【フロントバング】
 ロードレーサーにはいつもフロントバッグを付けています。オストリッチのF265という小ぶり(4.5L)のものです。結構おしゃれなデザインで、ドロップハンドルにすっぽりと収まります。

 フロントバックを付けると、空気抵抗が増してロードレーサー的には不利なんでしょうけど、そんなに速く走れるわけでもない私には、気になりません。むしろ便利さを優先です。フロントバッグは収納しやすく、本当に便利です。

 ただ、このバッグは防水が利いていないので、雨に降られるときついです。また小ぶりなので、あまり大きなものは入りません。オストリッチは他社のものに 比べ、ワンタッチ着脱システムがダサいのも難点です。でもまあ、装着した姿が自転車にきれいに収まりますので、かなり気にいっています。




【ハートレートモニター】

 ロードレーサーではハートレートモニターを使っています。いわゆる心臓のタコメーターです。キャットアイのMSC-2Dxで、サイクルコンピュータの機能もあります。Polarに比べブランド力がないせいか、定価の半値程度ととても安く購入できました。

 買ったのは今年の5月。筑波8耐に出場した際に、あまり熱くなりすぎないように心拍数でセーブしようと思ったのが購入動機です。実際は、全く意味はありませんでした(笑)「くっそー。負けるか!」という具合に、心拍数はうなぎ上り、とてもセーブなんかできませんでした。

 今でも特別にトレーニングしているわけではありません。しかし心拍数が見えると、自分の体調などがよく分かり面白いし、勉強になります。例えば体調が良いときは、心拍数が150以上で走り続けても平気ですが、バテ気味のときは130ぐらいでも辛くなります。私は、体調が悪いときはちょっ とした運動でも心拍数が上がり、苦しくなるのかと思っていました。実際は、心拍数を上げられなくなるのですね。逆に言うと、体調が良いときは無理ができる ので、かえってリスクがあるのかもしれません。

 こんなふうにハートレートーモニターを付けると、自分の体や体調について、いろいろ学ぶことができます。ただ、いろいろ付いているMSCの機能は、ほと んど使っていません。結局、心拍数とスピード、時間が分かれば十分という感じです。ケイデンス機能付の上位機を買おうかと迷いましたが、これにして正解で した。

 なお、MSC-2Dxは台座から取り外すと、腕時計のように腕に付けることができます。回転センサーからの情報はワイヤーで台座から本体に伝送されるため、取り外すとサイクルコンピュータとしての機能は失われます。しかし、ハートレートモニターとして機能はそのまま使えますから、ジョギングなど非自転車系の運動にも活用することができます。

 チェストベルトは、アンダーバストの位置に取り付けます。心拍に合わせてパルスを飛ばし、本体がその電波を拾う仕掛けです。ワイヤレスのサイクルコンピュータのセンサーと似たようなものですね。


 チェストベルトに付いている心拍センサーの調子が悪くなりました。電池を取り替えても心拍を拾えなくなったのです。キャットアイのハートレートモニターは品質に難ありとの評判ですが、本当ですね。MTB用に買った同じくキャットアイ製ハートレートモニターの心拍センサーが、こちらでも使えるので共用することにしました。




【携帯ポンプ】
 ロードレーサーに付けていた携帯ポンプ、バルビエリのカーブ・ワンが紛失したので、2代目を買いました。初代は口金の部分や柄がグレーでしたが、2台目は全体がブラックで統一されています。グレーのやつが欲しかったのですが、今のロットはこのブラック一色のようです。

 付けてみて、うーん、やはりイマイチ。携帯ポンプにグレーの色が入っていることで、自転車全体とうまくマッチしていたのに、これでは台無しです。まあ、 しょうがないなと諦めていたのですが、セオの新松戸店でグレーのロットのものが売られているのを見つけて愕然としました。

