最終更新H22.1.23
故障、トラブル履歴 (BE5C)
●ビルシュタイン オイル漏れ(2009.12〜2010.1)
【その1】
とりあえず2年前の車検時にも「オイル漏れてますよ」と言われていたが、自分では目視確認していなかったものを、今回タイヤローテーションの際に見てみた。
すると、左後ろの1本だけ・・・
  
あらー、ダダ漏れです。
気にするようになったからか、運転していても左後ろから、段差を乗り越えるたびに「ポコン」「ポコン」という音が聞こえます。
ゆっくりしたスピードで、スーパーの駐車場などにあるタイヤバンプを左右のタイヤが同時に段差を越えるようなときにも、左右で揺れが違います。

抜けちゃったということですね。
対処方法は、これから考えます。9年目3万数千キロで抜けました、ビル足。オーバーホールすれば蘇るのですが、1本OHだけで1万円。プラス工賃。であれば、他の新品を狙うのも手でしょうか。
【その2】
NAレガシィのメーリングリストに「ビル足抜けた」と流したところ、「いらないのがあるからあげる」という方がいて、頂きました。リアサス一式。

中古ですが、あまり使用感なし。ターボ用とのことでしたが、これを流用します。サスがダウンサスなので、現用のノーマルサスを移植して交換します。
自分でやろうという気も少しありましたが、寒い冬だし、工具も買わないとだし、スキルないし、ということで業者に頼みました。
ヤフオクに出品していた「オートサービス・エクセレントという深谷市の会社です。見積もりは、リア2本交換で8000円でした。
作業の様子は、
まず、ショックとサスをバラします。青いビルシユタインのシールが2枚貼ってあります。 ジャッキアップしてタイヤを外します ショックの下を止めてあるボルトを外します。かなり固いようで、インパクトでも苦労して外していました。
そのボルトを抜きます。どうしたら抜けるのかはわかりません。抜いたとたんに足回り一式が上がって、ボルトの穴位置がズレます、 そしたら、シートは外さずに、ショックの上部を止めているボルトを外します。 外れました。
外れた古いサスペンション一式をスプリングコンプレッサーを使ってばらして、バネのみ採用しますが、残ったショックは、コゲてるかと思うほど真っ黒。作業員さん、苦笑。。。見えませんが、青いビルシユタインのシールは1枚しか貼ってありません。 スプリングコンプレッサーで縮まっているノーマルサスを頂いたショックと合わせます。 クルマに取り付けますが、やはりボルトの穴は合いません。ショックを上げる(縮める)か、足回り一式を下げるか、というところですが、、、
10 11 12
下げる!!!ぶら下がっている!!ヲヲ大技だぁ!(今になって思うと、替わってあげれば直ぐだったのに・・・) で、体重の軽い作業員さんがしばらくぶら下がって、ようやくボルトが通って、完成、着地!!
ジャッキアップ〜完了まで約40分という速さ。
ターボ用のショックとのことでしたが、外見上はなんともなく、高速飛ばして帰ってくるときも問題なし。
段差を越えるときの「ポコンポコン」いう音はきえ、左後ろから路面の感覚が戻ってきました。
しめて工賃8000円、部品代はコーヒーギフトのお返し、往復高速代1400円で、後ろ足がリフレッシュしました!!乗り心地も特に硬いということもなくいい感じです。
●ハンドルを回すとギャーギャーと異音(2009.9〜10)
<現象>
初めのうちは、エンジンを掛けて間もなく、車庫を出るのに切り返しをしている最中に「ギャッ」という異音発生。しかし、ある程度クルマが暖まってくると静まる。
しばらく様子を見るうちに、ハンドルを切るたびに常時異音がするようになった。
音の感じからしてベルトが怪しいということで、ベルトのテンションを感でチェック。ネット情報によれば、ベルトのたわみ量はプーリーとプーリーの中間地点で1cmくらいならOK、とのことだったが、現にギャーギャー言っているのだから緩いのでしょう。強く押してみて2cm弱くらいたわみましたが。
ちなみに、まだ走行距離は3万キロ台、目視確認でベルトに異常は無かったようです。
ということで、ベルトのテンションをあげてみました。

パワステの異音関連は、緑色のベルトですが、エアコン方面も緩めでしたので、両方テンションを上げます。
それぞれ、テンション維持用の固定ボルトがあるので、まずそれを緩めてから、テンション調整用ボルトをまわします。
ただ、滑るからとテンションを上げすぎると、ベアリングに負担が掛かり、もっと高い修理費を取られることになるので、ほどほどに締め上げます。
指で押して1cm程度(より気持ち緩め)に調整しました。

エンジンを始動して、据え切りしてみましたが、びっくりするほど静かになりました。

とりあえず、これで一安心ですが、そろそろベルトの交換を考えたほうが良いと思います。今回の作業の逆にボルトを回せば良いだけですし、いざ切れてしまっては運転不可能になってしまいます。

