郊外で楽しむ会(第13回)
[味の素工場見学と東扇島散策]
2012年11月19日
参加者:24名


出かける朝は気温8度位で寒かった。おまけに相鉄に乗車してから外は雨になり先が思いやられたが、横浜に着いたら上っていたのでひとまず安心した。今回の「味の素工場見学と東扇島散策」は24名の大所帯となり、世話役としては他の3名の班長役さんと共に嬉しく案内をさせていただいた。10時過ぎに京急鈴木町の味の素工場に到着。 最初に見学会場に入ると味の素の極小小瓶が置かれているテーブルに着席。まずはスライドによる企業PRを見る。
次に味噌を湯で溶いた物が配られ、味の素を入れない味噌汁と入れてからの味覚の比較をすると確かに入れた方がおいしくなった。味の素の粉は無味のようだったが…。それから見学バスに乗って「ほ んだし工場」に入ると鰹節の香りに包まれ鼻をひくつかせた。案内嬢に集合写真を撮ってもらい、映像でカツオの泳ぐ速度を見たり、ほんだし入りのおにぎりと煎茶を試食してからバスで資料展示室へ案内された。往年のポスターやパッケージが飾られており「味の素音頭」や「赤い小箱」といった歌があったことを知った。案内嬢の説明や質問で「化学調味料」ということで宣伝したら誤解を受け広く庶民に理解されるまで苦難の歴史を歩んできた事や色んな事が分かった。従業員用売店でめいめいがお土産を買いこみ、午後の散策の邪魔にならないかと案じた。


12時半頃川崎駅前から市営バスに乗り30分ほどで東扇島の川崎マリエンに到着。
マリエンは川崎市の港湾局が市民と港の交流を深めるためのコミュニテー施設として造られたもので、まずマリエンシアターで川崎港のあれこれの紹介ビデオを見てから、9階のフロンテア食堂でようやく昼食となった。曇りがちな日であったが10階の展望室からの眺めは良好となり、私は房総半島やスカイツリーがかすかに確認できたが、快晴だったら皆が見えたと思った。展望室から東西南北を見渡したり、東扇島や千鳥町や浮島町のおおきなジオラマを見たりしたあとマリエンの後ろで集合写真を撮り、17時頃無事大和に帰着した。皆様お疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。
写真・文 清野事業


    



郊外で楽しむ会(第12回)
「明治の文豪たちの道」
2012年10月4日
参加者:16名


 参加者16名の散策は千代田線・千駄木駅の裏手の須藤公園というこじんまりした庭園公園からはじまった。
講談社の社宅ビルを通り、団子坂をのぼると鴎外が住んでいた観潮楼跡は11月に文京区立本郷図書館に生まれ変わると女性職員の案内があった。


 藪下通りといわれた小路をたどり、ゆるい階段を上がった処に漱石の旧居跡があり、塀の上の猫のオブジェを見て根津神社の北門鳥居から入門した。
1900前日本武尊が創祀したといわれる根津神社は銀杏や桜などが生い茂り春のツツジは有名。ここで一息いれてお参りしたりお茶を飲んだりくつろいだ。

神社の表鳥居からほどなく歩きサトウハチロウの旧居を見て、言問い通りに出ると弥生式土器発掘の碑を発見。そこから左折して竹久夢二・弥生美術館を眺め、東大の弥生門から端を渡り農学部キャンパスの朱俊水の日を見る。ちょうど昼過ぎとなっていたので農学部の生協食堂でめいめい好みの食事を摂った。

 食後は三四郎池を歩き、赤門前で集合写真を撮った。赤門の道路向かいに行き樋口一葉一家が近くに住んでいたという法真寺をおがむ。このあと菊坂を下って狭い路地を入ると一葉が18才から年住んでいたという井戸のある旧居跡を訪ねたが、下町情緒があふれる場所であった。3年前の月に谷中散策をしてから谷根千(谷中・根津・千駄木)の歴史散策をずうっと考えていたが実現できてよかったとおもっている。参加された方々には汗ばむほど気温が上がり長い距離を歩いたにもかかわらず、散策に協力いただき誠にありがとうございました。
(清野隆男・記)


    



