灼眼のシャナ (電撃文庫).灼眼のシャナ (電撃文庫)
高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本編読むより先にファンブックを読んでしまってたので、
ある程度の設定は頭に入ってる状態で読みました。
つまり「紅世の徒」とか「フレイムヘイズ」とか「トーチ」とか、
「ミステス」とか、そういう複雑な用語は理解済み
そうですね、指輪物語を読むためにホビットの冒険を読んで、
ホビット庄の歴史をすっとばすようなもんでしょうか。
(たとえが分かり難い)

ただ「零時迷子」の設定まで知ってたので、
ラストが全然ドキドキ出来ないのでした。ちょっと損した。
いやしかし、面白いですね、シャナ。売れるはずだわ。
悠二がちょっとモテ過ぎじゃよー、とは思うけど、
よく考えたら二人にしかもてていないので許容範囲だと思った。
これ以上増えたらお前の事は真中と呼んでやるぞ悠二。

アラストールの声って江原正士さんなのですね。
なんとなく大塚明夫さんで想像してしまってました。
江原正士さんだと、
「よくやった悠二、ブラボーだ!」とか言い出しそうで怖いです。
そんなアラストールは嫌だ。ああ、でも言いそう。うわあああん。


灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫).灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)
高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

初っ端からグダグダの悠二とイライラするシャナ。
ああ…でもこれって、後のラブラブ展開への布石なんじゃ…。
中盤で悠二が目を覚ますまでは、かなりイライラさせられます。

紅世の徒・”屍拾い”ラミーのキャラクタが非常に面白い。
荒川弘先生が大好きなマージョリー・ドーの登場もこの巻から。
いやー、色っぽくて豪快なお姉さんは素晴らしいなあ。
佐藤と田中がフレイムヘイズの戦いに巻き込まれたのは意外でした。
なんとなく、クラスメイトは絡んでこないような先入観があったので。
絡むとしても、もっと後だと思ってましたよ。意表を突かれました。

悠ちゃんは「零時迷子」の力で成長も止まってるのでしょうか。
読めば読むほど先が気になります。すごい面白い。
もっと早く読んでおけばよかったー!(じたじた)


灼眼のシャナ〈3〉 (電撃文庫).灼眼のシャナ〈3〉 (電撃文庫)
高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本格的に紅世の徒との戦いが始まります。
紅世の徒との戦いは、この巻から面白くなっていくので、
是非とも3・4巻までは頑張って読み進めていただきたい。
あ、3巻と4巻は続き物で上下巻になっています。

『贄殿遮那(にえとののしゃな)』を子供のように欲しがる『欲望の嗅覚』”愛染自”ソラト
兄ソラトの望みを叶える事を至上の喜びとする『溺愛の抱擁』”愛染他”ティリエル
このベタベタ愛し合ってる”愛染”の兄妹と、彼らに雇われた”千変”シュドナイ
シャナとマージョリー・ドーはこの3人の紅世の徒と対決する事になります。
敗北のショックから立ち直れていないマージョリーは戦えるんでしょうか。

シャナは悠二を巡ってついに吉田さんと対決する事になります。
さらにアラストールも悠二の母・千草と直接対決します。
もはや何でもアリです。
吉田さんとの対決をティリエルの『揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)』に阻まれ、
シャナが怒り心頭になったところで4巻に続く。


灼眼のシャナ〈4〉 (電撃文庫).灼眼のシャナ〈4〉 (電撃文庫)
高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

3と前後編になってます。後編。

前回全然戦いが無かった分、ほぼ全編戦いとなっております。
見所は変態兄妹VSシャナ。
シャナの見えないところでサポートを頑張る悠二。
この辺りで二人での戦い方が確立されてきてますね。

シャナ→戦う 悠二→考える

これから先もずっとこんな感じ。悠二が戦えるのはもっと先。

マージョリー・ドーの大復活。
悠二、一世一代、命がけのハッタリ。
そして、高橋弥七郎はこれが書きたかったのかな?
と思わせるシャナとティリエルの、
「どうしようもない気持ち」を持つ女同士のやりとり。

「さあ、がんばって」


パプリカ (新潮文庫).パプリカ (新潮文庫)
筒井 康隆


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あまりに面白くて、久々に一気読み。
映画はかなりお話を変えてスリム化していましたね。
原作は長編で2部構成。
元々はマリークレールという女性誌に連載していたらしい。
勇者な雑誌だなあ。

どうしても映画との比較で読んでしまうのですが…。

パプリカ=敦子の変装 とはっきり描かれています。
そのあたり、映画では変装するシーンもなくぼかされてるんですよね。
夢の中にジャック・インすると自動的にパプリカになっちゃってた。
PT機器を利用した治療がまだ認可されていなかったので、
敦子が治療しているのを隠すために産み出されたのがパプリカ。
ただの変装であり、別人格というわけではない。
なので、原作では敦子とパプリカが顔を合わせるシーンはありません。

