相模川KAWA-KUDAR2003 -2nd

                                        2003年5月18日(日)


【前夜宴会は不吉な予感】
2003年も季節はすでに若葉生い茂る5月となりました。枯草色だった河原は天も突かんばかりの若草で緑一色。あからさまに困難が予想されます。
やってみましょう5月のカワクダ!行ってみましょう紺碧の海へ!!

遠く愛知から参加すべくあにー(♂)がハギー家が前泊となり、当然夜は宴会です。
宴会の臭いをかぎつけJnn(♀)もあにーと同行してきました。河原に一人でキャンプは寂しいと静岡のアミーゴヒロも我が家に泊まり決定。ならばと★のも寝袋泊まり。
宴会と聞いてOgw・なんきん・イソップも乱入。更にはアパートの下の階の旦那さんも巻き込み(笑)ハギー作キリタンポ鍋などつついて大宴会へとなだれこんでいきました。
酔った勢いで別場所にて宴会中のよろしこ哀愁に電話攻撃をしたり宴は更にヒートアップ!!。
最後には○○○が△△△△となって☆☆☆したり(自主規制)カワクダ前夜は淫らに更けていった。
こんなんで明日平気なのか?(爆)

【今回の参加者】(今回も敬称略にて失礼します)
ハギー・説明無し XTZ660テネレ(98)
★ の・これも説明要らずの1150GS乗り、CRM250ARで参加
フリッツ・最近KTMアドベンチャーを買ったが、TW200改で参加
なんきん・やっぱり最近BMWダカールを買った、KLX250で参加
さいとー(弐)・真っ赤なXR250がお気に入り
ZAKI・日本で一番綺麗に磨かれたテネレに乗る男(笑)86`TT250改で参加
アミーゴヒロ・静岡のアフリカ乗り、最近入れ込んでいるベータREV-3で参加
しろ〜・ヒロの友達でダカール乗り、KTM125EXCで参加
M宮・特濃アフリカ乗りとして有名なマミヤカさん(笑)XR400で参加
I井・カジバエレファント900を手足の様に扱う男、セローで参加
アネ・ダートは半年振り(笑)KDX125で参加
きぐるみマン・特濃アフリカ乗りの一人、ベルガルダTT600Rで参加
紅い鳥・おなじみ横浜のDR800S乗り、ハギーレンタルのTL125で参加
あにー・愛知のお笑い11GS乗り、自分の知らない所で楽しい事されるのが大嫌い(笑)なので遠征してきた。ハギーレンタルのCRM80で参加
イソップ・毎度おなじみ「コアな遊びをクリエイトするWESグループ」の小沢一郎、今回はビデオ班として道路から見物。
Jun(♀)・目的の前夜宴会も終わり暇なので車で見物。

【波乱はいつもやってくる】
それにしても今回はすごい人数になってしまった(汗)どこでどう聞きつけてきたのだろうか?
総勢14人(イソップ&Jun除く)である。前回アミーゴヒロが静岡の富士から参加したのも驚いたが、今回静岡県湖西市からきぐるみマン、あにー(♂)に至っては愛知の豊田から参加である。いやはや恐れいります。ところが参加予定者の一人フジマックがやってこないのだ!
以下BBSにてフジマックの弁明(原文のまま)
「大寝坊です、やらかしました。どんな罰でもお受けいたします。前の晩XRのオイル交換、チェーンのオイル空気圧等、準備万端で床に着き朝目覚めて、さあ行くか!!と時計を見たら10時30分だった」
で不参加だったそうです←次回朝缶コーヒーオゴリ決定(爆)
 
 
そんな些細な波乱がおこりつつも総勢14人で出発。
いつもは道路から土手を直接降りるのですが、台数が多いのでちゃんと降り口から河原へ(笑)草むらを過ぎるといつものようにトレールを外して大きな玉石転がる河原へGO! 
いつもの面子や初参加のI井・きぐるみマン・しろ〜は軽快に走りますが、小径ホイールCRM80のあにーや前回好調だったさいとー(弐)が苦戦しています。
小さなCRM80で必死に走るあにーの姿は「サーカスの熊」といった感じ(うひっ♪)。突然ZAKIが「工具落としちゃったよぉお!」とダッシュで引き返し、最初の川渡りは皆無難に渡り、次のフィールドに進みます。が、何故か後続が数台こない。川渡りポイントのまで引返すとトラブルが発生していた。
アネのKDX125のチェーンが外れてしまったのだ。ZAKIが落とした工具でKDXの巻き込んだチェーンを外して修理完了、工具が見つかって良かった(笑)。

【渡る河原は罠ばかり】
 
 

