メガネ

今回、新しいメガネのレンズで失敗したので考察してみた。
※今回の記事は専門用語が多いです。

今使用しているレンズのベルーナサプリは
パソコンに向かった状態で
この写真の範囲はすべてピントが合っています
さらに目を動かすだけで
隣のTVにもピントが合っています。
新しく作った中近レンズは遠用部分で
この黄色い二重枠の範囲しかピントが合わない・・・

東海工学のベルーナサプリレンズはパソコン用のレンズで
近視のレンズベースで下側部分の度数が0.75緩くなっていくレンズです。

中近レンズは近視部分はベルーナサプリと同じ度数ですが
下側部分に+2.25累進していくレンズで作ってあります。

ベルーナサプリは単焦点レンズのように使える手元が見やすいサポートレンズ。
これに対して中近レンズの2.25の加入度数は入れすぎたようです。
今回、ベルーナサプリで本が読みにくくなったので、中近レンズを作ってみたのですが
通常ピントが合う範囲が狭すぎて使用に耐えません。
オンラインゲームをやっているので、パソコンのモニターは一目で全体が見えないと
使い物にならないのです。

私の必要としている部屋用メガネは
遠用部分でPCモニターとTV全体にピントが合っている。
(首を振らなくても、目を動かすだけで見えるという意味です)
近用部分で本にピントが合っている。そういうレンズだったのです。
なので今、別のレンズを製作中。

あと私は左目が右に比べて2.0ほど悪いです。
これが累進レンズの見え方に影響しています。
今まで作った、いくつかのレンズで気がついたことですが
「累進レンズは同じ加入度数でも、近視が強いほうが見え方が狭くなる」です。

遠方-2.75に近用+1.25と遠方-4.75に近用+1.25の遠近両用レンズでは
遠方-4.75に近用+1.25のレンズのほうが明らかに見える範囲が狭いです。
そのせいで左右の視界がアンバランスになります。
(右目は見えるが左目は見えない)
近用の加入度数が少なければ、まだ視界がそこそこ広いのでいいのですが
近用の加入度数が多くなるとその差は顕著になります。
結果、加入度数が多いと慣れにくい遠近両用レンズがさらに慣れにくくなります(笑)

左右の視力がアンバランスな人は
あまり累進レンズの加入度数は上げないほうが良いと思います。
いっそのこと累進レンズはやめて
視界の広い二重焦点レンズにしてしまったほうが良いかもしれません。
以上経験から書かせてもらいました。


et cetera