不運試子(ふうんだめし)・・・(第11話・第17話・第25話・第51話・第52話)かつて大凶魔1/100の魔守だった。「〜だめし」が口癖。彼自身が不運続きであると同時に、彼と共に行動している側まで不運な目に遭ってしまう。そのことに結構責任を感じているようで、第25話では、「わしのせいだめし・・・わしがいるばっかりにみんな不運続きで・・・」「わしがいるからタケルさん達、いや天聖界のみんなが不運になるんだめし・・・」などとつぶやいていた。彼のため息を吸うと不運になってしまうところに目をつけたバカラがそのため息を集めて利用しようとしていたが、逆にさんざんな目に遭ってしまう。その後、ポーチが中吉中吉と彼を赤い糸でグルグル巻きにしてしまったため、仲良くなった上に、性格まで入れ替わってしまっていた(第11話)。第17話ではタケルがデジ亀天帝に、悪魔の中には結構いいやつもいる、と話している時の回想シーンで出てきた。第25話では、中吉中吉とともに大凶魔1/100によるカオス拡散を止めに大凶ゾーンへ来ていた。大凶魔1/100のかつての魔守であっただけに、彼も知らない唯一の弱点を知っていた。大凶魔1/100に、悪事をやめるように言い、逆にロウソク責め攻撃にあってしまうが、タケル達が大凶魔1/100の大凶フラッシュにやられそうになった時、タケル達をかばって、大凶魔1/100に突っ込んでいき、不運の道連れにすることで、大凶魔1/100の弱点を出すことに成功した。しかし、不運試子は大凶魔1/100の大の字の中へ消えていってしまった。彼が最後に残した言葉は「あとは任せただめし・・・」。第51話では、カリスマデビルの言葉を受けて、タケルが「(カリスマデビルの細胞が)友であり、師であり、父である・・・。」と言い、涙を流している時に、バックに回想として現れていた。第52話では、カオスが消滅し、復活していく天使達、悪魔達の中に、彼がいた。
不運試子の不運続き集
- 不運試子自身の飯をカラスにとられる。
- 不運試子をタケルが背負うも、タケルの方が背が低いので、足がついて意味がなかった。
- 不運試子を背負ったタケルが石につまづいて木に激突、上から棘の生えた実が落ちてくるが、不運試子がタケルの目を隠してしまっていたため、よけたつもりが崖から転落、途中の枝につかまるが、枝も折れて川へ落ちる。
- でかい蛇におそわれる。
- お供え物の団子をタケルが不運試子に投げ渡すも、うまく受け止められずに坂をころがっていく。それを追い掛けた時に、タケルが抱えていた団子が全て転がっていってしまい、団子は土まみれで食べられなくなる。
- 食事をとろうと立ち寄った町は、くじがあたって、全員旅行へでかけていってしまい、食事がとれない。
- ガスベラスが燃料切れを起こす。
- 不運試子のため息を集めて大量生産した不運ミサイルは不発に終わる。
- ガスベラスは全てが弱点に。
- 大凶魔1/100のスロットマシンが勝手にまわり、100番が出て、弱点があらわれる。
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