郊外で楽しむ会(第11回)
「登戸研究所」
2012年6月20日
参加者:17名

17名の参加者の心がけが良かったので台風号が素早く過ぎ去り、20日は絶好な散策日和となりました。小田急のダイヤ改正のおかげで相模大野と新百合ヶ丘で乗り換え、1002分に大和駅を発って37分に生田駅に到着。

 17分ぐらい五反田川に沿って歩き「登戸研究所」のある明大生田キャンパスに着く。先ず弥心神社(実験中の事故で亡くなった所員を祭った神社)を参詣し、動物慰霊碑や陸軍の星のマークがついた消火栓、弾薬庫跡を見て、登戸研究所資料館に入った。ここでは1937年から旧日本陸軍が第二次世界大戦中に、米本土攻撃のため風船爆弾開発や生物の化学兵器の研究、中国経済を混乱させるための紙幣の偽造と怪力電波といった研究まで行われていたという。研究資料の多くは敗戦時に処分され、不明な点は多いが資料館では残された貴重な研究資料と写真パネルや模型を展示していた。DVD観賞と要領を得た女性学芸員の説明で戦争の恐ろしさと人間の愚かさをつくづく感じた。

 このあと学生食堂で銘銘、食券を買って食事を摂った。ソフトアイスを舐める人も居て、楽しい昼食タイムを過ごした。14時から川崎国際ゴルフ場を経て、生田緑地に入り岡本太郎の母の塔を裏側から見て一休みしてから枡形城址に着く。

桝形山展望台をバックに記念写真 展望台から東京を望む。左端にスカイツリー、右端に東京タワーが見える。

 集合写真を撮り、枡形山展望台から、東京スカイツリーと東京タワーや四方八方を見て、枡形山を降り、向ヶ丘遊園駅から帰路についた。16時半頃大和着で散会した。希望者12名がガストで飲食し疲れも忘れて散策の評価と反省やその他で話がはずんだ。皆さんお疲れ様でした  <清野隆男記>


    



郊外で楽しむ会(第9回)
「新春の鎌倉散策」
2012年1月25日
参加者:15名

●郊外で楽しむ会「新春の鎌倉散策」 1月25日() 参加者:15名

清野隆男さんの「極楽寺から鎌倉文学館散策」のチラシから抜粋しました。

 海の明るさ、穏やかな山なみに囲まれた緑。 訪れる者を魅了する古い寺社、旧跡、景勝・・・。 豊かな自然の中に歴史の息吹が感じられます。 多くの作家に愛された古都の魅力を探りながら、極楽寺坂切通しを経て成就院、御霊神社を訪れる心安らぐコースです。 長谷寺の海光庵で昼食を摂ります。

さらに光則寺、鎌倉文学館へ立ち寄り、鎌倉ゆかりの文学散歩を楽しみます。 運がよければ水仙、ローバイ、紅梅,白梅などが観られるかも。   清野隆男さん

 当日は快晴、気温も上がって皆さん軽く汗をかきながら気持のよい散策になりました。 

 適度にお腹が空いた時間に長谷寺の海光庵に着き、お食事となりました。 品数は少ないものの美味しいものばかりで、皆さん満足した様子でした。   以下 フォト・ストーリーでどうぞ!   星


新春の陽光を浴びて和気あいあいで楽しんでいる皆さん  長谷観音 御堂の前で
        撮影:清野隆男氏
福寿草 極楽寺 成就院 不動明王と二童子

日限六地蔵尊 圓満院星井寺 御霊神社  長谷寺山門  良縁地蔵

長谷観音御堂  宝物館・本堂・阿弥陀堂 光則寺山門 光則寺本堂 日朗上人の土の籠

鎌倉文学館入り口 本館への道 本館 鎌倉文学館全景

    



郊外で楽しむ会(第8回)
九品仏淨真寺・等々力渓谷散策」
2011年11月29日
参加者:13名


 前日まで「曇り時々雨」の予報だったが12名の会員が集まる頃には雲が動き時々青空が見えてきた。11時過ぎ大井町線の九品仏駅で下車。踏み切りを渡り左折して参道を進むと、九品仏浄真寺に着いた。

