相模KAWA-KUDAR
〜その失敗、ネタから笑いへ、伝説へ〜

        


2004年度相模KAWA−KUDAR公式認定ステッカー

  

KAWA−KUDARに参加してこの素敵な?ステッカーをGETしよう!


相模KAWA−KUDARとは!?                                  

神奈川県の中心を流れる相模川をなるべく一般道を走らず河原を走って海まで行こうという遊びです。別にラリーとかCCRとかでは無く、あくまでツーリングです。ファンライドツーリングとでも言いましょうか...
排気量車種は特に制限無し、ただし主催者の気分次第でとんでもないルートに入りこむ可能性があるので、参加する各自はセルフディフエンスの装備が必携のファンライドなバイク遊びです。出発はだいたいいつも高田橋付近、ゴールは河口。まだまだ新しいルート発掘中!
 


KAWA-KUDARがブレイクする(笑)ずーっと以前の頃

相模KAWA-KUDAR2002 -2nd

相模KAWA-KUDAR2002 -3rd   

相模KAWA-KUDAR2003 -1st    

相模KAWA-KUDAR2003 -2nd     

相模KAWA-KUDAR2003 -番外編    

相模KAWA-KUDAR2003 -3rd 

相模KAWA-KUDAR2004 -1st     

アミーゴヒロ主催!相模カワクダーロ          


「相模川KAWA-KUDAR2002 -1st」
2002年1月19日(土)晴

今回の参加メンバー
ハギー(XTZ660テネレ)・よろしこ哀愁(KDX220SR)・スーパー★のちゃん(CRM250AR)
なんきん(KLX250)・OGW(XTZ660テネレ)・M宮さん(アフリカツイン)・Iさん(セロー)
Kさん(SL230)・Fさん(RMX250S)・M田さん(TW200)


さてさて、季節は寒風吹きすさぶ真冬。相模川の河川敷の野草達はすっかり黄金色に枯れ、川の水量は減り、丹沢の山々はすっかり雪化粧。
そうなると「KAWA-KUDAR」(以後カワクダ)の季節なのである。

今回はひょいひょいと声をかけたら、人が人を呼び(笑)なんと総勢10人の大所帯となった
のだ(いつもは4・5人程度)、こんな人数でカワクダをやるのは初めてである。
大人数による不自由さはあるかもしれないが、逆に違う面白さもあるかも知れない・・
そんな期待と不安の中、ゴールである相模湾を目指すべく、メンバーはAM9時半に高田橋に集合したのであった。今回のメンバーは「それなりに走れる」顔ぶれである、そこでルートを「ディープゾーン」にすることにした、名前の通り結構ハードなルートである。うっしっしっ♪

初顔合わせの人も居るため、軽く自己紹介・簡単なルート説明と注意事項を話し、さっそくスタート。

今回は基本的に「河口に向かって右側」つまり厚木・平塚側を走る設定にした。高田橋下流よりさっそく河原に突入。
途中から走りやすいトレールラインを外し、大きなゴロ石の転がるフィールドにメンバーを誘い込む悪魔なヤツ。
予想どおり初参加のメンバーは右往左往し、大きなゴロ石に悶え苦しむのであった。去年まで川底だった大ゴロ石セクションで、さっそくFさんとM宮さんがゴロンと転倒、しかしTBI帰りのM宮さんはさすがに引き起こしも早い。重たいアフリカツインをすばやく起こし、ドドドッと走ってくる姿は迫力があるのだ。
カワクダ常連の★のちゃんや、よろしこ様は、無難に走破していった。


続いて小さな川渡りセクションである。
その流れは元々本流であったのだが、現在は流れが変わり、幅2〜3mの小さな流れになっている。とは言っても最初の川渡りのため、各自慎重に渡る。
ここは全員無事に突破。川を渡るとトレールラインが縦横無尽に走る地域に出る。
なるべく変化に富むラインを選び水道橋下まで行くと橋下は工事中で通行止め。しかたなくラインの無い草むらの中にルートを探すべく突入するが、そこはズクズクの路面で、あえなくテネレ号はスタック。(Kさん救援アリガトね)
我々が、もがいていると、工事のオジサンが「先に行きたいならこっち通っていいぞ〜」と声をかけてくれて無事通過。
新昭和橋をすぎるとルートは再び流れ込みの小川に遮断されるが先にはちゃんとルートがあるのだ。川岸は50センチほどの段差になっている。テネレ&アフリカは豪快に突破。

