ミラクルツインスタアの、Happy ING POINT2

2002/09/22(日) 13:00

渋谷TAKE OFF7

■セットリスト


    第1部
  1. Happy ING(Instrumental)(オリジナル)/Midori(ピアノ)/Mikiko(ピアノ)
  2. 旅立ちのうた(オリジナル)/Midori(歌・フルート)/Mikiko(歌・ピアノ)
  3. いのちの名前(映画「千と千尋の神隠し」より)/Midori(フルート)/Mikiko(ピアノ)
  4. 君と僕の旅の始まり(オリジナル)/Midori(歌・フルート)/Mikiko(歌・ピアノ)

  5. 第2部
  6. サヨナラの約束(オリジナル)
  7. Happy ING(オリジナル)
  8. new days〜女のたたかい〜(オリジナル)
  9. あしたドキドキ(オリジナル)
  10. rustic girl(オリジナル)
  11. LOVE QUESTION(オリジナル)
  12. 爆発ハート(オリジナル)
  13. stardust dream(オリジナル)

  14. アンコール
  15. 愛の故郷〜未来への扉〜(オリジナル)
  16. Happy ING(オリジナル)

■観客動員

 もちろん開場前にTAKE OFF7に到着。しかし、そのとき階段に並んでいる客は誰もいなかった……。
 というのも、単に開演時間を勘違いして、30分早く着いてしまったからなのだが(^-^; だって、普段の昼ライブは12:00開場/12:30開演だったんだもん! だから、11時半に来たのに、実際は12時半開場。1時間待ち。しかも、翌日のライブにも同じ時間に来たら、今度は11時半開場だったりして遅刻した、というオチつき(苦笑)
 というわけで、向かいの東急ハンズで買い物したりして時間潰して戻ると、ちゃんと5人並んでました(笑) 開場時には12人、開演直前では30人前後といったところ。前回よりは友達関係が少なそうだから、純客は微増なのかな。
 ちなみに前回私が陣取った場所は最前列だったが、今回は当日券だったので中央後方で立って見ることにした。

■感想

 前もって断っておきますが、偉そうなこと書きます(笑)
 ライブの総時間は、前回同様80分ほど。多分80分で構成作ってると思うので、そこにきっちり収めてくるのには感服。
 ライブ自体の出来は100点。本人達のパフォーマンスも、ライブの構成も、何も文句をつけるところはない。
 というわけで、当然楽しかった。盛り上がった。騒げた。暴れてはいない(笑)
 しかし。しかしだ。正直言って満足度は低い。何故かというと、私の期待通りではなかった、という、単なる私のわがままからなのだが。
 構成は良かったと思う。曲順とか。だけど、これって「POINT1」の焼き直しにしか思えないのよね。実際、曲目だけで考えると、今回の14曲中10曲は前回歌った曲だし。POINT1完全版をやってみました、みたいな感じしかしない。
 ぃゃ、それ自体は別にいいと思うんだけどね。前回のライブにも100点はつけたけど、反省点がなかったわけではないだろうし。だから、焼き直すこと自体は悪くない。
 だけど、それを2回目にしてやってしまうのはどうか、と思うわけ。1回目が悪かったのだから、2回目は完璧を目指すべきだ、という意見もあるかもしれない。でも、正直言って、今回のライブの第一印象は、「前回と一緒じゃん」、だ。私の中では「今回=前回+新曲2曲」でしかない。それでもその場で楽しめるのは、ミラスタ。のパフォーマンス能力の高さ故だが、POINT2ならではの面白さというものは何も残っていない。POINT2はここが良かったよね、と言える部分が何もない。だから、満足度が低くなる。
 それに、1回目と2回目で同じようなことをやられたら、来たる3回目には何を期待していいのかわからなくならない? 私にはわからない。どうせまた同じことやるんでしょ、としか思えない。
 とまあ、なんだかんだ言いつつも、要するに私の望みってのは、ハロプロ系とかRiboonを歌ってくれとか、それぞれソロコーナーを作ってくれとか、そんなことなんですが(笑)

