ものの本によれば

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カリスマデビルX・・・(第17話・第22話・第26話・第27話・第32話・第42話・第45話・第47話〜第49話・第50話〜第52話)悪魔最強ヘッド。どうやら魂壺と一緒になっているようで、バカラ軍曹が「閣下!」とひれ伏し、全く反論できないところを見ると、よっぽどおそろしいのであろう。目の前で苦しんでいる悪魔族を助けることよりも、カオス拡散を優先させようとするところに、冷酷さが伺える(「倒れた者など捨て置け・・・。」「カオス拡散に全力を挙げるのだ・・・。」)。W仏KINGについても「面白い奴が現れたものよ」と余裕の態度を示している。「我が完全なる復活は、カオスの力支配せし時こそ果たされる・・・。」らしい。第22・26話では、魂壺の中心にカリスマデビルXがいて、その周りに、魂壺に取り込まれた天使&聖守達が眠りについている(?)ような状態となっていることがわかる。ここへは悪魔達が呼ばれて、様々な命令が与えられている(詳しくは、魂壺の方をご覧ください。)また、カリスマデビルXは、タケルヘッドロココの力を受け継いだので、ロココ、ピアマルコに次ぐ次世代戦使のヘッドとして君臨するかもしれない、とポーカードに言っている(第26話)。第32話のダンディーラーの回想シーンで、TVの中に現れているが、自らは何も語らず、手前にいる人が、「いつまで、同じ悪魔同士が戦えば気が済むのでしょうか!?今こそ、カリスマデビル様の元に、一致団結すべき時です!」などと呼びかけており、それを見ながら、当時のバカラ&ピンゾロイドは、カリスマデビルを讃えていた。第33話では、悪魔軍軍事法廷で、バカラに対して「」の判決が下ろうとしているときに現れ、彼に次界卵探しの任務を与えて、罪を見逃してやっている。しかし、その後、シネス皇帝&ポーカードとの会話の中で、「用済みにするのはたやすいこと・・・今はもう一働きしてもらう。奴の信念が、我が復活の糧となろう・・・。」と言っている。バカラの言葉によれば、「次界卵を閣下(=カリスマデビル)が手に入れりゃあ、この世は全て、悪魔の世界になる」らしい。第42話では、スーパーゼウスが生きていることを既に知っていると述べた上で、「ゼウスが満足に戦うことができぬ今、天使どものエネルギーを食らい尽くしてくれよう。ゼウスが怒り、苦しみ、もだえる様をたっぷりと楽しむのだ。」と、余裕を見せている。また、世界の力の均衡が崩れ、全てが無に帰せば、W仏KINGの思うつぼになってしまう、と語っている。さらに魂壺では、彼の不完全な体の一部を見ることができる。カリスマデビルは、超聖神さえも凌駕(りょうが)するほどの強大な力を求めているらしい(byシネス皇帝)。第45話の時点で、本人が、「まもなく余も完全復活を遂げる。」と語っている。第47話で、カンジーに取り付けた発信機を通して、次界卵OBゾーンアラクネの谷にあるという情報を得たというポーカードの報告を受けて、カリスマデビルは、一刻も早くそこへ向かうように命令している。第48話では、聖魔和合界がカオスの支配下に沈んだことを報告するシネス皇帝らワルサ四天王の前で、ついに完全復活を遂げる。この時、「カオスは我が意識、我が細胞。光に満ちた聖魔和合界を闇が食らい尽くす時、世界は我が名と同化する」と語っている。

第49話では、タケル達の前についに、復活した姿を見せる。ゼウスがからビーム砲を放っても片手で防いでしまう強さをもっており、次界卵融合中の次界胎后ノヴァを、ステッキのドクロから出したカオスの糸のようなもので手もとにとりよせて、さらにカンジーを直接操って自分の魔守として、去っていった。この時に、ワルサ四天王に、「ワルサ四天王よ。バカラ共の醜態は見るに耐えん。潰せ。」と、バカラの始末を命じる。バカラはデビルが直接手を下すことを望んだが、「我が手をそんなつまらぬことに使うつもりはない・・・汚れるだけだ。」と言って消えた。その後、魂壺に戻ったカリスマデビルは、「悪魔の時代が始まる・・・カオスよ・・・我が砦となれ・・・我が城を築け!」と、魂壺のある建物の周囲をカオスで覆い、カオス城を築く。その後、第50話では、バカラにやられた四天王のことを「我が糧にもならぬ。」と言っていた。