  

みんなも手堅く突破するが、なぜか常連の★のちゃんとよろしこ様は失敗&スタック(笑)ここでIさんが段差越えに失敗し川の中で転倒!!バイクは半沈。再始動したが絶不調になりその後エンジンは停止してしまった。その場で色々チェックするが、原因不明でとりあえず昭和橋下まで押すことにした。しかし、あると思ったラインは去年の増水で途切れていて、橋下からのルートまで藪コギするハメになった。テネレラッセル号(笑)でズイズイと藪の中を突き進み、更に泥の路面と格闘しながら右往左往、なんとか橋下からのルートにたどり着いた時には草&泥だらけである、そんな感じなのでここまで休憩だらけ。

昭和橋の下までくると、最後はヒルクライムである。ここは助走区間が短く、ラインを外すとやっかいな所である。しかし今回は10人もいるのだ、サポート人数が多いので、ここは各自1台ずつおもいっきりアタック!! 見本のはずの★のちゃんは、最後の一息で、横のワダチに突っこみ(笑)失敗、本人曰く「そっちには行ってはいけないという見本」だって。
★のちゃんの見本に習うように最後のワダチに吸い込まれていくライダーが多い。
いつもの自衛隊迷彩で走るなんきんさんは唯一ここで失敗、SL230のKさんも失敗、稀少存在(失礼)なオフ仕様TWのM田さんはトコトコと走破(と思ったら失敗)しかしここでもデカオフ軍団は元気だ、ハギーテネレとアフリカM宮さんは一発で成功、OGWテネレも一度は失敗したが転倒する事なく2回目で見事豪快に成功したのである。
この時点でテネレンジャー2人はなんと無転倒である、これは快挙としか言い様が無い。
RMXのツワモノFさんとKDXのよろしこ様はズバババッと成功最後に残ったIさんのセローはみんなで押し上げる、10人もいると楽だ(笑)この時点で12時になってしまったのでとりあえず昼食。やはりペースが上がらない(当然!!)



昼食をとりながらIさんのセローをみんなでチェック、20個の目で探したおかげで、リタイヤと思われたセローも無事回復し、再び全員で海を目指し走り出した。
さてさてここまでディープゾーンを走ってきたせいで、何人かのスタミナがいささか心配になってきた、それに時間的にも海にたどり着けるかどうかという線になってきたので、ここはひとつ「快走ルート」にラインを変更することにした。比較的走りやすいトレールを選び、気持ち良く走る。ディープゾーンが豊富でおなじみの猿ヶ島エリアも快走ルートのみ・・のはずが、止まっている車両をよけるためにルートを外したその時OGWさんが転倒。しかも運が悪いことにフロントカウルとサイドカウル部に石が直撃し、バキっといってしまった。一同「OH!!」 気を取り直して再び快走ルートを走りだすが、下依知エリアの段差でIさんがポテっと転倒どうやら段差に弱いらしい(笑)とその時遠くを見るとサンドで車がスタックしていたので急遽レスキュー隊を結成し全員で押し出す。これも10人パワーでお助け完了である(爆)気分よく厚木の3川合流点まで走り、細いトレールの「あゆみ橋−小田急鉄橋」間に挑むが、親心で下見をしたおかげで全員無事走破。


 

 

東名高速下は残念ながら工事で通行止めのため、迂回し相川小学校付近から河原へ。戸沢橋から下は大小のグランドが所々に現れ、それをつなぐ様にトレールが走っている。新幹線の鉄橋をすぎると大きなグランドの脇に出て寒川取水堰にたどり着く。
以前はここで長いトレールは終わっていたのだが、近年堰下流の神川橋付近から新しいトレールが土手下に出来ているのだ。路面は安定していて走りやすく、これが湘南銀河大橋まで続いていた。橋の横の土手を登った所で長いトレールは終わりを告げた。
後は川沿いの舗装路を走りつなぎ、千石河岸港をすぎると、そこはゴールである河口だ。
海まで行くと夕焼けに浮かぶ富士山と相模湾の海が我々を迎えてくれた。
感動のゴールになって一同大満足である。
さて河口まで来たら「コーヒーじゃんけん」を忘れてはいけない。
最後に負けた一人が全員に缶コーヒーをおごるという恐怖のルールである。
その犠牲になったのはIさんでした(笑)今日はふんだりけったりでしたね。わっはっはっ♪