黒幕が誰かも最初から分かっているし、時田への好意も顕在化してます。
研究所内の政治やPT機器開発の功績にノーベル賞が与えられること、
パプリカの患者は能勢と粉川、という二人の男性であること、
等々、映画には出てこないお話がたっくさん。

凄まじいのは第2部。のっけから呑まれました。
乾さんはナチュラルに電波な人でびっくりです。
DCミニのアナフィラキシーによって現実と夢がどこまでも入り交じり、
その境が消滅していくその混乱は、映画の比ではありません。
まさに悪い夢でも見ているよう。
辻褄が合わない現実。寝ぼけているように意味不明な言葉。
夢を見ているものの意志で場所は簡単に切り替わる。
現実世界に実体化するグリフィンその他化け物達。
その内容と文章に酔うように引き込まれてしまいました。

読了して分かったことは、映画のおかしくなってしまった方々の
悪夢のように辻褄の合わない演説は、
アニメのオリジナル脚本だったということです。
いやああああ。
しかし原作に出てくる悪夢のような演説も充分アレなんですが。
原作もアレで映画の方はまた違うアレで。うおおおお。
あれだけ電波な文章書いても全然大丈夫なんだから、
筒井康隆も今敏も、とても「ごんぶど」な神経を持っているのでしょうね。
羨ましい…。


λに歯がない (講談社ノベルス).λに歯がない (講談社ノベルス)
森 博嗣


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

いつまでもは、愛せないのだ、
生きているものは


λ(ラムダ)と読みます。意味はよく分かりません。
深く考えたら、負けです。何に負けるのかよく分かりませんが。
発売直後に買ってたのに、忙しくて読むヒマ無くて、
気が付いたら最新刊が出ていたので慌てて読みました。
次作は「η(イータ)なのに夢のよう」だそうです。
イータって何? やっぱりよく分からないなあ…

今巻でハッキリするのは、Gシリーズの主役は萌絵だったということ。
加部谷も山吹も、海月すらも影が微妙に薄いとは思ってましたが、
これでますます存在意義がなくなって来たなあ。
まあ、キャラの薄い彼らをメインにされてもつまらないだけですが。

これ、ミステリィかと聞かれると、う〜ん。どうなんでしょう。
まずミステリィとは何かを定義しなさい。と犀川先生なら言うかな。
いや、これは森先生の台詞だったかも。
殺人事件が起きて、推理しさえすればミステリィ、
という定義ならばミステリィなんじゃないかな。4人も死んでるし。
しかし物語の主軸がそこに無いのは明らか。
それでも『τになるまで待って』よりは解決が鮮やかで良かった。
『τ』がひどすぎただけって説もありますが。

ミステリィじゃないとすれば、うん、キャラ萌え小説、でしょうか。
いや、キャラ萌えミステリィ? どれもしっくり来ないえすが、
少なくとも、西之園萌絵に感情移入してないと読めないと思います。

真賀田四季がどう絡んでくるのか分かりませんが、
多分あまり深く考えない方が、楽しく読めると思います。
森博嗣に、過度な期待は禁物です。
(ファンクラブ会員148ですが何か?)


灼眼のシャナ (5).灼眼のシャナ (5)
高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ここで過去に戻って番外編。
「炎髪灼眼の討ち手」が誕生するまでの物語。
ここでシャナは「2代目」の「炎髪灼眼の討ち手」であることが分かります。
(前にも書いてありましたっけ? ちょっと記憶が曖昧)
章の合間に挿入されているのが、先代の炎髪灼眼の討ち手の物語。

番外編が外伝扱いでなく通巻になっているのは、
今後の展開に関係してくるエピソードだからです。
ヴィルヘルミナが今後登場してくるのにあたり、
今回の物語は彼女を語る上で必要不可欠だし
なぜシャナが特殊なフレイムヘイズなのかも大変分かりやすくなります。

で、この5巻は、是非とも、是非とも10巻を読んでから再読して欲しい。
5巻だけでは分からないこと
(先代とアラストールとヴィルヘルミナとメリヒムの関係等)
は、全部10巻で明かされます。
10巻読了後に5巻を読むと「こういうことだったのか!」と
納得し、驚けること請け合いです。面白さ倍増なので、必ず読み返して下さい。

因みに10巻は先代マチルダ・サントメールのお話です。最高傑作です。

ああ、10巻読んだ後ついでに1巻を読むとびっくりできますよ。
高橋弥七郎は一体どこまで設定を作って書いているのやら。怖くなります。


フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life.フラッタ・リンツ・ライフ
―Flutter into Life