■振り付け

 ほぼ完璧。明言すべき突っ込みどころはない。新しめの曲(私の中では「stardust dream」以降)は古めの曲に比べて、若干揃いが甘い感じはするが、それは今回に限ったことではないし。ちなみに、揃いが甘いといっても、他の多くのユニットと比べれば雲泥の差であるということは、もう何度も言っていること。

■衣装

 これもまた前回より面白くなかった(笑)←ここは笑うとこです。
 第1部はお揃いの衣装で、ドレス風の純白なツーピースに、足元は白いブーツ。そして、頭にはティアラ。髪型は、みどりんごが横結びのツーテール、みきぼんは下ろしていたような。
 第2部は、みどりんごデザインのオリジナルTシャツ(M☆T☆S)に、色違いのチェックスカートは、みどりんごが赤色でみきぼんが黄色。ブーツは変わらず。みきぼんは髪を軽く結んでいたような気がする。
 アンコールは、スカートをお揃いの黒白チェックに変えただけ。
 というわけで、特に言いたいことはありません(笑)
 あ、Tシャツのデザインセンスはいいなあ、と思った。販売予定はないそうですが(笑)

■第1部

 今回は2部構成ということで、前回は刺身のつま程度だった楽器演奏(失礼な表現だな)を第1部に持ってきていた。
 最初は2人並んで仲良くピアノ演奏。Happy INGのインストゥルメンタル版だったらしい。気付かなかったけど(^-^; てゆーか、みどりんごはピアノも弾けたのね、と、失礼な発見(笑)
 そして、みどりんごが席を離れ、フルートを持ってマイクの後ろに立つ。このとき私は、ピアノで修礼するのかと思ってしまったたよ(笑) 前回のミラスタ学園を引きずってるのかな(^-^;
 というわけで2曲目は、みどりんごがフルートを吹き、みきぼんがピアノを弾き、そしてそれぞれ歌まで歌ってしまうというオリジナル曲、「旅立ちのうた」。前回聴いているのは間違いないのだが、全然思い出せなかった(^-^;
 そして、それが終わったところで二人のあいさつ。みきぼんの「しっとりとしてしまって、眠くなりませんか?」発言に始まり、第1部は終始「眠くなる」ネタが蔓延したよーな(笑)
 続いては、前回に倣って映画音楽シリーズということで、「千と千尋の神隠し」より「いのちの名前」を楽器演奏のみで披露。みどりんごは手がしびれるほどがんばってました(笑)
 そして、再び歌声を交えての第1部最後の曲は、ボサノバ調の新曲「君と僕の旅の始まり」。えーと、感想が言えるほど覚えてません(^-^; 特に悪くはなかったです(なんて曖昧な)。てゆーか、「旅」が好きだなあ(笑)

■衣装替え

 第1部と第2部の間で衣装替え。その間繋ぎに、「天の声のコーナー」なるものが場内に響き渡る。要するに、ラジオ番組風。
 その内容はというと、ぃゃぁ、実に寒いギャグのオンパレードでした(笑) やっぱりミラスタ。の2人は、素で話してるのが一番面白いような気がする(笑)
 そうそう、今日はみきぼんの誕生日だったんです。おめでとうございました。25000歳らしいです。てゆーか、これって普通に考えると「25歳」だと考えてしまうと思うのだが、実際は24歳なんだから、それって損してない?(^-^; ちなみにみどりんごは、20歳からは1歳ずつ若返っていくらしい(笑)

