・自公政治ノー! 解散総選挙で国民の信を問え!
・新テロ特措法阻止!インド洋・イラクから自衛隊は撤退せよ!
・憲法改悪は許さない!憲法9条が輝く核も基地もない日本をめざそう!
・消費税大増税反対!
 大企業・大資産家に適正な課税を!
・最低賃金の大幅な引き上げ!
 最低保障年金制度の実現を!
・障害者自立支援法を見直せ!
 母子家庭児童扶養手当の削減反対!
 後期高齢者医療制度の中止・撤回を!
・医師・看護師を増やし、国民のいのちを守れ!
・被災者生活再建支援法の実効ある拡充を!
・改悪教育基本法の具体化反対
 沖縄戦教科書検定意見を撤回せよ!

 みなさん!
 いま、政治の流れを変え、国民の要求を前進させていくチャンスの情勢です。
 長らく続いた構造改革は、大企業の空前の繁栄をもたらす一方で、1000万人をこえる
ワーキングプアをうみ出し、社会保障の連続改悪で“医療難民”“介護難民”や年金不安
を広げました。中小企業・地場産業、地元商店街、農業・農村を破壊する政治は地域に
深刻な疲弊をもたらしました。
 国民生活の苦しみの増大は、自公政治に対する怒りと批判の渦となり、参議院選挙
において与党への厳しい審判となりました。
 野党が参議院で多数となるかってない政治情勢のもとで、国民要求が前進する可能性が
広がっています。すでに政府与党は、政治資金規正法や後期高齢者医療制度などの
凍結・見直し、自衛艦のインド洋からの期限切れ撤退に追い込まれています。
 国民の運動と世論が政治を動かしはじめています。教科書検定の是正を求めて11万
6千人が参加した沖縄県民大会など沖縄ぐるみのたたかいは、ものの見事に政治を変え
ることを示しました。
 憲法をめぐっても、この間の運動によって改憲反対の世論が高まりつつあるもとで、
参院選挙結果と安倍首相の政権投げ出しは、改憲派に大打撃となりました。改憲の野望を
打ち砕く可能性が生まれており、今こそ憲法を守る共同を大きく広げることが求められて
います。

 みなさん!

 現在の情勢を国民本位に打開していくカギは、私たちの全力を尽くした運動の発展
にあります。ここ数年の取り組みが日本の将来と国民生活を左右することをふまえ、
次の取り組みを力を合わせて進めようではありませんか。

1、貧困と格差の是正、社会保障の充実、国民のくらしと営業を支える政治をめざし
  て、多くの人々との共同を広げ、政府、政党・議員、地方自治体に向けた取り組み
  を全国で強めましょう。早期に解散総選挙に追い込み、いっそうの政治変化をつく
  り出しましょう。
2、憲法を守り生かすために、多くの人たちとの共同の輪を地域、職場、学園に広げ
  ましょう。住民過半数署名を全国で推進しましょう。
3、消費税大増税のまやかしを広く国民に伝え、大増税反対、大企業への適正な税・
  社会保障の負担、予算の国民本位への転換を掲げ、共同と世論を広げましょう。
  めましょう。

 国民のみなさん!

 平和とくらしが大切にされるまともな政治の実現をめずして、ともに手をたずさえて
 進んでくださることを本集会の名において心より訴えるものです。


                    2007年10月28目

   
ストッブ改憲!
   ゆるすな消費税増税!
   なくぜ貧困!
   いのちとくらし・雇用を守れ!
                   10 ・ 28国民大集会