MOSFETを直接駆動していましたが、次のようにドライバー段を追加しました。
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出力段のバイアスは、ドライバー段トランジスタでベースとエミッタ間電圧分下がりますので、少しバイアス回路で上げてやることにします。
R1を6.8Kから8.2Kに変更します。 バイアスの値は、 Vb=((R1+R2)/R2)×Vbe ということです。
バイアス値=((8.2+1.5)÷1.5)×0.59=3.8V
R2を1k固定抵抗と1k半固定抵抗で構成すれば、バイアス値は、3Vから5.4Vくらいまで変化します。
R3(R4)の値=(Vcc×2−バイアス値)÷(R3とR4に流れる電流)÷2
ということですから、3mA程度流すとして(ドライバー段TRのベース電流に流れても十分)
((60V×2−3.8V)÷3mA)÷2=19.3kΩ となりますので、以前のままで大丈夫です。
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【回路図】
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