二日酔いの原因と対処法 
忘年会に新年会、1年の中でも特にお酒を飲む機会が多かったことと思います。お酒は、適度な量なら“宝の水”とな
りますが、飲み過ぎると脂肪肝やアルコール中毒になる危険性もあります。ようやく肝臓もひと休みできるこの時期
に、二日酔いの原因とその対処法だけでも覚えておきましょう。 
二日酔いの原因とは? 
 お酒を飲むと、その約20%のアルコールは胃の中で吸収され、残りはゆっくりと腸内で吸収されます。吸収されたア
ルコールはさらに肝臓まで送られて分解され、アルデビドを作り、その後さらに無毒の酢酸と水に酸化分解されます。
しかし、肝臓で分解できるアルコールには個人差があり、体重60kgの成人で1時間に6g。これよりも多いと血液中の
アルコール量が増加し、大脳を主とする各臓器に害を与え、二日酔いを起こすのです。二日酔いを治す基本的な方
法は冷や水をたっぷりと飲むこと。水は血液中のアルデビドの濃度を薄め、尿とともに体外へ排出させることができま
す。 
 
中国での二日酔い対策
 中国では飲酒が流行ってくるにつれ、パブが立ち並び、飲酒人口は次第に低年齢化しています。女性の飲酒人口も
増え、祝い事や友人との集まり、会社の接待では一杯やらないわけにはいきません。このような状況とともに二日酔
い、頭痛、めまい、いらだち、むかつき、吐き気など、飲酒による症状を解決することが重要視されるようになっていま
す。

漢方を売るお店ではさまざまな酔い覚ましの薬が売られ、多くの人が利用しています。ただし、すべての漢方薬が万
人に効くというわけではないので、ご注意を。

酔いを覚ます漢方の例:
葛根、葛の花、大根の千切り(煮汁)、スイカ、蓮根、茶、氷(強い酒の毒を除く)、キコク、白インゲン豆、烏梅、甘薯、
菱、モクゲンジ(酒の毒を分解し、飲酒人口の気を収める)、ニクズク(消化を助け、酔いを覚ます)、小豆(利尿し、渇
きを止め、酔いを覚ます)、カブラ、シャクシャミツ(消化を助け、酔いを覚ます)、ビンロウジ(殺虫して酔いを覚ます。
飲みすぎると真気を害する)、カエル(渇きを止め、酔いを覚ます)、あわびの貝殻(強い酒の中に入れ、酒の酸を分
解する)、田螺(陶弘景:酔いを覚ます)、五倍子(汗を抑え、酔いを覚ます)、地楡(別録:酒を消化する)、黄ゴン、黄
連、神麹(酒を分解して消化を助ける)、冬瓜、柿。