森 博嗣


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なにも欲しくない。
誰のためでもない。
誰も褒めてはくれない。
ただ、飛び続けたい。
僕が僕であり続けたい。
生きているかぎり。


作中で時間がぽーんと飛んで、草薙水素は飛行機乗ってません。
今回は別の飛行機乗りのキルドレの視点。草薙の部下です。
世代交代の感が否めませんな。

草薙は飛行機に乗らないで生きていけるのかいな?
と思わず心配してしまいます。
彼女は広告塔として必要とされているので、仕事はなくなりませんが、
根っこの部分というか、魂が死んでいくような。
どうも、草薙はキルドレではなくなってしまってるそうなのです。
キルドレっていったいなんですか?
明確な説明がされてないので、余計に想像をかき立てられる。
Gシリーズはあれだけグダグダなのに、このシリーズは面白い。
だから森博嗣から離れられないんですよねえ。



青年のための読書クラブ.青年のための読書クラブ
桜庭 一樹


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

屈折した女子学生を書かせたら桜庭一樹の右に出る者はいません!

某リリアン女学園を彷彿とさせるミッション系女子校・聖マリアナ学園。
華やかな生徒会や演劇部とは対極に位置する「異形」の集まり・読書クラブ。
公的な学園史には記録されない、学園の隠された歴史。
そんな陰の歴史を代々記していったノートが読書クラブには存在する。
そこに記された事件の数々を追っているのが本書である。

学園の「王子」を決める投票が毎年あったり、
女子が他の女子をその容貌で価値づけていたり、
思春期の女子特有の残酷さや不安定さが満載です。
過去から未来へ、ノートはその時代その時代を鏡のように映します。
このあたりは『赤朽葉家の伝説』を彷彿とさせます。
時代を変えることでその世相を描き出すというよりも、
どの時代でも女子というものの根本が変わらないことを
実に巧みに表現していると思いました。

私は宗教系の女子校出身ですが、実際はこんなじゃありませんよ。
ただ、演劇部で男役の先輩が一年からアイドル扱いされた事はありました。
あれは、怖かった。実に怖かった。
演劇部員なので当然その先輩と親しかったのですが、
普通に先輩と喋ってるだけで一年の視線が怖かったりするのです。
新入生歓迎公演からほんの1ヵ月くらいの期間でしたが、
あれは、本当に怖かった。
女子怖え。私も女子だが、別の生き物としか思えなかったよ。


桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。.桜庭一樹読書日記
―少年になり、本を買うのだ。

桜庭 一樹


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

創元社のHPで連載していた桜庭一樹先生の読書日記です。
桜庭一樹は後書きが面白くて、日記が面白くて、本人も面白いです。
そしてすんごく沢山本を読まれてます。

これだけ買っていたら、お金が続かないんじゃないかな…とか、
お部屋が本で埋め尽くされて床が抜けたりしないのかな…とか、
他人事ながら心配になってしまいます。
本を買いすぎて貧乏、と後書きにあって、やっぱりなあと納得しました。
きっとお部屋は本でいっぱいなんでしょうね。なんて至福な空間。

紹介されている本がどれも面白そうで、片っ端から買って読んでしまいたい。
が、金銭的にも時間的にも置き場所的にもそれは不可能なので、
とりあえず積ん読から片付けていこうと思います。
読むぞー。うずうず。

蛇足ながら、担当のK島さんと面識があるので(ミステリ界は狭い)
どんなしゃべり方してるのか想像が出来てすごく笑えました。


彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15).彩雲国物語 隣の百合は白
(角川ビーンズ文庫 46-15)

雪乃 紗衣


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

黎深祭り。誰がなんと言おうと紅黎深祭り。
櫂瑜様のモテモテ指南を受けられる権利争奪戦短編も収録されているけれど、
そんなもの印象に残らないくらいの紅黎深祭り。
誰が嬉しいのかこんな紅黎深だらけのお話。いや、私は嬉しいぞ。
家族も大喜びしていたので彩雲国の、特に紅家が好きな人なら大丈夫のはずだ。
(我が家は父親以外は彩雲国大好きなのだ)

以前から名前だけ出てきてコロンボのかみさん状態だった
百合姫が満を持して登場。予想以上のキャラの濃さに圧倒。
なるほど、これでなければ紅黎深の嫁などつとまるまい。
でもこの結婚って紅黎深だけが幸せで百合姫は微妙だよなあ。
絳攸という息子がいなけりゃやってられないよな、全く。
あと黄奇人が可哀想過ぎるので幸せにしてあげて下さいお願いします。


美男子のお値段.美男子のお値段
内藤 みか


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

図書館で偶然見つけたので借りました!
(作者さんに貢献できない読者で申し訳ない)
タイトルが蝶・素敵! これでときめかなきゃ女じゃない!

