どんなに寒かろうが、暑かろうが、私は全く平気ですが、花粉だけはダメです。目はかゆいは、鼻水はたれてくるはで、自転車を乗るには最悪のコンディショ ンです。まして、ここ東葛地域は、自然の宝庫=杉の宝庫。これはたまりません。去年は記録的に飛散量が少なくて、幸せでしたが、今年はその反動で最悪の年 になりそうです。 しかし、花粉ごときで自転車に乗れなくなっては堪りません。そこで花粉対策の3点セット(?)で、この季節を乗り切りたいと思います




【薬】
 いよいよスギ花粉がきつくなってきました。それでも、なんとか走れるのは、10年以上前からお世話になっている抗アレルギー剤のおかげです。抗ヒスタミン剤と違い、全く眠くならないので、自転車に、仕事にとかかせません。その分、強烈に効くというわけではありませんが、花粉症の症状を大幅に緩和してくれます。

 しかも、以前の抗アレルギー剤は花粉が飛び始める5日ほど前から飲み始める必要があり、1日2回服用しないとダメでしたが、今使っている「クラリチン」は飲み始めた途端に効き、1日1回だけでよく、しかも水なしで飲めるので本当に助かります。

 花粉症の自転車乗りの皆さん。まだ抗アレルギー剤を使っていないのなら、一度試してみてください。劇的に症状が緩和しますよ。ちなみに抗アレルギー剤は医師の処方薬です。私は西洋医学を好きではありませんが、この薬だけは西洋医学さまさまです。




【シューティンググラス】
 花粉症の季節に私の目を守ってくれるのが、ライフル・メーカーのスミス&ウェッソン(S&W)のシューティンググラスです。シューティンググラ スは、ライフル射撃などで利用し、火薬カスなどから目を守るためのサングラスです。まあ、高級防護メガネといったところでしょうか。

 このシューティンググラスは、自転車乗りにもとてもグッドです。種類も豊富で、4000〜5000円と結構安いので助かります(もっと高価なものもあり ますが)。私が愛用しているやつは、普通のサングラスより面積が大きく、顔の横に回り込むような形状なので、花粉の直撃から目を守るのに効果的です。同じ 形で色つきのものもありますが、目に入る風景の印象を変えたくないので、クリアタイプのものを使っています(紫外線のカット能力は色つきと変わりませ ん)。

 初めて買ったのは、もう2年半ほど前です。とても気にいったので、ずっと使っていましたが、最近柄の部分が折れてしまいました。この写真のやつは2代目です。3代目もすでに在庫としてスタンバっています(笑)。




【自転車乗り用マスク】
 今年の花粉対策として自転車乗り専用のマスクを買いました。英レセプロ社製のマスクで、「英国防省承認、対細菌兵器用特殊炭素繊維フィルター内臓」と仰々しい解説がしてあり、花粉も完全にシャットアウトできる優れものです。ただ付けてみて、いろんな問題があることが分かりました。

 まず第一に暑い! 宣伝文句に防寒対策にもよいと書いてありましたので、嫌な予感がしていたのですが…。防寒対策にもよいということは、気温次第で暑いというですからね。もう1つの問題は、私が愛用しているシューティング・グラスとの相性が最悪だということです。このマスクとシューティング・グラスを付けていると、吐い た息の一部がシューティング・グラスの内側に回り、一気に曇ってしまいます。走行時にも風向きによっては、曇る場合があります。これは安全面にも関わりま すので、対策が必要です。あと、鼻の位置にある固定用の金属が痛いというのも、問題ですね。

 このマスクがシューティング・グラスや抗アレルギー剤に続く、花粉対策の3点セットの地位を獲得できるかは微妙です(苦笑)。




【レスプロを買い替えました】
  レスプロのマスクを、わずか1年で買い替えました。本来はフィルターだけを替えればよいのですが、本体も新調しました。実は、昨年は間違えてLサイズを買ってしまったのです。私がいくらデカ頭といっても、Lは大きすぎて、すぐにズレ落ちるなど、使い勝手に難ありでした。あと1年ぐらいは我慢すかと思っていたのですが、Lサイズのフィルターも入手難でした。それで、思いきってMサイズのものを買った次第です。

 レスプロのマスクは結構な値段ですので痛かったのですが、買い替えて正解でした。サイズがぴったりだと、上方への空気の漏れが少なくなり、シューティン ググラスが曇りにくくなりました。鼻の痛さも軽減し、いいことずくめです。やはりサイズは合っていないとダメですね。ただ、黒色を買ったのは失敗でした (まえのヤツは青色)。レスプロを着けるとカラスのようなビジュアルですが、黒によって、さらにカラス度が上がったような気がします(苦笑) 



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