ものの本によれば

独断と偏見によるアニメ・ビックリマン2000辞書です(未完成)。

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中途半魔(ちゅうとはんま)・・・(第58話)凶悪魔の手先になっている魔守。顔の右半分が天使属、左半分が悪魔属になっている。武器は、鉄球と、ハンマーになっている左手。それによって、狙った相手の骨を粉々に砕く。かつては聖守であった彼は、カオスが広がる以前、闇の天使属の1人・「仕留めの半魔」として、仲間である「仕掛けの千舞」こと天使・千舞道士とともに、平和と自由を脅かす者達を倒し、恐れられていた(ちなみに決めゼリフは「仕留めてし損じなし!」)が、ゼウスに追放命令を受けてからは、聖魔和合界を出て、悪魔属性にコンバートし、魔守になった。そしてゼウスを逆恨みして、凶悪魔側についた。彼は聖魔和合界の情報を凶悪魔達に流していた。三面鬼神がゼウスを狙ってきたのも、彼が三面鬼神に「ブライトソウルは最強ヘッドが持っている。」と話したためである。

中途半魔は、とあるゾーンの裏通りで、彼を倒すために戻ってきた千舞道士に狙われたが、タケルが止めようと間に入って千舞道士とこう着状態になっている隙に逃げた。その後、先を進むタケル達は、怪我をして倒れている彼を発見し、手当を施す。気付いた彼は、自分は凶悪魔と決別したと言い、ゼウスにハダンタワー、魔凶次元、幻次界、グランドトライアングルなどについて、凶悪魔から手に入れた情報を教える。詳しい話を聞きたいから聖魔塔に来てくれと言われた彼は、タケルとともに凹十魔に乗って、バスターミナルまで向かう途中、タケルをハンマーで殴り、倒そうとする。彼は初めから、タケル達聖魔和合軍を始末しようとしていたのであった。しかし、石頭のおかげでタケルは大きなたんこぶが出来ただけで済んだ。そのままハンマーでタケルにとどめを刺そうとするところに、ずっとつけてきていた千舞道士が現れ、彼に千枚通しを突きつける。そこに凶悪魔・発砲首領が現れて攻撃してきたことで形勢が逆転。中途半魔は、発砲首領に今のうちに暗殺天使と聖魔和合軍にとどめを刺すようすすめるが、発砲首領に「失敗には死を。」胸を撃ち抜かれてしまう。千舞道士が抱きかかえる中、彼は、元の聖守の顔に戻り、そのまま消滅した。千舞道士は、自分の武器である千枚通しで彼の墓をつくり、そこに彼の武器であった鉄球をかけるのであった。

中途半魔・発言集

  • 俺は、俺を追放したあんたが憎かった・・・だから、凶悪魔に言ってやったのさ・・・ブライトソウルは、最強のヘッドが持っているとね。(ゼウスに向かって。)
  • 千舞は本気の目をしてた・・・そんで、俺もやっと自分のやらかしたことのでかさに気付いたのさ。・・・笑ってくれや。(凶悪魔とは決別したと話す。)
  • 悪かったな、タケル・・・俺のせいで、仲間達とけんかさせちまって・・・。(バスターミナルまで送ってもらっている途中にタケルに。)
  • あ!あそこ寄ろうぜ!駅弁天の釜飯弁当!(同じく、バスターミナルまで送ってもらっている時に。タケル達の気を引くための言葉。)
  • 仕留めてし損じなし!(タケルにハンマー攻撃を食らわせた後で。)
  • 千舞よ・・・俺達の仕事を認めぬ聖魔和合界など、滅びて当然だ!(千舞道士に。)
  • 聖魔和合軍と暗殺天使を葬れば、俺は凶悪魔様に幹部に取り立ててもらえるんだ!(同じく、千舞道士に。)
  • 発砲首領様、今です!聖魔和合軍も、暗殺天使も、ダメージを受けています!凶悪魔の勝利のために、ヤツらにとどめを!(発砲首領にタケルと千舞道士にとどめを刺すよう言う。)
  • こ、小物・・・。(発砲首領に撃たれ、「失敗には死を!所詮裏切りに裏切りを重ねただけの小物。せっかくの始末できるチャンスを・・・これでは茶番に過ぎぬ!」と言われて。)
    
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