アニマックスで放送が始まったので原作未読のまま観たところ、 涼宮ハルヒの話数シャッフルどころではない、 1話の中での時間軸シャッフルの洗礼が! 何しろ1930年・1931年・1932年の出来事がごたまぜなのです。 その上とんでもなく登場人物が多い。 降参して原作を読むことにしました。 アニメを観るためには、この一冊さえ読めば充分。 1930年の話がどれか分かればかなり混乱しなくて済むので。 禁酒法の時代のNYで、不老不死の酒をめぐる馬鹿騒ぎの物語。 個性的な面子による、主人公のいない群像劇。 様々な出来事が一点に集約されていく快感が味わえます。 仮装強盗馬鹿ップル・アイザックとミリアにかなり癒されました。
生徒会長さん登場。すごいあやしい人だ。古泉と同じくらいあやしい。 801板でみんなが騒いでいたのも当然です。あやしすぎます。 あやしい生徒会長が登場する、文芸部の部誌を作る話と、 阪中さんの飼っているわんこのお話。 ルソーをジャンジャック(JJ)と呼ぶハルヒは博識だ。 ハルヒがどんどん大人しく、普通のお嬢さんになっていく。 それとは逆に、普通じゃないことに慣れすぎて、 普通であることを求めなくなっていくキョン。 なんかちょっとだけ、キョンが心配かも…。 しかし入学式の日がハルヒと初めて会った記念日だなんて red letterだなんて、なにこのツンデレ男。ふざけんな。 いいからさっさとハルヒを押し倒しちまえよ!
ふるさと創生基金・一億円で作られた(日本のみ)黄金の地球儀を、 設置されている桜宮市水族館別館から盗みだそう! というお話。 舞台はチーム・バチスタの栄光シリーズと同じ都市。 相変わらずおっさんふたりが活躍する華のないお話です。 文体は読みやすいのですが、どうも感情移入がしづらくて、 なかなか読み進めることが出来ませんでした。 チーム・バチスタシリーズのスピンオフ作品とでもいうのでしょうか。 若干『ナイチンゲールの沈黙』のネタバレがあります。 どうも『ジェネラル・ルージュ』のネタバレくさい描写も有。 そういうの気になる方は、先にバチスタシリーズ読んだ方が よろしいかと思います。 『狼と香辛料』のように最後まで読むとタイトルの意味が分かります。
なんて美味しそうなミステリなんでしょう! ところは気取らないフランス料理店<パ・マル>。 従業員はギャルソンである「ぼく」を含めて4人。 そんなお店で起こるちょっとした「不思議」を 三舟シェフがそっと解決してくれる。 なんとも「優しい」ミステリです。 そして出てくる料理がどれも美味しそう。 実に、行ってみたくなる、そんなお店でもあります。 つか、三舟シェフの作ったバン・ショー飲みたいいいいいいい!!!
アメリカ横断特急フライング・プッシーフット号で起きた惨劇を ジャグジー達の視点をメインに描いた話です。 これでもかというほどミスリードを誘う書き方です。 肝心なところをぼかしたり、 紛らわしい場面転換をしたり。 急行編を読まないと謎が解けない作りのため、 この巻だけ読んでもスッキリ終わりません。 基本的な誤変換と校正漏れが気になりました。 第2刷以降では直っているのでしょうか?
鈍行編で描かれたかったエピソードを全部詰め込んで、 フライング・プッシーフット号で何が起きたのか明かされます。 前巻でミスリードさせた部分のネタばらしをしつつ、 2冊合わせて一つの物語を完成させています。 なので内容に触れることは避けておきます。 ただしこれらのネタバレのうち半分くらいは アニメの第1話を観ると分かってしまうのですが。 この巻も誤字が目立ちました。ちゃんと校正して欲しい。
Drug & The Dominos ドラッグはともかく、ドミノって? ……まさか本当にドミノ倒ししてるとは…… マルティージョファミリーはどこまで平和なのか。 アニメでは大幅にカットされた1932編です。 1930編でハドソン川に沈められたダラス・ジェノアードの妹 イヴ・ジェノアード(声は井上麻里奈)が、 兄の復讐を果たそうとする物語…… と、ルノラータファミリーとガンドールファミリーの抗争と 麻薬の盗難事件、情報屋の思惑等々が複雑に絡み合い、 複数の視点が相変わらず交錯する作品です。 後書きを読むと3ヶ月連続刊行だったことが判明します。 だから初版はこれだけ誤字があるのですね。 意気込みは買いますが、丁寧な仕事も必要だと思います。 ちょっとこの誤字の量は酷すぎます。 |