ものの本によれば

独断と偏見によるアニメ・ビックリマン2000辞書です(未完成)。

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バカラに加勢するタケル(45)…暴満漢のやり口が気に入らないタケルは、ピンゾロイド達を助けようとするバカラに協力。タケルとバカラの間に生まれる絆。

◆   ◆   ◆

暴満漢によって閉じこめられているバカラとダンディーラー。その部屋の壁をコアランサーで突き破るタケル。バカラ達に姿は見られていない。

バカラ&ダンディーラー 「?」

バカラ 「ありがてえ!」

ダンディーラー 「あら今の…どっかで見たような…。(一瞬見えたコアランサーが気になる。)」

バカラ 「何やってんだ、早くしろ!」

ダンディーラー 「(すぐに気を取り直して)はいはい、バカラ様。」

バカラ 「お〜っしゃあ〜〜!」

バカラとダンディーラー、部屋を脱出して、ピンゾロイド達を助けに向かう。その様子を通路の陰に隠れて見ているタケル達。

アズール 「…敵に同情とは、お優しいヤツだぜ。」

タケル 「あんな話聞かされて、ほっとけるかよ。」

カンジー 「でも、作戦としては悪くないですよ。バカラ達が騒ぎを起こしてくれれば、その隙に歯車をさがせますからね。」

タケル&ポーチ 「うん。」

アズール 「…クッ。」

◆   ◆   ◆

暴満漢の部下のデジタロイドに、ピンゾロイドとダンディーラーを人質に取られてしまい、身動きできないバカラ。

暴満漢 「余計なことはするな!さもないと2人の命はな〜い!」

バカラ 「ぬ…くぅ…。」

暴満漢 「デジタロイド!」

暴満漢の命令でバカラにロックオン、ミサイルを発射するデジタロイド。

ダンディーラー 「バカラ様!」

ピンゾロイド 「ゾロ!」

バカラに直撃しそうになるところに、何か巨大なものが飛んできて、盾になる。

カンジー&ポーチ 「あ!」

カンジー 「歯車が!」

巨大なものは、タケルが投げた歯車(ゼウス船の修理のために持って帰ろうとしていた)。バカラの方へ飛び降りるタケル。

バカラ 「少年!」

タケル 「そぉ〜りゃあ!行くぞお!」

バカラの前でコアランサーを構えるタケル。

バカラ 「何してやがる、こんなところで!?」

タケル 「勘違いすんなよ。お前らの味方をするわけじゃねえぞ。こいつらのやり口が気に入らねえだけだ!」

バカラ 「!」

暴満漢 「ぬぅ〜…デジタロイド!」

目の前で変形をするデジタロイド。

バカラ 「来やがれ!」

タケル 「はぁっ!んにゃろお!」

デジタロイドに突っ込むタケル。

バカラ 「少年!」

ダンディーラー 「バカラ様ぁ!早く、今のうちですわぁ!」

バカラ 「…くっ。」

仕方なくタケルにデジタロイドを任せ、スクラップにされる直前のゾロイド達を救出に向かうバカラ。

◆   ◆   ◆

ゾロイド達の救出も終わり、一件落着。歯車の調達も済んだので去ろうとするタケル達。

カンジー 「そろそろ行きましょう。」

タケル 「うん。じゃ、あばよ!」

ゾロイド達 「ロイド!」

歩きだすタケル達にバカラが声をかける。

バカラ 「少年!」

タケル達 「?」

バカラ 「礼は言わねえぜ。貴様と俺達は、敵同士だからな。」

タケル 「あったり前だ。俺達は悪魔軍の新兵器をぶっ壊しただけだから。」

バカラ 「…へへ。」

タケル 「…へへ。」

バカラ 「言っとくが、次界卵を見つけるのは俺達が先だ!忘れるな!」

タケル 「(あかんべえのような顔で)へぇ〜〜、そいつはこっちのせりふだ〜!」

バカラ 「次会った時は、覚えてやがれ!」

タケル 「お前のことなんか、すぐ忘れちまうよ〜だ!」

ピンゾロイド 「ゾロ!」

    
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