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「ワイヤレス連動型住宅用火災警報器」の共同購入開始
 「火災発生時の逃げ遅れ」を防ぐ目的で制定された市条例「住宅用火災警報器取付義務化」は、来(2011)年6月1日にその期限を迎えます。
 犠牲者の半分以上を占める高齢者の生命を守るため、これまで3回にわたり「月例会」の中で行っている「勉強会」でこの警報器について説明してきました。
 まだ、1年余の期間はありますが、火災は何時、何処で発生するか解りません。東京消防庁のホームページには、火災警報器のお陰で大事に至らなかったケースや、ちょっと考えられない火災原因の紹介など、さまざまなケースが紹介されています。また、自治体によっては火災原因の第1位が「放火」、第2位が「寝たばこ」とも言われている現状に鑑み、警報器の取り付けは「早ければ早い方がよい!」と考え、最適な機種を最も安い値段で購入する方策を研究してきました。

 その結果、警報器どうしで通報機能を持たない「単独型火災警報器」は、値段が安いという利点はあるものの、実際には結果的に役に立たなかったケースが可なり報告されています。
 そこで、既存住宅に最適な機種として、警報器間を無線で通報して、全ての警報器から火災発生を知らせてくれる配線工事不要のワイヤレス連動型火災警報器に決定。
 後は、正規ルートで流通する確かな製品を一番安く入手する方策を調査・研究し、2回に分けての試買結果(受注から発送までの応対、製品の確かさ等)から購入先を決定、会員への紹介と注文作業を開始しました。

 高齢で、天井などへの取り付けが無理な会員宅には臨時に編成した「取付ボランティア・チーム」が行い、4日間に合計54個の火災警報器を購入しました。その後も注文が続いています。

 製品は「P社」製のもので、購入先はインターネット市場の中の1店から代金引換便で注文者への直接配達方式を利用しています。パソコンでの発注の手間はかかりますが、集金の手間は要りません。勿論、インターネットができる会員には、自分で直接購入してもらっています。 (・・・丹念に探すと、驚くほど安価に入手できます・・・)