“むかし”あそび
大和市立引地台小学校・体育館他
2007(平成19)年1月26日(金)09:30〜
参加者数:4名


 「“昔の遊び”を児童に教えてくれませんか?」と云う学校からの要請に応え、子どもの頃
授業の進め方の説明を聞く児童
に遊び親しんだ懐かしい「お手玉」、「だるま落とし」、「竹馬」、「こま」、「羽根つき」、「けん玉」の6種類のあそびを、引地台小学校の2年生児童に伝授するもの。

 関係自治会、民生委員、父兄など15名が参加。寿草会としての参加は昨年に引き続き今回が2度目。

 当会の中村・横川ともう一人の3名が「こま回し」を、井上・清野と草柳自治会の伊藤さんの3人が「けん玉」をそれぞれ担当。

『こま廻し』

 今年の2年生、“こまを廻せない”のはほんの2〜3人、殆んどの児童は既に先輩や友達などから教わり、冬休み期間中に自宅で練習をしてきたようで、床上でのこま廻しは結構できる。

 「もっと上手な廻し方、違った廻し方を教えて欲しい!」との注文が・・・
授業開始の挨拶をする児童代表


 この要望を受けた講師陣、“廻したこまを直接手のひらで受ける方法を実演、伝授することに。

 「こまを投げる強さと角度、それを手元に引き戻す力とタイミング」、練習を繰り返しそのバランスを“身体で覚えること”を説明。

 熱心に練習を繰り返す児童達、授業終了間際には、4〜5回に1度くらいの割合で成功する児童が2人現れる。この若さ(運動神経のよさ)を羨ましく感じ取ったのは私一人ではなかった。


『けん玉』

 少しは練習をして来た児童もいたが、教えてもらうのは初めてのことで緊張の連続の様子
けん玉を練習する児童
。膝を曲げ、やわらかく大皿にキャッチできるように、もち方と構えを示し大皿やとめけんを教える。30分後にはなんとか大皿に載るようになってきた児童もいたが、1回だけ出来て顔がほころぶものも。

 気持ちを集中させること、親指と人差し指でけんを持つ事、膝を曲げてバランスをとることを繰り返し教る。

 最後は「上手くなるには毎日けん玉を楽しむこと」と伝え、授業は終了。

◆ 児童とのスキンシップ

 昨年教えた児童の一人、道で会うたび挨拶をするようになってもう一年が経つ。今年は、児童下校時の立哨当番の日、「お帰り!」の呼びかけに、「只今!」と自然に応える児童が増えてきた。なかには、「こま、上手く廻せるようになりました」。「それはよかった、1年生にも教えてあげて・・・」。「はーい」。と会話が弾むようになってきた。



“むかし”あそび
大和市立引地台小学校
2006(平成18)年1月17日(火)09:30〜
参加者数:4名


 「“昔の遊び”を、児童に教えてくれませんか?」という学校からの要請に応じ、子どもの頃に遊び親しんだ懐かしい「お手玉」、「だるま落とし」、「竹馬」、「こま」、「けん玉」、「はねつき」6種類の遊びを、引地台小学校の2年生生徒に教える先生役として参加。草柳寿草会としての参加は今回が初めて。

“たけうま”グループ
教えるおじさん達

教わる子ども達


 当会の中村、伊藤(竹馬)、横川(こま)、清野(けん玉)の4名の会員は、他の地区から参加された民生委員等の方々と協力し、生徒側共々種目毎にグループを編成、9時30分から途中20分間の休憩を挟んで約2時間
の実地指導を開始。既に何回か体験している伊藤会員は余裕綽々、今回が初めての3名も当初の緊張気味から、素直に応じる可愛い児童達の反応に、すぐさま童心に戻って指導にも熱がこもる。呑み込みが速い児童達は、授業終了時点で全員が合格点に到達。

 「今日、教えてもらった遊びは、更に練習を重ねて上手くなり、今度は1年生(後輩)に教えてあげる」のだとか。授業開始・終了時の挨拶、教わった遊びのこつをその場でメモしたり、デジカメで取材するなど、児童の手による多面的な教育でシステム化された授業に接し、来年は、他の老人クラブにも呼びかけて「きっと来ますよ!」と決意を新たにした次第。

上の写真は、児童からの礼状とともに届けられた竹馬の授業風景