(棗)クロウメモドキ科・ナツメ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ10mほどに
なる。葉は長さ2~4cm、幅1~2.5cm。幹は黒
褐色~灰色で不規則に割れ目がある。花は6~7月
葉腋に黄緑色の花をつける。実は10~11月に暗
赤色に熟す。また紅葉もする。造園:主に庭木
などに使います。最近はガーデニング材料とし
て人気がある。高木としても使われる。名前の
由来
:夏芽で、初夏に入ってから芽をだすこと
から。プチ知識:他の用途に彫刻材、細工材
にも使われる。また実は甘く、生食の他干した
り砂糖漬けにする。また利尿強壮の薬効がある
ムクゲ(木槿)アオイ科・フヨウ属
木の特徴:落葉中木で自然では高さ
3~4mほどになる。葉は長さ4~10cm、
幅2.5~5cm。幹は灰白色。花は8~9月葉
腋に直径5~10cmの花をつける。園芸種
が多く花の色は沢山ある。10月実が熟す
。また紅葉もする。造園:主に庭木、公
園樹などに使います。名前の由来:中国
名の木槿(モクキン)の転訛。韓国名の
無窮花(ムグンファ)の転訛などの説が
ある。別名ハチス、キハチスとも呼ぶ。
プチ知識:韓国の国花