『網地島』 平成22年度・森林整備事業報告

◎日程 2011年8月26日(金)〜27日(土)

この事業は、(社)国土緑化推進機構から、『緑の募金』の助成を受け
緑豊かな森の回復を目的に、網地島・網地浜住民と一緒に活動しています。


東日本大震災で延期になっていた、平成22年度施策・最後の網地島活動を
実施してきましたので報告します。
平成23年度も、活動継続の決定通知が届いていますので、今年11月頃計画します。別途、連絡しますのでお待ちください。


★石巻・渡波・牡鹿半島・鮎川・網地島、どこも地震・津波の被害で
 全然風景が変わっていました。お悔やみ申し上げます。
幸い、網地島住民に人的被害が無かったとの事で少しホットしました。
@網地島岸壁、震災で地盤沈下で沈んでしまったので、新しい岩壁が
  作られていました。(島全体が沈んだとのこと。)


A新しい岩壁に到着です。


B下の写真は、2009年の岸壁写真です。
 この船は『第7久丸(ヒサマル)』
津波の時、船長さんが外洋に出て無事だったそうです。



C今回は、古い看板に新しく貼り付けました。


D今回のメンバーは、7人+網地島の人



E早速、会長さんは作業に掛かります。



F太いワラビが、誰も取らないのでいっぱいです。
・ユリの花がいっぱい咲いたのですが、採掘して
穴がいっぱいでした。(食べられたようです。)


G作業風景は省略しますが、中央に網地島の三角点があり
国土交通省の作業員が、測量していました。
地盤沈下と、島の移動距離を計測していました。
測量結果は、本部に送ってしばらくかかるそうです。


Hここが三角点。二日間かかるとのことですが、
終了して片付けられていました。
この辺が、網地島の「七つ森」です。

・ツリガネソウでいいですか。

・?  きれいでした。


・船が無く、漁も出来ないと聞いていたのですが
 ウニをいっぱい準備していただきました。
 (有料で、夕食に少しとお願いしたのですが・・・・・)

・おばさんと一緒にキレイにしました。
きれいな身の周りに黒っぽい筋があってそれを
取るのが大変です。
値段が高いのは当たり前と思いました。


・後は、想像通りの乾杯。
今回は、男だけの料理ですが、食材がいいので何とか。


・中央のW君。岡山県から一人で網地島のボランティア
に来ているとのことで、開発センタに寝泊りしていました。
会社を辞めて、バイクを売った金が無くなるまで
頑張るとか言ってました。
ご苦労様です。


・二日目は、昨年の旧通学路整備と同様に
 草ぼうぼうであまり使われない道路の整備作業。
約1KM以上の整備。暑くて大変でした。

・この出口は、網地浜近くの『正福山常春寺』
明治6年、男女30名で開校した、網地小学校跡地
でした。地震で被害がひどく入れなくなったとのこと。

・作業も終了し港に到着。

この写真は、2009年岸壁でアワビの卸業者が
買取に来ていたところです。が
下の写真へ。


地盤沈下で沈んでしまいました。
船が付けられないので大変です。と言ってました。



・区長さんと、朝、2枚のヒラメをもらった方と
お別れです。船の別れは、格別です。
来年は、お祭りの時に招待されました。
また、楽しみが一つ増えました。

・昨日気がつかなかったが、灯台も新調されていました。

・第7久丸で集合写真。天気も良くて最高でした。

・鮎川の新しい岸壁に接岸。無事到着

鮎川の昔の店、家、岸壁もありません。

・岸壁がこの状態で使えません。
復興までどのくらいかかるか想像もできません。


平成22年度の仕事がやっと完了しました。
平成23年度も、継続して活動することになりました。
早めに、日程決めて周知しますので参加よろしく。
            森のなかま