●エンジンチェックランプが点滅(2008.11〜2009.7)
【経過その1】2008/11/03
走行中に、少しの間「エンジンチェック」の黄色いランプが点きました。
ずーっと点いているわけではなく、というより、たまーに点いたと思うとすぐ消える感じ。
しばらくすると点かなくなり、一度エンジンを切って、再度エンジンをかけた時には、全く点かなくなりました。
点いているときも、点かないときも、エンジンの調子としては普通でした。何の症状もなしです。いったい、なんだったのでしょうか。説明書によると、エンジンの電子制御がおかしいときに点くランプらしいですが、今まで点いた事は無いです。エアフロセンサーでもおかしくなりかけてるんでしょうかね。

【経過その2】 2009/03/01
エンジンチェックランプが相変わらず点灯しています。以前同様、特に気になる不調は無く、普通に走っているように感じるのですが、何か気になります。
ディーラーに持っていけば、お金を掛ければ簡単なのですが・・・。
色々とネットで検索していると、スバル車ではエンジンチェックランプ点灯は別に珍しくもなさそうなことが分かりました。ということは、対処法についても掲載してくれている方々が結構おりまして、原因としては
・エアフロメーターの不調
・O2センサーの不調
・ISCバルブの不調
などが多いようです。
というわがレガシィは、2004年の「エンジンちっとも掛からないぞ」事件の際に「エアフロ」と「O2」はディーラーにて新品交換済み。ということは、ISCバルブが一番怪しい、か?
オークションで代品をゲットするにしても、ある程度確率の高い部品を交換しないと仕方ないし。
そんなときに、自分である程度あたりをつけられる機能があったんですね。今まで知りませんでしたが、「ダイアグノーシス」という自己診断機能です。
安直な解釈では、センサー類のエラーをメモリーが保持しているので、それを読み出してくれる機能、という感じでしょうか。やり方は、わがBE5であれば、運転席左足側のペダルの付け根のほうを下から覗くと見えてくる黒いカプラー2つ(オスとメス)をドッキングさせるだけという簡単さ・・・。
私も深くは知らないのですが、エンジンチェックランプが点くような各種センサー等の異常発生のデータをECU?か何処かで記憶しているので、それを読み出して故障等原因追及に使おうというものです。
よくディーラーに行くと、パソコンみたいなのをクルマに接続して何かやっていますが、あんなような事が実は端末がなくても少し覗けるらしいんです。
※というレベルなので、ここから先は自己責任の世界です。

1.こんな風に、わがBE5であれば、運転席左足側のペダルの付け根のほうを下から覗くと見えてくる黒いカプラー2つ(オスとメス)をドッキングさせます。


2.エンジンキーを差し込んで、イグニション「ON」にします。エンジンは始動する必要はありません。
3.すると、エンジンチェックランプが点滅を始めます。


4.このエンジンチェックランプの点滅の状態が、実はモールス信号のようにエラーのコードになっているらしいんですね。モールス信号が古ければ、ELTの未来予想図みたいな「ブレーキランプ5回点滅」みたいな合図になっているんです。
長い点灯と短い点灯とで数字をあらわして、コード表に照らすとエラーが記録されたのがどこであるかがわかるという仕組み。具体的にはネットで検索するといろいろヒットします。ちなみに私はBHユーザーの方のみんカラ「ろばのぱんや」というブログの記事などを参考にさせていただきました。

5.で、うちのクルマで表示されたコードは、ツー・ツー・トン・トン・トン・トン、でした。ツーが長点灯=10の位を表し、トンが短点灯=1の位を表します。つまり、ツー・ツー・トン・トン・トン・トンで10の位が2、1の位が4、つまり「24」というのがエラーのコードということになります。すごいっ!

6.で、24というコードを上記「ろばのぱんや」さんやその他の複数サイトでググって、共通的に「24=ISCバルブ系」ということだったので、どうもエンジンチェックランプ点灯の原因はISCバルブあたりにありそうだ、という結論にしました。
なお、このダイアグノーシスというものは、必ずしも100%の正解ではないらしいということも各種サイトでの識者の意見でした。したがって、もしかしたら別の原因でエンジンチェックランプが点灯したがタマタマ記録されたデータはISCバルブのものだったという可能性は少なからずあるそうですので、ご注意ください。場合によっては、逆に何のエラーも記録されない、ということもあるそうです。
 ※実際、この時に見誤ったか、それとも正確な原因が記録されていなかったのか、正解は「22」の内容だった、というのが後から出てきます。

7.でとりあえずのターゲットとなったISCバルブというものをクリーニングしてみます。
その前に、ISCバルブとは何か、ということですが、「アイドルスピードコントロールバルブ」らしいです。と、ということは、走っているときには関係ないのですね。。。んー、走行中にエンジンチェックランプが点灯したんですが・・・。そんなこともありますかね。
場所はココです。(うちのBE5C NAの場合)