実は衆道(所謂ホモ)文化研究を趣味としているので、
内容を大いに勘違いして借りちゃったわけですが、
(男性相手の美青年の事かと思っちゃったわけよ)
女性を相手にするホスト事情の本でした。
勘違いして読んだけど、とっても面白かったです。

貧乏人だし初対面の人と話すの苦手なので、
ホストさんのお世話になる事は多分ないと思うんですが、
ホストがどういう仕事なのか、買う人の気持ちが
ほんの少しでも分かったような気がします。
男性がキャバクラで癒されたいように、
女だって優しくて素敵な殿方に癒されたいよねえ。
桜蘭高校ホスト部のグッズ販売が洒落じゃなくて
本当に行われているという事実も衝撃でした。
うちわ! マグカップ! コミケグッズかと思った!

あと作者の方の男性趣味の偏り方の潔さが素敵でした。
そうかー、年下の美男子かー。
自分がびっくりするほど年下アウトオブ眼中なので、
好みは色々だなあと改めて感じ入るのでした。


遠まわりする雛.遠まわりする雛
米澤 穂信


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

古典部シリーズの短編集です。

「やるべきことなら手短に」
現状を保留する、はこの本を貫くテーマかもしれない。
しかし自分はこんな難しいことを考えて高校時代を
過ごしたりはしなかったなあ。

「大罪を犯す」
相手を知ったつもりになるというのは、
ある種の独占欲の現れかもしれないよ。

「正体みたり」
文系の合宿ってなにをするのか、と運動系部員に聞かれます。
そりゃあ君、親睦会以外の何者でもないよ。

「心あたりのある者は」
本書中、最大の傑作だと思うのですが、どうでしょう?
まさに「9マイルは遠すぎる」を地で行くミステリィです。

「あきましておめでとう」
そろそろホータローと千反田があやしくなってきました。

「手作りチョコレート事件」
バレンタインチョコの紛失を願うのは誰なのか
考えれば犯人はすぐに割れてしまうのですが、
真の謎はそれをする者、される者の心にあるのです。

「遠まわりする雛」
ますますホータローと千反田があやしくなって(ry
大事なことは、一時保留して暖めておくのも良いものです。


灼眼のシャナ 15 (15) (電撃文庫 た 14-20).灼眼のシャナ 15
(電撃文庫 た 14-20)

高橋 弥七郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

表紙は来ない悠二を待つシャナですが、物語はハワイを舞台に
フレイムヘイズVS革正団(レボルシオン)の戦いを描いた外伝です。
ユーリィやヴィルヘルミナのセリフに
名前だけ登場していた二代目「極光の射手」キアラ・トスカナと
「鬼功の繰り手」サーレ・ハビヒツブルグが登場。
フレイムヘイズには珍しい、師弟という関係です。
通巻に含まれる外伝は必ず本編に絡むので、
おそらくこの二人は今後シャナ達に影響を及ぼすのでしょう。
(フィレス関係かな〜と予想してみる。
吉田さんがヒラルダ持っているしね)

目次部分のペコちゃんキアラの可愛さは異常。
最大の萌えキャラはドゥーグ(忠犬)です。
あとはひたすらおっさん祭。祭じゃ祭じゃ。
これほど新キャラがおっさんだらけというのも珍しい。

相変わらず外伝は燃える話が多くて嬉しい限り。
今回もキャラが濃くて面白かった。

セルフ記憶力テスト

"破暁の先駆"ウートレンニャヤ
"夕暮の後塵"ヴェチェールニャヤ
のフレイムヘイズ「極光の射手」キアラ・トスカナ

おお、言えた(つか、書けた)。


女王国の城 (創元クライム・クラブ).女王国の城 (創元クライム・クラブ)
有栖川 有栖


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

江神さんお久しぶりです。お久しぶり過ぎです。
学生アリスシリーズの第4弾。
月光ゲームから数えて実に20年の時が経過してます。
だから携帯とか出てきませんから。
ああ、携帯のない時代はクローズドサークル創りやすくて良いですね。
言うてる場合か。

そんな有栖川有栖への愚痴を書きつつ。
今回は新興宗教の本拠地がある村でクローズドサークル。
時々、昔通っていた学校や、知らない建物の中から
監視の目をかいくぐって脱出しようとする夢を見る事があるのですが、
そんな悪夢を目の前に描き出されたような感覚でした。
張り巡らされた監視の中、脱出は不可能と思えても、
強引な手段で一気に脱出するくだりもまるで悪夢のよう。

とにもかくにも分厚いので読んでも読んでも全然終わらず、
本当にどこまでも悪夢のような本でしたorz
「読者への挑戦」が出てきた時の「ようやく終われる」嬉しさと来たら…
置く場所がないので文庫落ちしたら買います。