 しかも、2000円引きのセールです。想像するに、このグレー・バージョンは安っぽく見えるので人気が出なかったのでしょう。ブラックのロットが出回り 始めたので、セール品になったのかもしれません。ガーンとショック。このグレー・バージョンも買ってしまいました(苦笑)。

 結局、バルビエリのカーブ・ワンは2本になってしまいました。付けてみると、やはり私には、グレー・バージョンの方がこのロードレーサーにはしっくりくるように思います。ブラック・バージョンは今度買う予定のMTBに付けることにしましょう。 




【ボトルケージ・アダプター】
 TOPEAKのアイデア商品「X15ケージアダプター」を、ロードレーサーantares202のシートチューブ側のボトルケージに取り付けてみました。ボトルを着脱するときに、ボトルケージを左右に傾けることができるので、とても便利です。

 antares202には、ボトルケージをダウンチューブとシートチューブの2カ所につけていますが、実際にボトルを取り付けるのは主にダウンチューブの方で、シートチューブの方はあまり使いません。唯一の例外は輪行を伴うポタリングのときです。

 今使っている輪行袋は、走行中、ボトルケージに装着することができます。これは便利なのですが、やはりかさばるのでダウンチューブの方しか装着できません。従って、このときだけはボトルをシートチューブ側のボトルケージに入れます。しかし、小柄な私に合わせてフレームサイズが小さいため、シートチューブ側ですと走行中のボトルの着脱は困難だったのです。

 このケージアダプターをつけたお陰で、こうした悩みは解決しました。先週末の多摩湖ツアーでその便利さを実感できました。単純な仕組みで安価なパーツですが、まさにアイデアの勝利ですね。ただ、回転がもう少しスムーズなら、もっといいのですが・・・。

【輪行袋】
 ロードレーサー用にはこの「ロード220」がなかなか良いです。少なくともオストリッチ製品の中では、これよりもハイスペックでも、ロースペックでも駄目で、これが一番だと思います。

 というのも、ロード220より生地が厚いとボトルケージに入りません。そもそも重くなります。自転車に乗るときは荷物を出来るだけシンプルにしたいので、私にとって、ボトルケージに入るかどうかは大きな問題です。

 一方、これより軽量型はエンド金具が付属していないので、輪行の際にリアディレーラーを壊す恐れがあります。オストリッチの輪行袋はフレームを縦に収納 するタイプなので、エンド金具は不可欠でしょう。ロード220はこのエンド金具も含め、すっぽりボトルケージに収まるサイズに畳むことができるので、とて も重宝しています。

 ボトルケージに収まる輪行袋には、他にマッキンレーの製品があります。こちらはフレームを天地ひっくり返して収納するタイプなので、エンド金具も入りま せん。ただ、その分スペースを取ります。電車の中でスペースを取るのは、精神的に負担なので、私はロード220の方を選びました。




【カーボン・ボトル・ケージ】
 ボトルケージは定番のミノウラの製品で十分と思っていたのですが、またもや気の迷いでカーボンケージを買ってしまいました(苦笑)。ヘルメット屋さんのOGKが出しているヤツで、カーボンケージの中では最安値(?)でしょう。

 カーボンケージはカーボンであること以外、何の意味もありません。軽量といっても、ミノウラのケージが十分に軽いですから、軽量化の意味でも取り替える必然性はほとんどありません。要は見た目、カーボンケージをカッコイイと思うかどうかです。私の場合、カーボンケージがカッコイイかどうか分からなかったので、とりあえず確かめてみようと、取り付けてみた次第です。

 で、取り付けてみたら・・・うーん微妙です。カーボン製のためなのか、安物のためなのか、何とも言えませんが、しっくり来ない感じです。ミノウラのケージの潔さに比べると、ダサいですね。まあ、ボトルをホールドさせると目立たなくなりますので、せっかくですから使い続けることにします。ところで、ボトルのホールド力はほとんどありませんが、ロードレーサーなら問題なしです。