 早速入り口の総門前で集合写真を撮る。京都、奈良、鎌倉より歴史はないが風格があり趣のある寺院である。浄土宗では、人は死ぬと上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)、下品(げぼん)のいずれかに生まれ変ると云われている。その上品、中品、下品はさらに上中下に分かれ、夫々の品の下には上生、中生、下生があり計九体の阿弥陀像が安置されているが残念な事に三仏堂の中は見る事ができなかった。たまたま開いていた本堂の中に上がってお参りする会員も居た。平日のせいか、参詣客はそんなに多くなく写生する人や結婚式関係者や猫もいたりで、のどかな雰囲気である。都の天然記念物の大イチョウは立派で前後に紅葉や黄葉がみられ美事であった。

 広い境内の堂や門,鐘楼は見応えがあったが特に閻魔様や脱衣婆が極彩色で迫力満点であった。50分余り見物して九品仏駅から二駅目の等々力駅で下車する。環八を横切り玉川野毛町公園に着いたら12時を20分程過ぎていた。たくさん歩いた後なので弁当は美味しかったぁぁ。昼食の後、目の前の馬蹄形の大塚古墳に昇って観察し、等々力渓谷公園庭園の芝生広場で憩った。

 紅葉した樹木がところどころに見られ見応えがあった。そこから庭園をくだり、谷沢川を横切って等々力不動尊への長い階段を上る。階段が苦手な数名の方には下で休んでいただいき、お参りしたり、紅葉を愛で、ソフトアイスを食べたりした。再度階段を降りると空気がひんやりした感じ。等々力渓谷を上流に向かって歩いたが谷沢川渓谷の両脇は紅葉が見られずがっかりした。環八の下に渓谷があるなんて古墳時代からよく環境を守ってこれたものだと思った。1キロほど歩いて、赤いアーチ脇の階段を登るとゴルフ橋上にでた。

 橋の側のケヤキベンチで一休みしていると誰かが近くでゆば店を見つけ引きずられるように皆いっせいに買いだした。すっかり晴れて気温もあがり帰りの電車ではコックリをはじめる人も居た。3時過ぎには大和駅に帰着。

 今日は心配された雨もなく最高の散策日となり、祈りが通じたのではと思わずニッコリしてしまった。参加者の皆さんご協力ありがとうございました。(清野隆男記)


    



郊外で楽しむ会(第7回)
「大船観音と田谷の洞窟」
2011年 9月15日
参加者:13名

大船観音散策・田谷の洞窟探検に参加して

 7月(雨天中止)から延期されていたこの催し。915日、日差しの強い中、大船観音口の坂を登ると汗が噴きだした。

 観音寺境内の見晴台で一息入れて、温容ゆたかな観音像を背に石段の中ほどで13名が揃って集合写真におさまる。

 リーダーより観音像ができるまでの説明を聞きながら、石段を一歩一歩踏みしめて観音像の前で合掌し、裏に回って洞内に入り多数のミニ観音像に再度手を合わせる。

 境内には『原爆犠牲者慰霊碑』があり、その右手には終戦の日の広島の残り火から分火された原爆の火が燈篭(原爆の火の塔)の中でゆらいでいた。そばにあるケロイド状の瓦は広島原爆の凄さを物語っており、重く心に残った。

 その後バスで移動し九つ井(ここのついど)本店に着く。

 ここは古民家風の食事処で入り口まで陶器の敷石が敷き詰められ木漏れ日の奥まったところに在った。

 みんな名物の美味しい蕎麦に舌鼓を打ち、大満足した。

 店内は陶器やガラスの器など目を楽しませる展示もあり、心ゆくまでくつろぐ事ができた。

 ここから10分位歩いて田谷の洞窟探検に張り切って向かう。

 真言宗定泉寺(ここに田谷の洞窟がある)に着くと笑みを浮かべた弘法大師像が無言で迎えてくれた。

 いよいよ田谷山楡伽洞(たややまゆがどう)の入り口で細長い板の釘にさしたロウソクに火をつけ洞門に入る。暗い洞内は曲がりくねった細い道が続き、高さ3mあまりのドームや湧き水の噴きだしている泉もあり、気温16度の涼しさである。30分以上かけてロウソクの灯りで行者道をそろりそろりと足元を確かめ、冷たい壁に手を添えながら進んだ。

