チェンバロ

 チェンバロといえば、昔、音楽の時間に教科書で習った、ピアノの前身みたいな楽器。小型のピアノのような形で音も繊細。たしかピアノの様にハンマーで叩くのではなく、弦を引っかいて?弾いて?音を出す楽器だったような(曖昧でスイマセン)。いずれにしても過去の楽器と思っておりましたが、いやいやマダマダ現役だったのです。
 私の会社の近く、東京都千代田区神田神保町にある神保町三井ビルのエントランスホールには、当たり前のようにチェンバロが置いてあります。それも、新しい・・。
 このチェンバロは、「久保田彰チェンバロ工房」というところで作られたもので、要は新品です。このようなものが、現代の日本で製造されているとは、目から鱗の事実です。
 で、このチェンバロは単なるオブジェとしてそこにあるわけではなく、月に1〜2回、無料コンサートが開かれます。そんなに広くないエントランスホールですから、ホンの数メートル離れて、繊細な生音が聞けます。神保町三井ビル自体は完全なオフィスビルなので、ちょっと不思議な感じですが、オフィスで働く人々、ビルの隣のマンション棟から聞きに来る人等で黒山の人だかりとなります。
 もし、何かの用事で神保町に来る機会があれば、実物のチェンバロを是非見てみてください。できればコンサートの日にあわせて。

神保町三井ビル チェンバロ   神保町三井ビルのチェンバロです。
 実物は「ミニチュア?」と思えるほど小さいものです。音も繊細な細い音です。鍵盤はエレクトーンのように2段になっています。
 大体毎月1回は無料コンサートが行われます。チェンバロ+リコーダー、チェンバロ+バイオリン、チェンバロ+歌手等、色々な組み合わせで聞かせてくれます。
 コンサートの日は、大体2時間以上前から準備が始まりますが、当然のように毎回調律が行われます。その調律をしている方が、いつも女性なので、「もしやチェンバロって、演奏者が自分で調律するものなのか?」とも思っています。たまたま契約している調律師の方が女性だったというだけかもしれませんが、真相は不明です。でも、ピアノでも女性の調律師って、きっと少ないですよね。

↑2004.10.21の様子です。
神保町三井ビルのイベントは、こちらから。
久保田彰チェンバロ工房 このチェンバロを納めた「久保田彰チェンバロ工房」さんのHPです。
 カタログ有り、試聴音源有り、製作過程の説明有りと、充実したHPです。ココを読んでから改めて生演奏を聞くと、また違った感動が有るカモ。

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