
| <増えている!ドライアイ> 2007年4月27日 副院長:土屋祐介 ドライアイという言葉も最近では一般的になってきました。ところで、ドライアイって、単に目が乾くことだと思っていませんか? 実は、涙というのは油層、水層、ムチンの3層からできています。ドライアイでは、どの層に異常が起こるかにより、涙の分泌量が減るタイプと、涙の蒸発が早くなるタイプに分けられ、その原因は意外と複雑です。症状は、目が痛い、ゴロゴロする、乾く、物が見えづらい、まぶしい、等々…、また反対に、涙っぽくクシャクシャするという場合もあり…、勉強や仕事にも影響するので結構大変なものです。 体質的なものや、中には全身的な病気からくるドライアイもあります。しかし、よく聞かれるのは、パソコン等を長時間やることによるもので、集中することで瞬きの回数が減ったり、空調により部屋が乾燥していることにより起きます。これらは、瞬きや湿度に気をつけてもらうだけでも改善することがよくあります。 また、最近ではドライアイにより、コンタクトレンズの装用が難しくなる方も増えています。ドライアイがある場合、目に傷がつきやすく、感染等も起き易いので、コンタクトをしないことが一番!ですが、ソフトよりも負担が少ないハードコンタクトレンズの見直しや、目にやさしいハイドロジェル素材の新世代コンタクトなども出てきています。 ドライアイの治療としては、まず涙の代わりになる、人工涙液や角膜を保護する為の目薬を使います。しかし、目薬を使っても改善しない場合には、次のステップとして涙点プラグという方法があります。 涙点プラグは、ちょうどお風呂に栓をするように、涙の出口である涙点に栓をすることで、貴重な涙が鼻へ流れてしまうのを防いで、ドライアイを改善します。顕微鏡を使って10分〜20分程度ででき、処置による痛みもありません。不要になれば外すこともできるので安心ですし、これで調子が良くなる方は多いです。ただ自然に外れてしまったり、異物である為、目に違和感がでたり、感染等を起こすことはありますので、定期検診は必要です。治療方法としては他にも、目を温める方法(涙の蒸発が早いタイプ)や手術等があります。 ドライアイかどうかは、そのタイプも含めて簡単な検査でわかります。「もしかしてドライアイ?」と思っている方、まずは眼科で検査を受けてみてはいかがでしょうか? |
| <目の不定愁訴〜結膜弛緩症> 2005年10月1日 副院長:土屋祐介 中高年の方で、涙が止まらなかったり、目が乾燥したり、異物感に悩まされ、目薬をさしても全く良くならない方が時々いらっしゃいます。そのような場合よく観察すると、「結膜弛緩症」といって、球結膜(目の白いところ)のとくに下方の部分にシワができ、涙の循環がうまくいっていない状態であることがあります。 原因は、加齢により柔軟性がなくなってくることや、炎症により弾力が失われるためではないかと言われています。 以前はあまり、重要視されていませんでしたが、最近は、このシワをのばす手術を行うようになってきています。手術をすることで、それまであった症状がピタリとおさまることがよくあります。 手術は日帰りで、手術時間は10分〜20分程です。手術後は一時的に目が赤くなりますが数日でなおります。 目の不快感にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 |
| <コンタクトレンズのケース> 2005年8月5日 綱島コンタクトレンズセンター:宮田 コンタクトレンズはレンズケースに保存する前に、しっかり「こすり洗い」しましょう。そして、レンズケースも定期的に、新しいものに交換しましょう。 長い間使い続けたレンズケースは、一見きれいでも、実は内側に目に見えない細菌の膜ができたり、外側にカビなどが繁殖することがあります。 これを放っておくと、眼感染症を起こし、深刻なトラブルの原因となる恐れがあります。ケースは毎日洗い、洗浄液の使用開始にあわせて、新しいレンズケースに交換しましょう。 |
| <カラーコンタクトレンズ> 2004年11月15日 副院長:土屋祐介 先日、新聞を読んでいたら、「度なしレンズ角膜に傷注意」という記事を目にしました。いわゆるカラーコンタクトレンズのことです。ファッションに合わせて瞳の色を変えたり、目を大きく、かわいく見せるために、若い女性の間で使用者が急増しています。新聞記事によると、値段が安いため、海外旅行時やインターネットで購入するケースも多く、洗浄液に浸すと色素がにじみ出てくるものや、瞳を大きくみせられるような大きめのレンズもあるようです。考えただけでもゾッとしてしまいますね。 カラーコンタクトレンズに限らず、コンタクトレンズは眼にとって異物であり、負担も大きいため、眼に合った、素材もしっかりしているレンズを正しく使用しなければトラブルにつながります。角膜の傷も表面だけなら装用を中止することで元にもどりますが、深い傷は一度できてしまうと一生治らないことも多く、生涯の視力に大きく影響します。 どうしてもカラーコンタクトレンズを使いたい方は、眼科専門医処方の元、装用時間、ケア方法等をきちんと守って使用していただきたいものです。ただ、目的が美容なだけに、一度使い出すとなかなか装用時間を守れないケースが多い様子。自信がない方ははじめから手をださないことをおすすめしたいです。 |