普通のプラスねじ2本で付いているので、あっけなく外せます。で、こんな感じでした。
        
真っ黒けです。煤だらけ・・・。これをパーツクリーナーなどを使いながらきれいにしていきます。結果は、右側のような感じです。2色だったんですね。。。
掃除がいい加減ですが、まあきれいになりました。ちなみに故障が怖いのでセンサー内部へはクリーナーが入らないように、吹き付け場所と方向は気をつけました。あとは、元あった場所に取り付けて完了。
その後、今日のところではエンジンチェックランプは再点灯していませんが、この作業の甲斐があっての事かどうかは不明です。このバルブそのものの問題ではなく、どこかの配線が断線気味だとか、コネクタの結合が緩んでいるとか、他の原因も考えられます。その場合は、またいつか再発する可能性があります。

【経過その3】再発!!ディーラーへ2009/07/11
その後も、点灯は時々気まぐれにするものの、特に症状も無いことからほって置いたが、ここにきて点灯頻度が上がり、点灯時間も長くなってきた。
また、点灯しているときにアクセルを踏むと、なんだかモゴモゴしてかったるい感じ。かぶっているような、加速していかない。
ただ、点くならずっと点いていれば諦めもつくが、点かない日は全然つかないので、今になってしまった。
で、やっとディーラーへ持ち込み、コンピューター診断を依頼。すると、悪いのはISCバルブでもエアフロでもなく、「ノックセンサー」とのこと。

これがおかしくなると、パワーダウンして、アクセルを踏んでも加速しないということになるらしい。
当日部品がなくて、取り寄せまで1週間。「普通に乗っている分には特に問題ないですよ、ただ、点いてしまうとパワーがなくなりますが」とのこと。

【経過その4】交換修理完了2009/07/18
所要時間約30分。センサー交換自体は5分、後はパソコンのような診断機とニラメッコ&走行テスト。無事、エンジンチェックランプは点かなくなりました。
ちなみに、ノックセンサーは、エンジン真上から見ると、こんな奥まったところに有る、地雷のような物体です。
  

それが、こんなに新しくなりました〜(分かるかっ!) ノッキング特有の周波数を聞き分ける聴診器みたいなもの、らしいです。

●洗車機でバイザー折れる(2006.4)

<現象>
クルマを自走式布タイプの自動洗車機に入れていたら、ガラガラガラガラガラ・・・・・、バキっ!

<原因>
 取り付けが両面テープ+クリップで行なわれており、しかもクリップが最後部についていなかったため、バイザー後ろ部分のテープが劣化してカパカパになっていたところを、自動洗車機の布に引っ掛けられて折れてしまったものと思われる。

<対処>
交換すればベストだか、とりあえずうまく合わせて両面テープで固定。結構、素材が伸び縮みするのか、隙間が開いている日と開いていない日があるが、良く見ないとわからないのでしばらく様子見の状態。

<事後>
3ヶ月くらい経つが、特に外れたりぐらついたりすることは無い。オークションなどで出物があればGETしたいところ。。。

●エンジンが掛からない・セルモーターが空回りしてエンジンをクランキング出来ない(2004.4)
<現象>
週末にエンジンを掛けようとしたら、セルモーターからギーギーとギアが滑っているような音がして、エンジンが始動しない。

<原因1>
はじめはバッテリーがダメになったのかと思った。ただ、セルモーターは回っているようであり、簡易的にカーナビで電圧を測ったところ、ACC12.6Vの表示。バッテリー液を比重計で計っても比重は正常「グリーン」の下のほう(上の方が赤でBADゾーン)。
次に疑うのはセルモーターが壊れたということ。DIYも不可能ではないらしい。また、NAML識者より「セルモーターをハンマーでひっぱたくと直る可能性もあるよ」との助言も受けたが、怖いのでこの辺で車を購入した業者に連絡。この時点で原因不明。

<対処1>
(1)まずは電圧不足かどうか確認のためブースターケーブルで他車と繋いで始動を試みる。⇒NG
(2)ディーラーの方と携帯で話しながら、ブースターを繋いだままキーを回し続ける。その間、木槌か何かでセルモーターをカンカンカン!アクセルも煽りながら。
(3)30分ほど回し続けて、ブスン、といった後、無事始動!精密検査のためディーラーへドナドナ。

<原因2>
ディーラーでの精密検査の結果、「異常なし!」なんじゃそりゃ。。。ディーラーの方は、ぼそっと「ちっとカブッただけじゃないか」
と言っていたそうです。

<対処2>
念のため、ということでディーラークレーム対応で以下の部品交換等実施(無料)。
・O2センサー交換
・A-Fセンサー(エア&フューエルセンサー)交換
・ECUの書き換え(バージョンアップ)

<事後>
再発なし
●AT空回り(2004.2)
<現象>
ATレンジを「D」にいれて、スタートしようとしたらエンジン回転だけ上がって車が前に進まない。常時ではなく、時々の気まぐれなタイミングで発生。ちょうと、クラッチが滑っているような状況。

<原因>
はじめは電気的におかしいのかな、とも思いましたが、ATFのゲージをみたところ、ゲージにオイルが付いていない!完全にオイル不足です。下手をするとATが逝ってしまう可能性も有りました。車検を頼んだ業者にATF交換を依頼したのですが、その時にちゃんと確認しなかったようです。たまたま50kmほどの走行で気付いたから良いようなものの・・・。

<対処>
オイル補充

<事後>
再発なし