シミよ さようなら
シミは圧倒的に女性に多く、とりわけ30歳以降の方の顔面に多く生じます。 なるべくシミが出来ないようにするには?
出来てしまったら?そんな声のヒントになるかもしれない、シミのお話です。 
シミの発生について 
 シミはどこに発生しやすいのでしょうか? それは特に額、眉毛のすぐ上、頬、頬骨部などに、ほぼ左右対称に生じま
す。 健康肌とシミとの境は明瞭で、淡褐色の色素斑であることが特徴です。 大きさ、形は様々で、痛いとか痒いとか
の自覚症状、炎症などはありません。 妊娠時に生ずるシミは、出産後自然治癒するものですが、その他のシミでは、
なかなか自然には直らないのが実情です。 とはいえ、放置しておく手はありません。 シミがある顔とない顔、どちらが
お好き?といわれれば、答えは明瞭ではないでしょうか?  
シミ対策のあれこれ
 シミは、紫外線を浴びることによって、出来やすくなります。 紫外線を浴びてから対策を講じるのでなく、浴びないこと
が大切なのです。 一年中で紫外線の量が一番多い月は5月。一日のうちでは午前10時から午後の2時くらいまで。 し
かし社会生活をしている以上、紫外線にあたらない生活をするということはなかなか困難です。 ですから、次善の策
を講じましょう。  
  
日焼け止めクリームを塗る 
 紫外線対策としては、日焼け止めクリームやローションを塗ることが効果的。 シミに特に影響を及ぼす紫外線はB
波。 日焼け止め購入時も、SPF値が高ければ高いものほど効果が大きいとされています。  
  
ビタミンCの摂取 
 ビタミンCの本体であるアスコルビン酸。 アスコルビン酸には、免疫力を高める、ボケの防止、風邪の予防、疲労回復、がんの予防効果、動脈硬化、便秘予防など、様々な効果があると言われています。 そして、肌に関しても、メラニン色素の沈着を防ぐ、活性酸素を除去する、肌を白くする、などの働きがわかっています。 ビタミンC配合の化粧品や薬を内用あるいは外用することは、シミ対策として、とても大切なことなのです。 
ストレスを溜めない 
 様々な病において、その原因のトップに登場するストレス。 実は、シミも例外ではありません。 ストレスや精神的不安を受けると、脳下垂体からシミの原因となるメラニン生成を支配するメラノサイト刺激ホルモンの分泌が促進されます。 肌のためにも、ストレスフリーの生活を心がけることが大切になります。