ミラクルツインスタアの、Happy ING POINT3

2002/10/27(日) 12:30

渋谷TAKE OFF7

■セットリスト

  1. Happy ING(オリジナル)
  2. I want…(オリジナル)
  3. 愛の故郷〜未来への扉〜(オリジナル)
  4. 君と僕の旅の始まり(オリジナル)/Midori(歌・フルート)/Mikiko(歌・ピアノ)
  5. 旅立ちのうた(オリジナル)/Midori(歌・フルート)/Mikiko(歌・ピアノ)
  6. 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
  7. 指輪のあとに(ザ・ピーナッツ)
  8. あしたドキドキ(オリジナル)
  9. stardust dream(SMAP version)(オリジナル)
  10. サヨナラの約束(オリジナル)

  11. アンコール
  12. rustic girl(オリジナル)

■観客動員

 開場20分ほど前に到着。誰もいないんですけど(^-^;
 開場時点で6人、30分後の開演時点で13人(内3人は関係者)、最終的には総勢20人くらいにはなっていたのかな? ステージが始まってからは一度も後ろを振り返らなかったのでよくわからないけど(CutiePaiの両脇2人も来てたらしい)。
 この集客力が高いのか低いのかはよくわからないが、もうちょっと集まってもよさそうなものだと思うのだが。私なんか、北海道から来ちゃうくらいだし(笑) 実力は低くないと思うのだが、一般受けはしないのかなあ。

■感想

 みじかっ!
 というのが第一印象(笑) 過去2回は80分程度だったのが、今回は60分。うーむ。曲数も少なくなっているので、密度が上がっているわけでもないし。
 しかし、内容はといえば、今回良かった(笑) 前回は結構けちょんけちょんにこきおろしていたが(^-^;、今回は充実感たっぷり。始まる前には結構真面目に憂いでいたのだが、次回も行きたい、と思うことが出来た。
 その理由を問われたら、やっぱり、ザ・ピーナッツだろうなあ。これがなければ、平均点(すごく高いんだけど)でしかなかっただろう。
 それにしても、散々カバー曲路線を熱望していた私なのだが、そこに来るとは微塵も予想だにしていなかった。しかし、ハモリユニットのミラスタ。としては、J-POP系アイドル曲よりも、歌謡系アイドル曲の方が似合うのは自明の理か。「聴かせる」という意味では、70年代以前の曲の方が段違いに良いからねえ(と、私は断言する)。実際、聴いていてすごく良かったし。
 でもやっぱり、最近のアイドル曲とかもカバーしてほしいところ(笑) また、ワンマンライブでしか出来ないことというくくりなら、それぞれのソロも聴きたいですな。私の要望は果てしないです(笑)

■振り付け

 もう気になりません(笑) 見ていて、違和感を感じることが全くないんだよね。揃っていて当然、とまで思わせる実力には敬服致します。
 それにしても、今回は最前列中央に座って見てたのだが、みどりんごがやたらと私に視線をくれていたのは、果たして私の気のせいなのだろうか?(笑) ぃゃもう、その笑顔だけでメロメロメロンですよ(笑)

■衣装

 衣装について語る前に、これについて語っておかなければなるまい。
 みどりんごの髪が短くなっていて、一瞬別人かと思ったのは、本当の話(笑)
 私個人的な感想としては、がらりと印象が変わった。大人っぽく見えた。もっとも、「見えた」だけで、中身は何も変わってなかったけど(笑) 正直、なんかまだ違和感の方が大きいのだが、根本的にショートカット好きな人なので、見慣れれば萌え萌えしてくるかと(笑)
 似てると言われている二人(私はそうは思わないのだが)だけに、髪型で差異をつけるのは良い手段なのではないかな。ミラスタ。の、髪の長い方短い方って。
 さて、今回の衣装は2種類。その少なさも、(悪い意味で)時間が短いと思わせた要因の一つかと。
 前半5曲は、チャイナ風の長袖上着に、デニム(?)のロングスカート。上着の色は、みどりんごがピンクで、みきぼんがパープル。サンダルも上着とお揃い色。
 後半5曲とアンコールは、新衣装の半袖水玉ワンピ。例によって、みどりんごデザイン、みきぼんママ作成とのこと。色は自称「青が似合う女になってきたでしょ。ピンクの方が好きだけど」のみどりんごが水色で、みきぼんがピンク。スカーフもそれにお揃いで。ブーツはいつもの白ブーツ。狙いどころは「レトロなアイドル風」らしい。うむ。その狙い通りになっているのではないかと。
 あと、みきぼんの髪型は下で二つ結び、みどりんごは右側に蝶のヘアブローチ(銀色)でアクセント。