【バックミラー】
 「車道を走る自転車にはミラーを取り付けてほしい。そうでないと、自動車で追い抜くとき、自転車乗りが接近する車に気がついているのかどうか分からず、 とても不安だ」。かなり前ですが、自転車とは縁遠い知人が、ロードレーサーに対してこんな意見をもらしました。そのとき「もっともだ」と思い、購入したの がこのミラー、ゼファールのSPYバックミラーです。

 都心に乗り込むときにでも使おうと思っていたのですが、今では“メインパーツ”として常時使っています。やはり振り向かないで、車の接近が分かるのはよ いですね。振り向く動作はリスクが伴いますので、ミラーを外せなくなってしまいました。ロードレーサーにミラーはダサいと思っている人は多いようですが、 私は全く気になりません。

 ところで、このミラーは表面がいびつです。購入したときは気付かなかったのですが、付けてみると景色が歪んで見えます。実用上、問題はないとはいえ、こ れはダメですね。ミラーの形が特殊なので仕方がない、という解説をどこかで読んだ記憶がありますが、そんな子供だましの理屈は通用しないでしょう。500 円程度で売るならとこもかく、千数百円で売るのなら、もっと丁寧に仕上げるべきです。

 付ける場所を選ばない形状はポイントが高いだけに、残念です。ちなみに、写真のようにドロップハンドルの端に付けると、ハンドルの下を握ったときも手に当たらず、とても具合がよいです。





【コンパス】
 ロードレーサーでは遠出したり、見知らぬ道を走ったりすることが多いので、ハンドルに小さなコンパスを付けています。ユニコの「コンパスメイト」という製品で、精度は当然よくないですが、結構役に立っています。

 というのも地図を見て走るような初体験のコースでは、道を間違ったかという不安が常につきまといます。その分、地図を見る機会が多くなり、時間を結構ロ スします。だけど、自分が走っている方位がリアルタイムで分かると、自信を持って走り続けることができます。結果として全然違う道を走っていたということ もよくありますが、方向を間違えていないので、容易に正しいコースに復帰することが可能です。  




【ツールかん】
 最近、プロファイルの「ツールかん」を愛用しています。ボトルケージにすっぽりと収まる小物入れで、ショップで見つけたとき「こりゃ便利だ」と思い、即座に購入しました。

 しかし使ってみると、それほど便利ではありませんでした。ツールかんに入れた小物を取り出すには、当然のことですが、ツールかんをケージから取り外し、 フタを外さなければなりません。つまり2アクションいるのです。これがフロントバッグやサドルバッグなら、ものにもよりますが、ファスナーを開けるだけの 1アクション。この差が出先では意外に大きいのです。

 でもまあ、デジカメなどをスマートに収容できますので、良しとしましょう。




【ママチャリから流用した小物】
 ロードレーサーのブレーキケーブルに、写真のような小物を付けています。実はこれ、以前乗っていたママチャリのブレーキケーブルに付いていたもので、ちょっとしたことで役に立つのでロードレーサーに“移植”しました。

 このロードレーサーを買ってしばらくして、奇妙な音に気づきました。フロントからカッターン、カッターンと乾いた音が聞こえてくるのです。音に気づいた のは、ちょうど派手に落車した直後だったので、カーボンフォークにでもひびが入り、それで異音を出しているのかなど、妄想を広げていました。

 しかし、あるとき気づきました。ブレーキワイヤーがぶつかる音だと。シマノの場合、カンパと違いブレーキワイヤーがフロントで交差しますから、どうしても振動などでワイヤーがぶつかってしまいます。私が聞いた音は、そのぶつかり音だったのです。

 まあ気にしないならそれまですが、ナーバスなときはやはり耳障りです。ちょうどママチャリを廃車することになって、ふとブレーキワイヤーを見ると、この 小物が付いているではありませんか。もしやと思い、ロードレーサーに付けてみると、これが完璧。以降、異音は全くしなくなりました。素晴しい効果です。



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