 全国の巡礼地や両界曼荼羅、数百のみ仏などが粘板壁面に刻まれ、この洞窟を巡るだけで全ての巡礼地を巡ったのと同じになるそうです。

 静寂の洞内に残る無数のノミの跡は往時の業人(わざびと)や修行のあとを物語っている。洞窟を出たとたん、日なかの暑い空気が体を包む。

 今日一日皆さんと共有できた時間と幸せを享受し、厳しい残暑のなか、食べ損ねたソフトクリームをおもい帰路に着いた。

 企画してくださった清野さんに感謝して。

中村 弘枝 記

リンク:大船観音寺  リンク:瑜伽洞(田谷の洞窟)  リンク:九つ井本店


    



郊外で楽しむ会(第6回)
「神代植物公園」
2011年 5月26日
参加者:17名



神代植物公園散策記

 3月に予定していた「神代植物公園バスハイク」が東日本大震災の影響で中止となり、改めて5月26日に実施しました。16名の仲間は大和を午前10時に発ち、11時過ぎに調布駅に到着。都合により先着していたHさんと合流してここから17名で15分程のバス乗車で神代植物公園に着いた。

 今年は開園50周年でバラウィーク開催中との事、このせいか大勢の人で賑わっていた。正門から入園。つつじ、しゃくなげは見る時期ではなかった。しゃくやく園は まさに昔から美女形容に謳われた「立てば芍薬,坐れば」のとおり素敵な花園であった。早くもカメラ持参者は撮りだし始めた。程なく歩くとバラ園に行き当たり、そこのカリヨン(鐘楼)脇の芝生で弁当を広げて楽しいひと時を過ごした。昼食後は恒例の集合写真を撮り大温室に向かった。

 温室は熱帯ゾーンの植物が主だが、ブーゲンビリア、ラン、ベゴニア、睡蓮などが目に付いた。特にベゴニアはバラと見まがうような花が何種類もあり、認識を新たにした。次に広大なバラ園を時間を決めて個々に歩いた。ここは中央に配置された大噴水を包み込むように咲きほこり、奥にあるパルテノン神殿風の建物とつりあって、気持ちがよくなる場である。

 世界のバラから品種改良したバラまで色々で、まあ綺麗と声に出したり香りを嗅いだり撮影したりでスケッチしている人まで居て皆はしゃいでいた。あと芝生広場から花や樹木を見て周り,深大寺門を抜け深大寺を参ったり、参道でお土産を買ったり、漸く帰途のバスに乗った。曇ってはいたが、歩くには丁度よい22度位の気温で森林浴と花を愛でる事ができて充実した日だったのではないかと思われました。参加された皆さん散策にご協力有難うございました。

清野 隆男 記

リンク:神代植物公園


    



郊外で楽しむ会(第5回)
「新春の鎌倉
2011年 1月27日
参加者:19名

 新年を迎えて改まると、つい鎌倉散策から始まるのが恒例となってしまったようだ。参加されたメンバーは19名。 めいめい乗り降り自由な江ノ島鎌倉フリーパスを購入して大和駅を9時28分に発ち10時半過ぎに江ノ電鎌倉駅に着いた。小田急の高座渋谷あたりからと江ノ電の鎌倉高校前あたりからの富士山遠望はスッキリ見えて、会話が途絶えるほど見入ってしまった。

 鎌倉からはゆっくりと若宮大路を歩き鶴岡八幡宮に到着。舞殿は節分祭のためか、拡張工事中であった。昨年3月の強風で根こそぎ倒された大銀杏は、元あった大銀杏の位置に切り株となってひこばえが育っていた。また切り株から数メートル離れた処には、太さ3メートル余り高さ4メートル位に切りとられた銀杏がずっしりと植えられていた。まるで樹木が強い意思をもっているように感じた。

