ものの本によれば

独断と偏見によるアニメ・ビックリマン2000辞書です(未完成)。

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バカラとピンゾロイドの出逢い(45)…バカラの語る、ピンゾロイドとの出逢いの回想。

デジタロイドに気絶させられて、ある部屋に閉じこめられているバカラとダンディーラー。

バカラ 「くそう!俺様ともあろうものが、不意をつかれちまったぜ!あのロボット(=デジタロイド)さえいなけりゃ、暴満漢の思い通りになんかさせねえのに…。」

ダンディーラー 「ピンちゃんはバカラ様の最初の部下ですものね…。」

バカラ 「そうよ…あいつと初めて会ったのも、ここ、メカニカルゾーンだった…。」

◆   ◆   ◆

バカラ 「あれは俺が、悪魔軍第178師団第399連隊586大隊に配属されたばかりのころだ…。俺は、最新型ロボットの配給を受けるために、ここへやってきた…。」

◆   ◆   ◆

当時の回想シーン。

バカラ 「ん?」

ピンゾロイド型ロボット達が障害物を乗り越える訓練(?)をしている姿が目に入るバカラ。その中に、ピンゾロイドの姿が。

ピンゾロイド 「わ、ピ〜ン!わ〜!」

ピンゾロイド 「足が〜!」

ピンゾロイド 「うわ〜!」

どの訓練もまともにこなせなず、不良品の印である赤い×マークを額に押されてしまうピンゾロイド。

ピンゾロイド 「ピン…。」

地面を這いながら必死にゴールへと進んでいく。

ピンゾロイド 「負けないピン…。」

その様子を遠くから見ているバカラ。

ピンゾロイド 「へこたれないピ〜ン!」

結局、不良品であるため、ゴミ捨て場に捨てられたピンゾロイド。雨にうたれる。

ピンゾロイド 「寒いピン…明日は晴れるピン…。」

ピンゾロイドの目の前に傘(和傘)が落とされる。

ピンゾロイド 「ん?」

バカラ 「…使いな…さびるぜ…フッ(ピンゾロイドに向かって微笑むバカラ)。」

◆   ◆   ◆

バカラ 「不良品として捨てられていたあいつだったが、あの根性が気に入ってな…それ以来の腐れ縁ってヤツよ。」

ダンディーラー 「一度やられて、新しいボディに記憶データを移植したから、2号と呼んではいますけど…心は1号ですものね…。」

    
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