■前半戦

 用意されたスタンドマイク。暗闇のステージに流れ始める前奏。オープニングは表題曲の「Happy ING」からスタートし、そのまま「I want…」へと続く。久し振りに聴いたもんだから、しばらく曲名が出てこなかったよ(^-^; てゆーか、歌った方も久し振りだったのか、ミラスタ。にしては珍しく歌い間違い。間違ったのはみどりんごの方かな?(違ったらすまん(笑)) もっとも、直後に苦笑した程度で、持ち崩したりはせずに歌い上げるのは、さすがの安定感。そして、スタンドマイクを片付けて、この曲を歌うだろうとは衣装で容易に予想できた「愛の故郷〜未来への扉〜」。
 まずはこの3曲を続けざまに披露して、ようやく挨拶。「こんなにたくさんの人が来てくれて」ってのは、当然わかってて言ってるんだよなあ。ちょっと痛々しい。それでも、「1、2、3……」と客席の人数を数えようとしたり、点呼を取らせようとしたり、明るくネタにしてしまうのには好印象。最後は、「人が少なくたって、一生懸命やります」だし。
 また、「今回は大人っぽくキメてみました」に対して、「えーーーーー」と応えてみたら、「知ってますか、うちらの年?」と返されてしまった。相変わらず、この2人は身を切ってます(笑)
 さて、みどりんごがフルートを取りに一旦楽屋に戻ると、ステージに一人残されたみきぼんのまごまごぶりがちょっと可愛い(笑) そんなみきぼんは、ピアノ弾くときはやっぱり裸足になっていた。田舎の香水話を思い出す……(笑)
 というわけで、フルートとピアノによる旅の歌2曲。作詞のみどりんご曰く、「旅が好きということにしておいて下さい」とのこと。狙って2曲とも旅の歌になってわけではないらしい。
 歌と演奏の方はというと、もう全然普通に聴けますな。てゆーか、ワンマイライブはむしろこっちの路線を推し進めた方がいいんじゃないだろうか、とまで思ってしまった。最初は否定的だった私なのだが、聴いてる内に変わってくるもんですねえ(^-^; そーゆー意味では、同じことをしつこく繰り返すのも効果有りなのかも(笑)

■衣装替え

 歌い終わるとステージが暗転し、2人は駆け足で退場。
 ……。
 …………。
 ………………。
 ……………………ながっ!
 かなり待たされて、やっと出てきたよ(^-^; なんで前回みたく放送を流さなかったのかと思ったら、予定では30秒で戻ってくるはずだったらしい。しかし、みきぼんの衣装の背中のチャックが引っかかってしまって、遅れてしまったんだとか。なんなら、引っかかったまま出てきてくれても良かったのに(笑)
 まずは新衣装ネタのMCから。このワンピに合うかどうか、ブーツを履いてみたみどりんご。うん、結構いい感じ。じゃあ、これで決まり! と思ったところでお腹が減って、食事に出掛けることに。さすがにこの衣装では外に出られないので、普段着に着替え。全身黒ずくめだったらしい。
 だがしかし! みきぼんと一緒に歩いていて、ふと気づいた。道すがら何人かのおじさんがちらちらと自分の方を見ていくので何か変だとは思っていたのだが、道ばたの自動車の車体に反射して映った自分の姿に気づいてしまった。
 ブーツ履いたままだ!!
 「足だけ浮いてたよね」とは、まるで他人事のみきぼんの弁だが、てゆーか、本人はともかく、みきぼんは気づいてやれよ、って感じですが(笑)