 目的の神苑ぼたん庭園は約100品種株が艶やかに咲き揃い、めいめい写真を撮ったり上から下から眺めたり覗いてみたり感嘆の声をあげて楽しんだ。

 正午過ぎ源平池の前で弁当をひろげたが鳩やリスが吾々の周りをウロツキまわり和ませてくれた。集合写真を撮ってから、小町通り散策に移り、ゆっくり買い物を楽しむ。平日の月末だが人が湧いて出るような通りの雰囲気であった。帽子屋に入ったTKさんはハンチングを購入し、後で皆で入ったコーヒー店でも被りっぱなしでお気にめした様だった。14時過ぎに解散して早く帰るグループと稲村ガ崎で降りるグループとに別れた。

 稲村ガ崎からの富士の眺めは雲がかかってイマイチであったが、風おだやかで潮のオゾンをいっぱい吸い込み疲れが吹っ飛んだような気分になった。

 天候と鎌倉・小町通り・稲村ガ崎というロケーションに恵まれた散策は如何だったでしょうか。参加された皆さんどうもお疲れ様、有難うございました。   <清野事業部長記>

リンク 鎌倉を紹介するホームページ
 鎌倉ぶらぶら


    



郊外で楽しむ会(第4回)
「横浜・三渓園
2010年11月30日
参加者:18名

 快晴、朝は気温9度で小寒いが歩くと丁度よい天気となった。この日の散策参加者は18名、初参加のHさんも加わり前回より3名多くなった。

 9時46分大和を発って根岸から本牧でバスを降り10分程歩いて10時50分に三渓園着。紅葉シーズンだけあって人出が多かった。正門を入るとランドマークの三重塔がそびえ大池にはカモ類の群や和船が浮かび、絵ハガキ模様の素晴らしい景色である。早速、三重塔を背にして集合写真を撮る。鶴翔閣,天満宮、燈明寺本堂を見て周り、合掌つくりの矢箆原家住宅(やのはらけ)では靴を脱いで板の間に上がりこむ。火の入った囲炉裏や二階を見て回った。囲炉裏を見ていると父の旧実家を思い出し、しばし懐旧の念に駆られた。

 正午に三渓園茶寮の前のベンチで弁当をひろげた。ここは大池が目の前にあって鯉が口を開けて餌をせがんでくる。煎餅や麩をちぎって投げるとマガモの群れが襲ってきて、素早く飲み込んでしまう。やむなくカモを追い払って餌をやることになった。午後は原家の私邸だった内苑を見て回った。

 聴秋閣にかかったモミジは濃密で見事なものだった。天瑞寺寿燈覆堂の裏のイチョウや天授院、臨春閣の紅葉も素晴らしかった。終わりに三渓記念館で原三渓にまつわる展示物等を見て暫しアートを楽しむ。余談だが帰途の横浜行きのバス停で「横田めぐみ」さんの母親に遭遇し終点まで同乗した。15時45分に無事大和帰着となりました。三渓園は京都、鎌倉などの古刹の堂や塔、茶室などを買い取り移築した重文指定の建物が配置され、その財力には度肝を抜かれました。参加された皆さん、つたない案内にご協力いただき有難うございました。 [清野事業部長記]

リンク:三渓園


    



郊外で楽しむ会(第3回)
「関内から横浜港をめぐる
2010年10月13日
参加者:15名

 当初予定の10月4日が雨天だったので、快晴のもと改めて13日に散策を実施した。9時58分大和を発った15名は10時50分に関内に到着。20度を越えた心地良い天気で、歩いているとうっすら汗をかくようだった。横浜球場を右に見て横浜公園を通り抜け、落ちた銀杏の香りを嗅ぎながら象の鼻パークへ。ここからはランドマークタワーや赤レンガ倉庫、横浜三塔(県庁本庁舎、横浜税関、開港記念会館)停泊中のふじ丸(3万2千トンの客船)などを見てブラブラ。「もう疲れた、まだ歩くの」 とか「昼食はまだー?」という声があり、「もう少しで昼食だよと」声がけして大桟橋へ向かう。
芝があるデッキに着いてすぐ、大桟橋に接岸中のふじ丸を背にして集合写真を撮る。潮独特のかおりが鼻をくすぐる。10分程歩き漸く山下公園で昼食となった。めいめいが持参した漬物やおかずや果物、菓子類などを配り合い和気あいあいでくつろいだ。13時半過ぎマリンタワー(106m)30階へ昇り、揺れながら下界や周囲を観察した。1階降りた29階では床下が丸見えのガラス張り床があり、覗くと真下に落ちる感じがして、その真ん中には立てなかった。この後、港の見える丘公園で休み外人墓地を左に見ながらアメリカ山公園を通り、元町中華街駅からみなとみらい線で帰路についた。
 
