Ricoh Mateのレストア
ヤフオクで入手したジャンク品、落下した後歴然・レンズは黴発生・絞り不動であった。師匠(ビュッカーさん)のHPではレストア記録が無いので敢えて分解手順などを紹介する。試写は師匠のを参考にして下さい。
レストア完了後の姿
1960年発売開始 当時の価格:12,800円 レンズはf2.8/45mm自社製
セルフタイマーは省略されている 鏡筒にはM・F・X の各フラッシュの連動範囲が印されている
フルマニュアル機である 正面左上の黒い部分がシャッターボタン
翌年からリコーはカメラの自動化を進めていくことになるからフルマニュアルの最終期を飾った一台ということになる。
最大の特徴は
ホットシューがついていること・側面の端子も使えるが当時のカメラとしては珍の部類だろう。この個体には防護用のプラスチック部品が付いていた、当然だがシューは連動して動作する。フラッシュバルブ全盛の時代に使えるガンがあったことになる!。

このカメラが発売された頃、私は小学6年確かこの頃にフジペットが発売されている。スタートカメラが500円?フジペットが1,980円であったから当然子供の買える商品ではない。スタートでさえ買えなかった、買ったとしてもフィルム・DPE代など小遣いで賄える範疇ではなかった、精々日光写真機が関の山。当時、この地では米1俵が5,000円程度であったから、現在の米の値段でいえば6万円相当程度だろうか?かなりの高級機になるのだが機能は中級機である。
そういえば、この年安保闘争で国中大騒ぎだったはずだが、余り記憶はない。近所の若いにーちゃん達がCBやYDSでカミナリ族なんてことしてたのは鮮明に思い出すんですが。
軍艦部開けてみたところ
中はホコリだらけ、保管状況の悪さを知る
ファインダーの上部の止めネジを外し先ずはホコリ取りとなる。
右側の赤/黒の配線はシンクロ接点へ、上部にホットシュー用の接点がある!。ビニールコードでないのね!
ミラーは何とか使える状態であった。

Fは1/60以下、Mは1/30以下で連動
Xは全速同調、バルブとストロボの切替あり
鏡筒をカバーしているプラスチックを外したところ
中央の爪はシャッターをセットするレバー
上段がシャッター下段が絞りと連動している
小型のカニ目回しで事前に外すこと
ストロボのM/X切替の止めネジ・鏡筒の止めネジも外しておくとスポッと抜ける。

鏡筒を外さなくても前群のレンズはカニ目回しで外せるが、この個体は固着している部分があったので(レンズだけ外せなかった)。無理して回したためシャッターを危なく破損するところだった。
この個体のレストアはこれで完了。
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軍艦部についている巻上軸のホルダ
巻戻し用のスライドレバーは接着されているので
剥して2本のネジを外す
軍艦部とボディのネジ位置
カニ目を回し後群レンズを外す
カビ取りと絞り羽根の清掃
鏡筒をカバーしているプラスチックを外す、前枠はカニ目回しかゴム栓で外す
鏡筒を固定しているネジ
フラッシュの連動範囲