Communication−ToolとCommunication−Bestの改善ポイント
ご周知の通り日常のCommunicationにおいてパソコンや携帯電話は
めざましい発展と進化を遂げた。
現在の日常生活において、欠かす事の出来ないToolとして普及した。
Communicationの手段として依存症が出るほどの世の中である。
しかし、大変便利な反面、多くの弊害を生み多くの事件を引き起こしている。
これを防ぐ手立てとして、関連企業では日進月歩で技術開発に追われている。
これからの世の中において、このような企業の技術革新だけで、問題が解決が
出来るのであろうか?
個々の企業(管理体)がCommunication−Toolの開発と技術革新や収益確保に
専念して来た企業努力に、大局的な国家戦略としての総合的なビジョンの
手段と目的を曖昧にして来た責任指導が問われる。
20世紀は各企業がCommunication−Toolとして、ハード及びソフト面の開発を
率先してきた。
21世紀は国政や地方行政がCommunication−Bestで、企業の先端の機器を、
地域社会の「心の通信」として、孤独なひとり者にも、誰でもが、何処にいても
相互のCommunicationが迅速に取れるシステムを早急に構築し、目的と方向性を
明確にした実践体制を促進すべきである。
未来の日本の重点課題の1つは、旧組織体制の機能を改革し、より向上させる。
国民生活に密着した目的実現の為に、如何に老若男女の英知を実践力として、
有効に活用出来るかが鍵である。
高齢化社会になれば体力には限界がある。それを救済出来るのも智恵である。
英知に年齢制限など無い。また「心の通信」の意識高揚を計り、より多くの人々が、
公共性や公益性の為に参画出来るシステムを、産学官民一体で立ち上げるべきである。
(例えば、地域住民「アイデア銀行の創設」構想)
後進国に遅れをとった挽回を、日本独自の心の通った抜本的な経営改革と
国家戦略に期待したい。
Communication−Bestの目的を器が教える?
パソコンや携帯を総称して「機器」とも言う。また、武器、兵器なども器を当てる。
「機器」と言う字は、「機が半分、器が半分」で機器と書く。
20世紀は機械の「機」に重点を置き開発してきた。しかし目的の欠如と改善の
余地を多く残した。
「機器」の「器」は、古来から日常の、おもてなしの道具(Tool)でもあった。
器に美味しい物を盛り、愛する家族やお客様に楽しんで頂く
「おもてなしの心」がある。
器には、心の癒しとゆとりを育む心がある。
この心を知らずして、人の思いやり、優しさ、雅性や創造性を感受する
「日本人の心」は芽生えることはない。
巷では「機器」の苦手意識から、「アナログ系だから心や愛を大切にする」とか、
「デジタル系だから機械的で心が無い」などと、二者択一の固定観念論での論争では、
改革の実践を遅らせる無駄な時間である。
アナログ系もデジタル系も「日本人の心」と器量を育むことを忘れてはならない。
みんなが本当に欲するCommunication−Bestの心の通うツールの開発と
運用システムの構築が大切である。