オアシス（新大久保） --東京焼肉ものがたり--

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オアシス（新大久保）　味：９ＣＰ：８＋ 総合：９　予算３０００円
　　　　　　　　　

【住所】 新宿区大久保1-15-12 2F

【TEL】 03-3209-6535

【定休日】無休

【営業時間】　11:30-5:00

新大久保駅を出て、大久保通り沿いに左。
コンビニampmの前の道を右折すぐ。

【雰囲気】
コリアンタウンの中心で、やや怪しい階段を上がるのは若干度胸がいるが、中は至って
普通。座敷・テーブルともにあり。

【ロースター】
チャドルペギは卓上の円形ロースターで焼く。

【注文内容】　　２名で６９００円（満腹度１２０）

☆	春雨（野菜）	１０５０	いやあ、驚いた！店員さんに薦められたので頼んでみるとこれが、瞠目の美味しさ。チャプチェ（春雨）には、今まで強い思い入れがなかったが、こんなにも美味しいものだとは。野菜と春雨のシャキシャキ・モチモチとした弾力のコントラストも良いが、何より甘辛い味付けが素晴らしい。これを肴にチャミスルを飲むと最高！
◎	ジャガイモ　　チヂミ	１３６０	これも美味しい。彩りを楽しみ、そしてモチモチとした食感を楽しむ。チヂミはパリパリかフワフワでなければいけないと思っていたが、こんな食感もあるのかと目から鱗が落ちる。
◎	つきだし　ナムル	---	本場（？）の韓国料理屋さんだけあって、つきだしでナムルとキムチはついてくる。そのどれもこれもが非常に美味しい。連れはモヤシナムルを、私はごぼうナムルを絶賛。
〇	モツ鍋	１３８０	山椒を利かせた甘辛いスープの中にたっぷりの野菜とたっぷりのモツが入る。ハチノスがプリプリしていて美味しい。
〇	チャドルペギ	９９０　　×２	今回はこれ目的で訪問。牛の肋についている固い石のような肉とのこと。店のメニューと異なって、冷凍肉が出てきたときは、おやっと思ったが、軽く焼いて食べると、霜降り崇拝の強いの日本の焼肉とは違った、赤身の濃厚な味が楽しめる。
〇	チャミスル	７９０	普段はドリンクメニューはコメントしないのだが、今回は特別に。韓国の代表的な焼酎。癖がなく非常に飲みやすい。危うくもっていかれるところだった・・・
その他、リンゴサワー（４２０）

【気になる未食メニュー】
じゃがいも鍋（１７８０）、チヂミ（１０００）

【ものがたり】
　チャドルペギ・・・「焼肉好き最後の聖地」と言われている部位である。肋についている固い
石のような肉を薄くスライスして食べるのだが、なかなか扱っている場所が見当たらず、新
大久保まで食べに行く。韓国では結構ポピュラーな部位だそうだ。そして、どうせなら本格
韓国料理も楽しもうと、韓国料理でも評判の高い『オアシス』を選ぶ。
　新大久保はここ数年で随分治安が良くなったようで、『オアシス』も路地にあるのだが、特
にトラブルなくたどり着いた。（但し入り口はやや入り辛い雰囲気を醸し出している・・・）
　肝心のチャドルペギは美味というより珍味に近かったが酢を効かせたタレが美味しい。一
食の価値はあろう。そして、何より特筆すべきは他の韓国料理の美味しさ。チャプチェ・チヂ
ミなどオーソドックスなものを頼んだのに、そのどれもこれもに新たな発見がある。
　店の客の半分が韓国人というのもこの店の味が本国の人に受け入れられている証拠であ
ろう。今まで、韓国料理というと美味しいがＣＰがイマイチと思っていた私の価値観は、この
店によって打ち破られることになる。大勢でわいわい行って、数品を分け合えば、もっと楽し
めたはずの新大久保の優良店。（２００６年３月）