骨盤底筋体操
重い荷物を持ったり、咳やくしゃみをしたりした時に「アッ!おもらし・・・」。 こうした悩みをお持ちの方は、今日からこ
の体操を!  
腹圧性失禁症を治しましょう!  
 咳やくしゃみをした時に、「アッ!尿が漏れた」という体験をしたことはありませんか?これは骨盤底筋群という骨盤の
底に広がる筋肉が弱くなり、少しの圧力で膀胱の出口が開いてしまうために起こる症状で、疾患名を「腹圧性尿失禁」
と言います。腹圧性尿失禁は出産・運動不足・肥満などが原因で起こることが多く、30歳代の女性の約3割にこの症
状があると言われています。この症状を改善・克服するには「骨盤底筋体操」が有効です。腹圧性尿失禁患者3名中2
名が、「この体操で治った!」という報告をしているとのこと。この症状でお悩みの方は、3ヶ月間を目途に是非トライし
てみてください。 
 
骨盤底筋体操
 肛門の周りの筋肉を5秒間強く締め、次に緩めます。この運動をイラストに示す5つの姿勢で、20回ずつ繰り返しま
す。朝・昼・夕・就寝前の4回に分けて毎日行うのが理想的です。ただ、いずれにしろ失禁気味の方は、一度泌尿器
科の先生にご相談されることをお勧めいたします。 

1- 仰向けの姿勢で 
 
2- いすに座った姿勢で 
 
3- ひじ・ひざをついた姿勢で 
 
4- 机に手をついた姿勢で 
 
5- 仰向けになり背筋を伸ばした姿勢で