■後半戦

 さて、曲に衣装を合わせたのか、それとも衣装に曲を合わせたのか、ちょっと定かではないのだが、「レトロなアイドル風」な衣装で歌うは、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」と「指輪のあとに」。これがまた、すっげードハマリで。「盛り上がりにくいからワンマンライブでしか出来ない」とのことだが、てゆーか、ワンマイライブはむしろこっちの路線を推し進めた方がいいんじゃないだろうか、とまで思ってしまった。……って、さっきと同じじゃん!(笑) でも、私的には、こっちの方がより好みかな。楽器よりは歌だ! 振り付けもあるし!(笑)
 そして、椅子を用意して着席。しばしMCタイム。前回はクアトロの椅子を借りてきていたのだが、今回は客席と同じTAKE OFF7の椅子を使用。本当はクアトロのソファーを借りてきたかったのだが、貸して貰えなかったらしい。なんでも、前回返した椅子に傷がついていたんだとか(^-^; って、実際は単に申し込みが遅かっただけだとのこと。真実はともかく(笑)
 ここでは、みどりんごが渋谷で目撃した偽ベッカムの話で盛り上がった。友達と渋谷を歩いていたら人込みを見つけて、何に集まっているのかと近くの人に話を聞いてみたら、なんとベッカムがいるとのこと! それをすっかり信じ込んだみどりんごは、まずはみきぼんに電話。それはそれはすごい興奮のしようだったらしい(笑) で、5分後くらいに合流して、もう一度その場所に行ってみたら、もうもぬけの殻。「みきぼんちゃんは写メールだからべちべち撮れるね」と思っていたらしいが……って、べちべちって一体(笑) さすがに、そのツッコミ所はみきぼんも逃してなかったけど(笑) まあ、母親なんかにも電話してて、「うっかり騙された話でした」とのこと。
 そこで話がまとまったら、みきぼんがいきなり「ベッカムも散歩をする……」とか言い出し、「読まないで!(笑)」とみどりんごが止める……ああ、足元の進行表を読んでたのか(笑)
 というわけで、次の曲の「あしたドキドキ」への振りは、「散歩しながら歌いたい曲」ということだったらしい(笑) この曲の「♪どんなときも笑顔でいようよ」の歌詞の部分でみどりんごがすっげー笑顔だったのがなんか印象的だなあ。
 そして、これを忘れちゃいけない。みきぼんによる手品。間奏でいきなりハンカチを取り出したかと思うと、そこから花を2輪取り出したのでびっくり。てゆーか、面白え(笑) 歌の後、タネ明かししようとしてみどりんごに止められたみきぼんだが、「私、いい人だからみんなを騙せないわ(笑)」というのはどうかと(笑)
 続いて、座ったままでもう一曲。「stardust dream」のSMAP version。ぃゃ、なんでSMAP versionなのかは、よくわからないんだけど(^-^; まあ、落ち着いた感じにアレンジされた曲なのだが、客席に感想を求めると、しーん(^-^; ぃゃ、悪くはないんだけど、まだ音が多い感じがするんだよねえ。むしろ、ギター一本とかでも良かったのではなかろうか。
 そして、椅子を撤収して、マイクスタンドがイン。イベントの告知を済ませて、「次が最後の曲です」「えーーーーー」「その、えー、を待っていた(笑)」とのことで、「サヨナラの約束」。あー、なんかすげー好きだなあ、この曲。今一番好きな曲かも。

■アンコール

 歌い終わった後は、当然アンコールをせびりつつ退場。前回「強制的にアンコールはミラスタ。のウリです」とか言ってたしねえ(笑) もっとも、「アンコールがあるよー」「あるってよー」とのことだったが、客席はしばしそのノリについていけず、しーんとしていたのだが。誰かが「あるの?(笑)」とまで言ってたし(笑)
 しかし、アンコールが始まってからは早かった。ホントにすぐにミラスタ。再登場。むしろ早すぎ(笑)
 そして、最後の曲は「rustic girl」。なんで、「Happy ING」を締めに持ってこなかったんだろう?

■終演後

 チケット物販。折角1番で並んだのに、私が終わった後に来月分のチケット売り出すし(^-^;
 出待ちしていたのは4人だったか。やっぱり、多いんだか少ないんだかよくわからないな(笑)
 とにもかくにも、おつかれさまでした。楽しかったです。