抹茶金トキに騙されるタケル達(29)…抹茶金トキの罠に簡単に引っかかってしまうタケル&カンジー&ゼウスと、1人冷静なポーチ。
◆ ◆ ◆
抹茶金トキ 「お主達、バニーラのアイスクリームを食べ損ねた顔じゃのぉ。」
タケル 「え〜っ!?」
ポーチ 「…どっかで見てたんじゃないのぉ?」
抹茶金トキ 「(どきっ)…そして携帯的あなた!あなたはバニーラに恋しておる!」
ゼウス 「なんと、あたりじゃあ!」
タケル 「すっげ〜!」
ポーチ 「だからどっかで見たんだってばあ。」
抹茶金トキ 「ふふふ、わしゃあ長年占いをやっておる抹茶金トキと申す者じゃ。」
タケル 「ねぇねぇ、おいしいアイスクリームのあるところ占ってよ。」
抹茶金トキ 「え?」
カンジー 「抹茶金トキさんに、次界卵のありかを占ってもらいましょうよ!」
ゼウス 「それは名案じゃな!」
ポーチ 「…信用できないって言ったからね!」
カンジー 「抹茶金トキさん、僕達、雲の中にあると言われている次界卵を探しているんですけど…」
◆ ◆ ◆
抹茶金トキの占い屋に移動。
抹茶金トキ 「宇治茶に玄米茶・ジャスミン茶 、プーアール茶・飲茶にかとき茶、せんら茶便秘にいいちゃっちゃ、抹茶にこぶ茶にウーロン茶、緑茶にほうじ茶・玄米茶、おもちゃにやんちゃにかとちゃっぺ…お〜ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ、ちゃー!(不明な部分アリ)」
全員 「わあ!」
タケル 「びっくりしたあ。」
抹茶金トキ 「お〜感じる〜感じるぞよ〜次界卵のありか〜!ズバリ、次界卵のありかはここじゃ。」
タケル 「すっげぇ。」
カンジー 「ここに次界卵はあるんですね!で、この山はどこにあるんですか?」
抹茶金トキ 「(ばれないようにニヤッとして)これは奇跡かぁ!?何という幸運、お主らは強運の天使じゃ。」
喜びで顔を見合わせるタケルとカンジー。
抹茶金トキ 「その山は…(といって占い屋の幕を開ける)。あの山の上の雲の中に、次界卵は眠っておる。」
タケル 「ここだったのか!」
カンジー 「(目を潤ませて)次界卵は雲に隠れて誕生を待つ、カーン様の言った通りだ〜!」
ポーチ 「(呆れ顔で手首を振り)ちょっと…話がうますぎない?」
抹茶金トキ 「…この柿を、山頂にあるほこらにお供えするんじゃ。」
カンジー 「ほこら?」
抹茶金トキ 「そうじゃ。そしてくり返しこう唱えるのじゃ、『キゴーリラカ』。」
カンジー 「『キゴーリラカ』、ですね。」
抹茶金トキ 「そうすれば次界卵は、雲の中から現れる。」
◆ ◆ ◆
この後、抹茶金トキに言われるがままに山頂で呪文を唱え、封印されていた悪魔・夏鬼ゴーリラを目覚めさせてしまうタケル達だった。
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