カンジーのスピード狂化・その2(46)…ワナワナゾーンの遊園地で、タケルに無理矢理一緒にジェットコースターに乗せられるカンジー。うずくまってあやしげなうなり声をあげ始めるカンジー、通算2度目の暴走。
コーラル 「ねえねえ、タケルちゃん!一緒に観覧車乗ろう乗ろう!」
あちこちを見て嬉しそうにしているタケル、コーラルの言葉には答える余裕がない模様。
そのタケル、ある方向を見て、目が星になる。
タケル 「あは!…わりぃ、コーラル、俺あっちがいいや。行こうぜ、カンジー!」
カンジーを無理矢理引っ張っていくタケル。
◆ ◆ ◆
ジェットコースターに乗るタケルとカンジー。
タケル 「いやっほ〜〜ぅ!いえ〜〜〜い!あははは!」
タケルがはしゃいでいるその横で、カンジー、バーにしっかりと捕まってうずくまっている。
カンジー 「おぉおおおお…。」
◆ ◆ ◆
1周し終わって、ジェットコースターから降りようとするタケル。
タケル 「いひひ、いひひ〜。あ〜、面白かった〜なあカンジー。」
カンジー、伏せていた顔を上げると、一度見覚えのある目つきの顔に。目が不気味に黄色く光る。
タケル 「げ〜っ!」
青ざめてあわてるタケル。必死になって降りようとするも、カンジーに強引に腕を引っ張られる。
カンジー 「もっかい行くぜタケル〜〜!!!」
そのまま2周目に突入するタケルとカンジー。
カンジー 「い〜〜〜!ひゃっほ〜〜〜!最高だぜ〜〜!!!」
先ほどとはうって変わって、コースターの上で立ち上がっているカンジー。
タケルを片腕でがっちりつかんで1人で盛り上がっている。その横でもがいているタケル。
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