新昭和橋下まではしばらく快走区間が続きます。前回深かった水溜まりですが、今回は浅め。
でも問題は続きます「昭和橋上流ジャングルパーク(仮名)」。
前回はここで阿鼻叫喚の水沈大会となりましたが、今回は皆比較的無難にこなしています。
が!!、最初の渡りを終え次の渡りの手前まで進む私の目の前に「あの物体」が...
こんもりした見事なウ○コ(爆)またしても我々の前に現れました。幸い(?)な事に今回は誰も踏まずに通過しましたが、何故いつも我々の目の前に現れるのでしょうか...
次の渡りも皆見えない水底の石にタイヤを取られながらも無事渡っていきます。皆の期待を一身に受ける芸人アミーゴヒロですが、前日に納車されたばかりのベータREV-3で期待に答える余裕は無く、普通に走って行き皆をガッカリさせますが、何故かルートを失敗し、見ているI井に突撃しました(謎)。
次の渡りでも何故か落差の大きいラインを通り藪に突き進む。さすが芸人アミーゴヒロ、ただでは走りません。ヒロに続いてZAKIも★のに突撃し、人身事故2連発(笑)さいとーがラインを外して転がります。やはり阿鼻叫喚のジャングルパークでした。  

 
 
やっとこさ、昭和橋の下まで辿りつくと待っているのはお馴染み「昭和橋ヒルクライム」。
アプローチがカーブしていて加速が難しいのに加え、最近登った所の左側に大石が並べられて更にライン取りが難しくなっています。撮影班のイソップと見物のJun(♀)が見守る中、M宮・I井・しろ〜が軽快に登っていきます。過去散々な目にあったなんきんやフリッツ等も無難に登りますが、本日絶不調のさいとーや初参加組のあにーは登りきれずにスタック。
同じく初参加のアネと紅い鳥が見事に転倒、転がり落ちます(笑)。
とりあえず全員上がった所で休憩タイムなのだが、自力で登れなかったのがとても悔しかったのかアネが一人再チャレンジ。気合マンマンでアクセルオープン!!....し過ぎてあっけなくリヤがスライド、向きの変わったフロントがライン横の窪みに落ちて登る前に転倒(爆)。リターンマッチでKOとはまさしくこの事でしょう。
「アクセル開ける所に罠有り」これカワクダの常識です。
さて続くはおなじみ猿ヶ島エリアです。磯部堰堤一段目下エリアを進み難所のテトラ越えに着くと、あれ?いつもは難所のテトラの隙間玉石等が入り走行が容易になっていました。おそらく4駆あたりが走り易くする為にスコップ等で敷いたのでしょう。こういう事は猿ヶ島ではよくある事です。皆無難にクリアしていきます、が!!うなぎの国からやってきた♪きぐるみマンがラインを外して転倒。

皆でバイクを起こすものの何故か走りづらい方へとバイクを押し進めていきます(笑)。きっと本能的に悪路へと進んでしまうのでしょう、さすが特濃アフリカ軍団。それを見た友人のI井は一言
「あんたはマゾか?」この場所の前後でなんきんとフリッツがコケていたのですが、さすが常連の二人、ネタにならないように私の見ていない所でコケます(笑)。

続いて最近お気に入りの林間アップダウンへ突入、我がテネレ号は軽快に進みますが、最後の山に張り出した木の根がシフトとブレーキに干渉し進めず、泣く泣く後退、こうなると重たい我がテネレ号、M宮と二人がかりで後退させるも、下りで倒木に足を取られてボテ(苦っ)泣くもんか...
 
 

肩で息をする私の目の前で皆楽しそう?にクリアしていきます。
そんな猿ヶ島エリアも終わり座架依橋を過ぎるとアクセルオープンの快走区間で皆気分爽快です。その勢いで中依知グランド下の土手決壊部の迂回路トレールへの登りに皆アタック。そして登りきった所にある古タイヤに皆引っかかっていきます。
「アクセル開ける所に罠有り」は忘れた頃にやってくる。これカワクダの常識。
R246をくぐり、中津川と子鮎川との三川合流点までは快走区間。合流点手前はフラットながら滑り易い泥質の路面、ここで軽量ローパワーのCRM80に乗るあにーが酒を得たキャンパー...じゃなかった、水を得た魚の様にブイブイ走って行き一言「やっと俺の時代が来た」。
その言葉を無視し、いつものコンビニでお昼です。座架依橋で見物していたJunともここで再び合流です。


【ブッシュは続くよどこまでも】

ささっと昼飯も済ませ出発、少しの間だけ舗装路を移動。が、何故か後続の一団が来ません。
待つ事10分やっと来た後続に話を聞くと、しろ〜のKTMがカブってしまっていたらしい。あゆみ橋を渡って海老名側の河原に進むと橋の下から小田急の鉄橋にかけてBBQパーティーが大勢陣取っています。
適当に、愛想を振りまき、人気が無くなったところで、目の前は見通しの良いフラットダート。各車一斉にアクセルオープンします。ほどよくスピードが乗ったあたりで目の前に1メートル弱の段差付サンドが出現し、さいとー・きぐるみマンが罠にハマり、きぐるみマン転倒(笑)。
「アクセル開ける所に罠有り」←しつこい

