大和西高吹奏楽部 ふれあいクリスマスコンサート 参加人員:26名 |
■第2部の3番目に出演 3回目を迎えた今年の「ふれあいクリスマスコンサート」。プログラム第2部のゆめクラブ大和3クラブの中の1クラブとして当寿草会に出演への打診があり、これを受けて出演し「故郷」と「千の風になって」(何れも二部合唱)をハモッてきました。
■草柳寿草会(速成)合唱団誕生の背景と舞台裏?! ゆめクラブ大和の春・秋の演芸大会、演目は多彩で歌も多い。しかし斉唱ばかりで合唱は皆無に等しい。コーラスでハモれるクラブがあってもいい・・・。9月末の当クラブ創立30周年記念祝賀会を目前にした8月、急遽希望者を募りコーラスチームを編成、特訓を始める。 コーラス経験者4人の他は指揮者を含めみんな素人。マイク片手に演歌を歌っているカラオケ部のメンバーも勝手が違って面食らうばかり。コーラスを提唱した小生も“言い出兵衛”の責任をとって指揮役に。 しかし、ピアノも無ければ弾き手もいない。そこで趣味のパソコンに音符や音楽記号を入力して代役を努めさせる。 ●1曲目「故郷」の教材作り 先ずは誰でも知っている「故郷」の二部合唱に挑戦。パソコンでは歌詞を歌わせることができないので、@歌う高音部のメロディーをフルートの音色でパソコンの第1トラックに録音、A同低音部のメロディーをクラリネットの音色で同第2トラックに録音、Bグランドピアノ音色の伴奏部を同第3トラックに録音。 次は教材作り。 @パソコンから第1〜第3トラックの音を合わせてテープに録音。歌声の代わりに2つのメロディーと伴奏を楽器が演奏する合奏曲。これで、曲全体のイメージが把握できる。 Aパソコンから第1トラック(フルートが奏でる高音パートのメロディー)と、第3トラック(グランドピアノの伴奏)を合わせてテープに録音。これは、高音パートの練習用に使用。 Bパソコンから第2トラック(クラリネットが奏でる低音パートのメロディー)と、第3トラック(グランドピアノの伴奏)を合わせてテープに録音。このテープは、低音パートの練習用に使う。 C最後にパソコンから第3トラック(グランドピアノが奏でる伴奏部)のみをテープに録音。これは、合唱練習から本番まで使用。 特に、AとBのテープは、楽譜が読めない人にもその人が受け持つパートのメロディーを耳で聴いて覚えてもらう。何しろ自宅でも電車に乗っていても、ウオークマンがあれば一人で学習可能なことが最大の利点。今回は、テープに録音したが、必要に応じCDや各種携帯用プレイヤーにも録音できる。 もう一つの教材である楽譜も、高・低音部のメロディーや伴奏など、自由自在の組合せでパソコンでプリントさせることができる。 1曲では様にならない、もう一曲は?・・・そこででたのが「千の風になって」! しかし、二部合唱にするには時間が足りない。そこで、斉唱で勘弁してもらうことに。伴奏は、やはりパソコンが代役を務める。 このようにして8回の練習を繰り返し、本番の創立記念式典で初披露。 ●ふれあいクリスマスコンサートでは、「千の風になって」も二部合唱で!と、無理を承知で敢えて挑戦。苦労した点はいろいろあったが、指揮者が苦労したのはこの曲終盤に2箇所あるフェルマータの次の出だしのタイミング。通常、指揮者に従って演奏してくれる伴奏も、今回は相手がパソコン! パソコンに指揮者が合わせなければならない。どうしても0.02秒〜0.1秒程度の差が生じ、なかなか“ドンぴしゃり”とは行き難い。11月始めから計10回の特訓で何とか本番に漕ぎ着けることができた次第。 参加協力して貰った皆さん、本当にご苦労様でした。有り難う御座いました。
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大和西高吹奏楽部 ふれあいクリスマスコンサート 参加人員:5名 |