天使が集結しているヘルスゾーン壊滅の命令を求める遅延僧に向かって、「功を焦ることもあるまい。ひるがえれば我が貯蔵庫と化したも同然のこと。」とそれを退け、彼の魔理力を使って、ヘルスゾーンをカオス城の元へと引き寄せた。その後、タケル達の前に現れたデビルは、タケルに「星戦使よ・・・まずは見事と言っておこう。」「星戦使の誕生には生け贄が必要だ。」と、カンジーの操り状態を解いた後、手につかみ、激しい電撃のような攻撃を与えていた(第50話)。

第51話では、タケルのウイングスライサーを、ドクロの杖や、杖の先にカオスからうみだした巨大な剣で軽く跳ね返した。さらには天聖理力砲をも、カオスのバリアで防いでしまった。そして、見せしめにするように、タケル達の目の前でカオス(=デビルの体)にカンジーを取り込んでしまった。デビルは、タケルに、「我が細胞はお前の友、そして師であり、父でもある。・・・世を倒せば、全てを葬ることになるのだぞ!」と語り、タケルは怒ってデビルに向かって行くも、デビルの目の前で武装翔束が解けて、デビルに「未熟!」と剣で腕輪を斬られてしまった。その後、天使達を取り込もうとデビルが振りかざしたカオスの剣をゼウス船が受け止め、片腕を斬り落とされる(ゼウスはポーチの投げた携帯電話に避難)。デビルは、ゼウス達がラックゲートで逃げた後、カオス城に戻り、胎動を始めた次界胎后ノヴァから次界卵が生まれるのを待つ。

しかし、そこに現れたアズールに、尖聖剣で、首から下げているドクロを突き刺された。苦しんでいるように見えるデビルはカオスを呼び寄せて一気に放出。辺り一面カオスで何も見えなくなる。そこへ駆けつけたタケルが見たのは、アズールがデビルの突き出した魂壺のかけらのようなもので、胸を貫かれている光景だった(詳しくはこちらの下の方をご覧下さい。)。

デビルは刺された尖聖剣を抜き、カオスの力で回復し、カオスの剣を振りかざしてタケルをカオス城からヘルスゾーンへと叩き落とす。岩の下敷きになって動けないタケルにとどめを刺そうとするデビルであったが、バカラの鞭によって防がれ、岩も破壊される。タケルは、尖聖剣をとって、デビルの額(エックス字の所)に突き刺す。それとほぼ同時に、ポーチコーラルの「戦使の聖守の力」が目覚め、天使達、悪魔達の聖魔和合界への思いが光となって2人の元に集結。そして、1つの光の塊となったそれをタケルに託した。それはタケルの手の中で巨大なブーメランとなり、これをたたき込まれたデビルは、バリアを張るも効果なく、胸にブーメランが突き刺さる。そして、デビルは炎に包まれるようにして消滅(詳しくはこちら)。カオス城、カオスも消え、カオスに取り込まれていた天使達、悪魔達が皆復活した(第52話)。

その後、ハエ(?)に最後の力で乗り移ったデビルは、カンジーにとまり、カンジーの口を借りて、「余が滅びようとも、第2、第3のカリスマデビルがお主らの前に必ずや現れる。何故なら、聖魔和合は永遠ではないから・・・。」と語る。バカラがハエを鞭でたたき落とすと、カンジーの後ろからデビルの影のようなものが現れるが、ゼウスが杖から発したビームによって、今度こそ完全に消滅したようである。ちなみに、このことから、第1話で聖蓋をはずすきっかけを作ったハエも、デビルの仕向けたものであることが推測される。

第51話のデビルの発言集

  • そんなもので余を倒せると思っているのか、次代ヘッドよ。(ウイングスライサーを軽くはじき返して。)
  • 余は超聖神さえも超えて、万物全ての神となる。お前達は余の糧となる以外に道はない。
  • お前達が恐怖におののく度に、余のさらなる力と化す。
  • 見えるぞ星戦使よ、お前の中にわき上がる怒りが・・・。次第にどす黒く、カオスへと変貌していく姿が・・・。(タケルに向かって)
  • 我が細胞はお前の友、そして師であり、父でもある。・・・世を倒せば、全てを葬ることになるのだぞ!(タケルに向かって)
  • 未熟!(目の前で武装翔束が解けたタケルに剣を振りかざし。)
  • 善と悪は同じ・・・どちらが強いか、それだけのこと・・・。(次界胎后ノヴァに向かって。)
  • 余は焦らぬ・・・ゆっくりと次界卵をはぐくむがいい。復活までの永いときに比べれば、たいした時間ではない。(次界胎后ノヴァに向かって。)
  • ・・・次界卵誕生まで、退屈せずに済みそうだ・・・。(アズール達がやって来たのに気付いて。)
    
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