東名高速の下をくぐり相模大堰の横を過ぎ戸沢橋へ、この付近は鯉の吸込釣りの人が多く皆静かに走ります。戸沢橋を過ぎると次は濃いブッシュのトレールに突入。3月の時はまだカーキ色の枯草ばかりでしたが今は若葉生い茂る5月半ば、いつの間にか背丈より高いブッシュが我々の行く手に覆い被さっています。序盤はそれでもハッキリとしたトレールがあり走り易いのですが、小さな流れ込みを渡るとブッシュは更に濃くなりもはやトレールなどまばらにしか見えないのだ。前回3月に走っていなければ、どこに道などあるのかと疑ってしまうでしょう。でも道はちゃんと存在します。その証拠にちゃんとバイクが前に進みます。
頭上には東海道新幹線の鉄橋、青い光の超特急が非現実的?なスピードで走り抜けていきます。その下をノロノロと動く我々カワクダール一行(笑)。
意外な事ですが、テネレはカウルのおかげで自分の体にあまりブッシュがあたりません。皆さん、カウル付きは藪コギに最適ですよ。←嘘。
河沿いのルートから中に入るとブッシュは更に濃くなりもはや道とは言えません。一度ラインを間違え大きなテネレで戻るのに一苦労です。途中で目の前が完全に塞がれる小さな笹藪を抜けた所で先頭のテネレを見失い焦るM宮!。
最後尾の★のも笹藪付近でコケそうになりコケても誰も気付いてくれなさそうな気配の中で必死に立て直す。これ以上の恐怖はありません(笑)やっと最後の登りです。皆勢いよく登っていきますが登りきった所にはお約束の大石郡、しろ〜が見事に罠にかかり転がりました。
「アクセル開ける所に罠有り」←とってもしつこい
 は〜いみなさん休憩ですよ〜♪

 

【大人になっても砂遊び好き】
JR相模線を見下ろせる土手の上を吹く涼しい風は、汗だくの我々には心地良く、しばしくつろぐカワクダ御一行様。心なしか気のせいか、あにーの顔が疲労困憊です。
神川橋を過ぎると待っているのはBBQの一団と広大なサンドのフィールドです。勢いよくサンドに突入する我々と小パワーがサンドに喰われ前に進めないあにーCRM80。
サンドではアクセル全開これ基本、皆ブイブイ走ります。
サンドフィールドと締まった道との分岐でバイクと人間がオーバーヒートのあにーは休憩、皆好きに走り回りますが、特に普段アフリカツインやカジバエレファント等でサンドを走り慣れているM宮・I井・きぐるみマンやしろ〜が、豪快なライディングを魅せています。で魅せすぎたきぐるみマンがボテ(笑)。

サンドを思う存分堪能した後は神川橋を渡り平塚側へ、フラットな土手下のトレールを走ります。いつもは湘南銀河大橋の下のグランド脇から上の道路に出るのですが、人影の多いグランドの脇をこの台数で走るのはさすがに気が引けるので早めに道路に出ました。
しかしいつもは走らない所なので道に迷い狭い住宅街をウロウロ(笑)。やっといつもの場所に辿り付き土手道に進みます。

土手下のグランドにはまだ人影も多く、あまり威圧感を与えないように気を使って走りますが、集団で走る我々はどうしても威圧的に感じるでしょう。人数が多い時はこのルートは考え物です。
国道1号線とJR東海道本線の橋を過ぎると目の前に海が望めます。この感動がカワクダの良さでしょう。河原もここで終わり平塚競輪場の裏に出て少しばかり舗装路を走ると相模川の河口に到着。先周りしていたJunが手を振って迎えてくれます。

広い駐車場の一角にバイクを止めると遠くに江ノ島が見える絶好の場所。記念写真など撮る我々の目の前にはおなじみ自動販売機。

やってきました本日のメインイベント「缶コーヒージャンケン」です。見物のJunも加えて人数は過去最多の15人です。さすがにこの人数では決まらなそうなので3組に分けてジャンケン。あにー・さいとー・M宮の3人で決定戦です。緊張の勝負の末負けたのは本日無転倒のM宮でした。
自動販売機の前に並ぶ我々14人とひたすら小銭を入れ続けるM宮。
1,800円の缶コーヒーはさぞ美味だった事でしょう、M宮君ごちそうさまでした。
次回、秋のKAWAKUDAをお楽しみに! 

PS:今回、参加のあにー(♂)さんのとっても悲惨で楽しいレポートはこちら
   カワクダール2003 2nd参加記