運命のいたずら・六手の里の出会い(51)…髪を結んでいた紐が切れた瞬間、コーラルの封印が解け、コーラルは自分がタケルの聖守になるはずだったことを思い出す。彼女の口から真実が語られるシーン。
ラックゲートの力で、御神籤仙人の月へと連れてこられたタケル達。しかし、タケルはデビルに腕輪を切られてから、目を覚まさない。
タケル 「う…うう…。」
うなされているタケル。
コーラル 「タケルちゃん…コーラル、本当は、六手の里で、タケルちゃんに会うんだった…時の糸は、そう告げてたの…。」
ヘッドロココ 「時の糸が…。」
ポーチ 「それって、どういうこと?」
コーラル 「だって、コーラル、本当は、タケルちゃんの聖守として生まれたんだもん!」
一同 「聖守!?」
◆ ◆ ◆
コーラル 「コーラル、全部思いだしたよ。W仏KINGが戦使のタケルちゃんに目をつけて、細工をしたの。だから、タケルちゃんが最初に会ったのはポーチ…コーラルじゃなくなっちゃった…。」
第1話の六手の里でのタケルとポーチの出会いと、第25話の大凶ゾーンでのタケルとコーラルの出会いの場面が流れる。
ゼウス 「お前さん、W族じゃなかったのか?」
ポーチ 「本当はコーラルと最初に…じゃああたしの立場は?」
中吉中吉 「ま、運命のいたずらってやつかね。」
ポーチ 「…そんじゃあたし、巻き込まれただけってこと〜?」
ガックリするポーチ。
◆ ◆ ◆
W仏KING(天使) 「気付いたか。結果は計り事のままに…。」
W仏KING(悪魔) 「次界卵は、我がものだ…。」
◆ ◆ ◆
御神籤仙人 「時の糸は、わずかな風でゆらぎ、そのつづり方を変えるというぞよ。運命は常に流れ、秩序正しきものに見えても、実際は常に無秩序なのぞよ…。」
ポーチ 「つまり、どういうことよ?」
御神籤仙人 「運命は変わる…己の心一つでの。」
ポーチ 「…ねえ、細工をしたって言ってたけど、それって、もしかしてアズールってこと?」
コーラル 「コーラルわかんな〜い。でもね、コーラルが持ったパワー、今封印解けたよ!」
ゼウス 「封印?」
コーラル 「コーラル、タケルちゃんを聖守するの。こうやってね!」
コーラル、タケルを見ると、目を光らせ始める。すると、タケルの傷が癒され、腕輪も復活する。
ポーチ 「タケルのリングが…復活してる…。」
コーラル 「コーラル、戦使を癒す力を持ってるの。元の力が戻るの、ちょっと時間がかかるんだけどね。」
ポーチ 「え…時間って…?」
◆ ◆ ◆
第29話の映像。タケル達が夏鬼ゴーリラに凍らされた時に、それを助けるために、やかんとコンロを出して。
コーラル 「今、お湯をわかすから、3分間まってね!」
◆ ◆ ◆
ゼウス 「まさか、3分間待つんかい!?」
コーラル 「ピンポーン!」
ズッコケるポーチとゼウスくんに、ガクッとするロココ。
ポーチ 「そこんとこ、変わんないのね。」
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