落葉低木で使われる木一覧
木の特徴:ドウダンでもっとも赤い花。
落葉低木で高さ2mほどになる。葉は長
さ2~5cm、幅1~2cm。花は5~6月に葉
の展開後枝先に長さ1~5cmの総状花序
が垂れ下がり、紅い花をつける。また
紅葉も美しい。造園:主に庭木などに
使います。名前の由来:ドウダンは灯台
(トウダイ)の転訛で、枝が分岐してい
る形が結び灯台の脚に似ていることから
チチブは埼玉県の秩父地方に多く分布し
ていることからである。地域によっては
ベニドウダンと呼ぶ地域もあるがベニド
ンダンはサラサドウダンの変種で異種で
ある。チチブドウダンは花が他種に比べ
一回り小さく、雌しべが出ているのが特
徴。他にもドウダンツツジ、サラサドウ
ダン、シロドウダンなど様々な種類がある。
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アベリア スイカズラ科・ツクバネウツギ属
木の特徴:半落葉低木で高さ2mほど
になる。葉は長さ2~5cm、幅1~2cm
。花は6~11月に枝先や葉腋から直径
1.5~2cmの白でやや淡い赤みを帯び
た花をつける。造園:主に庭、公園樹
、道路の分離帯などに使います。名前
の由来
:大きい花の意味から。別名の
ハナゾノツクバネウツギは花の形が羽
根突きの羽根の形に似ていることから
プチ知識:花にはわずかに芳香があ
る。また花材にも使われる。
木の特徴:落葉低木で高さ2mほどにな
る。葉は長さ3~7cm、幅1.5~3cm、粗
い鋸歯がある。花は7~8月枝先に葉腋の
やや上から集散花序をだし、淡赤紫色の
花をつける。実は約3mmの球形で紫色
に熟す。また紅葉もする。造園:主に庭
木、公園樹などに使います。名前の由
漢名は小紫式部で、ムラサキシキブに
比べ樹形や果実が小さいことから。果実
の優美さを平安時代の女流作家、紫式部
の名を借り美化したもの。別名コシキブ
、コムラサキシキブとも呼ぶ。
木の特徴:落葉低木で高さ1.5~2mほど
になる。葉は長さ2.5~4cm。花は4~5月
枝先に直径2.5~3cmの散房花序をだし
、直径1cmほどの白い花を多数つける
。6~8月に袋果の実が熟す。また紅葉も
する。造園:主に庭木、公園樹、花材な
どに使います。名前の由来:球形の花序
が小形の手まりに似ていることから。
チ知識
:中国中部から日本に渡来し、江
戸初期にはすでに小手毬と呼ばれていた
木の特徴:落葉低木で高さ30~100cmほ
どになる。葉は長さ2~5cm、ふちに鋸
歯がある。花は4~5月に朱赤色の花が咲
く。9~10月に芳香のある実が黄色に熟す
。また紅葉もする。造園:主に庭木、盆
栽、鉢植えなどに使います。名前の由来
:同種のボケは中国産のマボケの漢名、
木瓜(ボクカ、モクカ、モッカ)が訛っ
たもの。クサボケはボケに似ていて、小
形の低木なので草の名がついた。別名シ
ドミとも呼ぶ。プチ知識:果実酒、塩漬
け、焼酎漬けなどにする。野山では野兎
の餌になる。
木の特徴:落葉低木で高さ1.5mほどになる。
葉は長さ10~15cm、ふちに鋸歯がある。花は
6~7月に枝先に散房花序をだし、球状に花をつ
ける。また紅葉もする。造園:主に庭、公園
樹などに使います。性質:耐陰性、耐潮性に
やや強く、煙害、排気ガス、湿地に強い。
前の由来
:アツ(集)サイ(藍)でアヅサイ
の転訛したもの。青い花が集まって咲くなど
の説がある。プチ知識:アジサイはガクアジ
サイの花序全体が装飾花に変化したもので、
通称タマアジサイと呼ぶ。また土壌によって
花の色を変える。また西洋アジサイは17世紀
に日本のアジサイが中国からヨーロッパに入
り、品種改良され日本に逆輸入されたもので
す。
タマアジサイ
アジサイ(紫陽花)ユキノシタ科・アジサイ属
サラサドウダン
シロドウダン
ドウダンツツジ
ガクアジサイ
クサボケ(草木瓜)バラ科・ボケ属
黄色く熟した実
コデマリ(小手毬)バラ科・シモツケ属
コムラサキ(小紫)クマツヅラ科・ムラサキシキブ属
チチブドウダン(秩父灯台)ツツジ科・ドウダンツツジ属
チチブドウダン
ニシキギ(錦木)ニシキギ科・ニシキギ属
木の特徴:落葉低木で高さ2~3mほどになる
。葉は長さ2~7cm、幅1~3cm。樹皮は灰
褐色。花は5~6月に花をつける。実は
10~11月に熟す。また紅葉は紅くとても美し
い。造園:主に庭木、公園樹などに使いま
す。名前の由来:秋の紅葉が錦のように美
しいことから。
紅葉
ユキヤナギ(雪柳)バラ科・シモツケ属
木の特徴:落葉低木で高さ1~2mほどに
なる。葉は長さ2~4.5cm、幅5~12cm
。樹皮は灰褐色。花は4月に白い花をつ
ける。実は5~6月に熟す。また紅葉もす
る。造園:主に庭木、公園樹、花材など
に使います。名前の由来:葉が柳で花
が雪を思わせることから。
紅葉