■第2部

 後半はいつも通りの盛り上がり系で。とか何とか言ってたけど、ミラスタ。ってあんまり「盛り上がり系」ってイメージはないんだけど(笑)
 それはさておき、新しめの曲も、ようやく私の中で曲と題名が一致するようになってきた(^-^; 「サヨナラの約束」「stardust dream」辺りが結構好き目。
 というわけで、話は変わって、ダイエットがテーマの「new days(以下略)」後のMCるでの話。みどりんごが以前スポーツクラブに通っていた頃、あまりに疲れたためか風呂場で倒れたらしい。「大事な相方を亡くすところだったよ(^-^;」とはみきぼんの弁だが、今度はそのみきぼんが通っているんだとか。で、「倒れないようにがんばって」とのみどりんごのエールに、「私だけ痩せちゃったらどうする? 2人組だから、やっぱり似たような体型がいいよね?」と、取らぬ狸のなんとやらで困っていたみきぼんが面白かった(笑) ちなみにその結論は、「解散?」、とのこと(笑)
 そんな、仲がいいんだか悪いんだかの関係(笑)を表すエピソードは他にもあって、2人で話してる最中にみきぼんがいきなり舞台脇まで椅子を取りに行ったものだから、それに対してみどりんごが「もっとさりげなく持ってきてよ」と怒った一件とか(笑) みきぼんは、「2人組じゃ無理だよ(^-^;」と返すのが精一杯(笑)
 ところで、みきぼんが何のためにそんな思いをしてまで椅子を持ってきたかというと、新曲「あしたドキドキ」を歌うため。間奏からは2人で手をつないで、仲良いことをアピールしていた(笑) 歌い終わった最後に、離した手をみどりんごが服でごしごし拭いていたというオチがつくのだが(笑)
 さて、その新曲だが、なんとなくみんなのうた風。作詞したのはみどりんごだが、どんなことにでもいつもドキドキしていたい、という気持ちが込められているそうな。恋に関してとか。お腹が減ったとき、好きな人にお腹がぐーって鳴るのが聞こえたらどうしようとか。って、そんなネタなんかい(笑) まあ、みきぼんによると、映画館でいきなりお腹を鳴らしたりするみどりんごは、かなり恥ずかしい存在らしいが(笑)
 続いて歌われた「rustic girl」は、聴くと落ち着くというか、和むというか。古い曲だから、ってわけではないと思う(笑) そして、ミラスタ。では数少ない(ってこともないか?)盛り上がり系の「LOVE QUESTION」を経て、さらに「爆発ハート」へとつながる流れ。曲的には特別好きってほどではないんだけど、あのテンポの速さとテンションの高さは盛り上がりますな〜。そういう意味では好きな曲。間奏での「ワンマンライブ、誓いの言葉」は、「絶対ビッグになってやる!」だそうです。期待しましょう。って、まるで他人事だな(笑) もちろん、応援していきたいと思います。
 そして、最後の曲は、「stardust dream」。これって、曲調とかが、まさしく「最後」に相応しいって思ってるのは私だけなのかな? だからこそ、ここに至るまでの曲構成がベストだったと思ってるんだけど。

■アンコール

 今回は「stardust dream」を歌う前にきちんと「最後の曲です」とアピールして、よしよし、じゃあこっちもアンコールがんばってみっか、と思ったものの、歌い終わって退場するときに、「アンコール、アンコール」ってせびられると、なんか萎えるんだよねえ(^-^; 「強制的にアンコールはミラスタ。のウリです(笑)」とまで言ってたけど。まあ、みきぼんの「まさかアンコールしてくれるなんて……(笑)」なネタは面白かったんだけどね(笑)
 というわけで、今日のライブのお礼を告げる2人なのだが、やっぱりそこでも面白い(笑) 「こんなにたくさんの人が来てくれて……」と感謝の意を示したみきぼんに、みどりんごが「泣くの?」とか(笑) 「泣いた方がいいかな?」と返すみきぼんもさすがだったが(笑) まあ、そんな冷静さを装っていたみどりんごも、「今日は楽しい日々でした」なんて、訳のわからない日本語を操っていたけど(笑)
 というわけで、唯一のCD収録曲を歌って、「本当に最後の曲になります」その曲は、ライブの題名にもなっている「Happy ING」をもう一度。それは前回と同じだし、盛り上がり系というよりは、コールが入れれる系(なんのこっちゃ)ぐらいの曲調だと思うのだが、それは致し方ないところか。まあ、アンコールだし。それにしても、この曲で「Happy」をコールするとき、石川梨華を思い出してしまうのは、私だけなのだろーか(^-^;
 というわけで、最後は「ありがとうございました」「Midori」「Mikiko」「ミラクルツインスタア――ミラスタ。でした」と、いつも通りの決め科白で退場。おつかれさまでした。

■終演後

 特に物販もなく、入り口脇の受付でお見送りといった感じ。長々と話せるような雰囲気でもなかったので、北海道土産を渡したくらい。その上、出待ちも空振り同然だった。まあ、明日があるさ〜。