           (清野事業部長記)


    



郊外で楽しむ会(第2回)
「新江ノ島水族館
2010年7月7日
参加者:14名

 今まで何度か、片瀬江ノ島経由であちこちに散策をしてきたが、どうゆうわけか、新江ノ島水族館を訪 れた事がなかった。昭和29年に立ち上げて6年前にリニューアルした水族館だがイルカのショーとクラゲが良いと聴いていたので、7月の散策にと思い立った。6/27の寿草会月例会で案内した後も参加したいとの声があがり、結局14名の参加となった。

 当日は運よく雨にならずに10時10分発、片瀬江ノ島行き小田急線に乗車。降りた片瀬江ノ島駅から江ノ島を左側に見ながら7分程で水族館に到着。

 入り口前で集合写真を撮り全労済のサービスクーポン券を利用し200円が割引となったので何となく儲かったような気持ちになった。



イルカショーは背景に海が見えて司会・誘導の青年のノリとテンポがよく、人の2・3倍もあるようなイルカは体が大きくて円形プールが狭く感じられたが宙返りや色んな曲芸でハラハラ・わくわくのしどおしでかなりの迫力があった。相模の海ゾーンでは大水槽の一角に自分の目線より上にエイがマイワシをまとったような姿で悠々と泳いでいるのを見て、現実ばなれがして不思議な世界であった。

 クラゲファンタージホールは照明が工夫されて凄く癒される空間になっていてずーとみていたくなる処だった。あと三々五々、今上陛下の研究コーナー、深海コーナー、冷たい海・暖かい海ゾーン、ペンギン・アザラシ・オットセイゾーン、なぎさの体験学習舘等を見て周り約3時間程を楽しんできました。

リンク : 新江ノ島水族館 (清野隆男 記) 
 


    



郊外で楽しむ会(第1回)
「寅さんの故郷・葛飾柴又」を訪ねて
2010年5月13日(木)
参加者:14名

「郊外で楽しむ会」は、昨年までの“史蹟・花・公園めぐり等”と“日帰りバスハイク”を統合、これに“観劇・寄席等”を加えて再編したサークルで、今回はその第1回目。

 今年の干支が寅ということから柴又の寅さんを訪ねる旅を企画しました。天気が良いほうに向かって絶好の散策日和となりました。参加された14名は8時58分大和駅を発ち、3回乗り換えて11時過ぎ柴又に到着しました。

 駅前では等身大の寅さんの像が迎えてくれました。これは妹さくらに呼び止められ振り向いた姿だそうで、この後小遣いをもらって旅に出たのでしょうか? 映画のモデルになった店や名物草だんご、せんべい、佃煮、等々の土産店の参道を通過して帝釈天に到着しました。参道も境内も参詣客で賑わっていました。本殿に上がってお参りしたり境内のあちこちを見て歩き、集合写真を撮りました。

 境内を出て江戸川河川敷へ降りて、矢切の渡し場が見える位置でランチを摂りました。次に寅さん記念館を訪れました。くるまやのセットや代々のマドンナや撮影状況やら参道模型を堪能してから山本亭を訪ねました。
 ここはカメラ部品メーカーのオーナーだった山本さんが昭和63年まで居住していた邸宅で家の造りも庭も大きく立派なものでした。長屋門をくぐり座敷にあがりコタツ風のテ-ブルでお茶をして、楽しく寛ろぎました。

 帰途は途中押上駅を出て、今の高度368mの東京スカイツリーを見て感動し17時半過ぎ大和に帰りました。お陰様でかなり歩いたにもかかわらず、心地良く満ち足りた気分になれました。参加された皆さんお疲れ様でした。(清野隆男 記)

リンク :葛飾柴又ホームページ