千舞道士（せんまいどうし）・・・（第５８話）闇の天使属の１人である女天使。第５８話予告に出てきたものの本の知識によれば、「暗殺天使とも呼ばれ、平和や自由をおびやかす者達を人知れず退治している闇の世界に生きる天使」。その知識の通り、カオス広がる以前は、闇の天使属として、「仕掛けの千舞」と呼ばれ、仲間の「仕留めの半魔」こと聖守・中途半魔とともにおそれられていた。持っている千枚通しで狙った者の首の後ろを一突きして倒す。ゼウスも、千舞道士のやっていることがわからなくもなかったが、その裏稼業をほっておくわけにもいかず、彼女達を聖魔和合界から追放していた。

魔守にコンバートして凶悪魔の手下となった中途半魔を倒すため、追放命令にも関わらず戻ってきた千舞道士は、とある裏通りで、中途半魔と会っている凶悪魔・一面鬼神を仕留め（これで、千舞道士のしとめた凶悪魔は１０体）、中途半魔を倒そうとした。しかし、それを見たタケルに止められて、タケルと刃を向け合いこう着状態になっている間に、中途半魔に逃げられる。ゼウスの口から、千舞道士と中途半魔のことを聞いたタケルは、彼女の仲間であったはずの中途半魔を倒すのをやめるように言うが、千舞道士は無言で去っていった。その後、中途半魔がわざと怪我をしてタケル達に近づいたのをつけていた千舞道士は、タケルに襲いかかろうとする中途半魔に千枚通しを突きつける。千舞と半魔は互いの考えをぶつけ合い、タケルは千舞を止めようとするが、そうしているうちに、凶悪魔・発砲首領が現れて攻撃をしかけてきた。その直後、失敗を責められ発砲首領に胸を撃ち抜かれた中途半魔を抱きかかえる千舞道士であったが、目の前で中途半魔は消滅した。その後、タケルとともに発砲首領に戦いを挑む。途中、ジェット皇星（とポーチ）に助けられることもあったが、ジェット皇星に「すまんジェット、ヤツは私が倒す。」と、立ち向かっていった。そして、タケルが発砲首領の胸をトライブレードで突き刺したところを、彼女が発砲首領の後ろにまわって首を一突きし、発砲首領を倒した。中途半魔の墓をつくる千舞道士は、ゼウスに追放命令を解除され、チームゼウスに加わるよう頼まれる。タケルの差しだした手と握手をする彼女ではあったが、タケルに「疑うことを知らないその性格が、君の命取りにならないことを、願っているよ。」と告げ、「ゼウス様、やはり私は闇に生きる者・・・一人で戦っていきます・・・。」と去っていった。ちなみに、彼女が去っていった後にゼウスが言うまでは、ポーチは彼女のことを男とばかり思っていて、かなりほれていたようである（＾＾；）。（詳しくはこちら。）

千舞道士・発言集

• 半魔よ・・・おのれの罪を知るがいい・・・。（中途半魔に千枚通しを突きつけて）
• そうだ、故に私は、天使にも悪魔にも組みせず、おのれの信念に従うのみ・・・。（カンジーのハイパー千里ゴーグルで、闇の天使属である、ということが知られて。）
• それぞれがそれぞれの理想を目指せば、それでいいことだ・・・。それに、私は故郷・聖魔和合界が好きだ・・・この世界を守りたくて「闇の天使属」という道を選んだ・・・後悔はしていない。（タケル達に自分のことを語る。）
• タケル、すまない。こいつの本心を知りたくて、後をつけさせてもらった。いつか隙を見て、お前を始末するだろうと思ってな・・・。（タケルを始末しようとする中途半魔のところに現れ、千枚通しを突きつけて。）
• 凶悪魔を裏切ったという話、興味深かったよ。例のハダンタワーの話も、私がつかんだ話と一致する。・・・お前の狙いは聖魔塔の破壊か・・・それとも、タケル達聖魔和合軍の方か！？（中途半魔に問いただす。）
• 我らの仕事は公に認められるものではない・・・。裏稼業だ。（中途半魔の、「千舞よ・・・俺達の仕事を認めぬ聖魔和合界など、滅びて当然だ！」）
• すまんジェット！ヤツは私が殺る（やる）！（発砲首領の攻撃で吹き飛ばされたところをジェット皇星とポーチに抱えられた後。）
• タフだな・・・弾よりも早く激突し、弾の速度を中和して爆発を制御したんだ。（ポーチ「それホントぉ？（汗）」ジェット皇星「さすがは戦使！」）自分の力を信じていればこそできること・・・。（タケルの高速での接近攻撃について、二ヤリとして語る。）
• タケル・・・疑うことを知らないその性格が、君の命取りにならないことを、願っているよ。（タケルと握手をして話す。）
• ゼウス様、やはり私は闇に生きる者・・・一人で戦っていきます・・・。さらば！（ゼウスが、チームゼウスへ入るよう求めるのを断って。）