紫の一里塚


2004年の記録

平成16年(2004)2月
 真冬の立石公園で。

 雪が少なく真冬の寒気団がしっかり居座っていた2004年の冬でした。
 節分寒波もようやく去り、うらうらと気温が上がった2月13日立石公園まで歩き、kobachan’s treeに会ってきました。持参したアミノ飲料で再会の乾杯をし、近くのツルを少し伐採。ところが、足場は悪い道なき道に少々残っていた雪に足が滑って、、、バラの棘に引っかかるやら、、、ズボンは汚れる、、(~_~;)vvこれが面白い・・・(お転婆虫台頭)
 夏になると、マントに覆われて会えなくなるので
位置関係をしかと確認して帰って来ました。

 
下の方は青々としっかり根づいていた。


第9回植樹祭 2004(H16)4.29

平成16年4月29日 みどりの日
於 立石公園野外ステージ集合 午前9時〜11時半

今年もオオムラサキの会の方に誘っていただき植樹祭に行ってきました。


5年経った藤蔓はこんなにも太くなる 
エノキはつぶされてしまう

エノキに肥料を・・

植樹したエノキにしるしのリボンを・

紫色の紙に願いを書き込んで貼っていく

みどりの日にふさわしい晴天、諏訪湖開きも開催
 
kobachan’s treeも元気に成長している

H16年度 第1回有視界調査 6.30

エゾエノキの実(食べられるそうです)

 
ヤマアジサイ                         

総勢10人の有視界調査(野池先生曰く、様子見の日)でした。
・日照が少なくて今年は蝶が出るのが遅いのではないかとの見通しのようです。が、上の森(観光道路から見下ろすところ)には13頭確認出来たと別行動のMさん。
・その他の人は中の森(郷の沢・カブトムシ遊具の向こうの谷)を見下ろしながら
・草花や木や断層地形のお話しなどをお聞きして良いお勉強をさせていただきました。



Kobachanの有視界調査2004(H16)7.9

 2004.7.9 10:00〜11:00 35頭 気温30度 湿度45% 
 ・異常気象と言ってよいでしょうね梅雨時のこの暑さ!毎日32度を越す暑さにオオムラサキは乱舞しているのではないか、、と思ったとたんに家を出る。
 ・立石公園は草を刈るおじさん一人がいただけでした。さて、有視界調査・・ってどうやるのかな?個体を幾つ見ることが出来たかで数してよいのかな?
 ・オオムラサキ太郎さん花子さん一郎さんなんてわからないわけだし・・それで自己流に(勝手に) ”飛んでいるのを見た回数が35回(くらい)” だから本日は35頭です。
   
蜘蛛の巣城の木の先に止まっています。   飛び立ちました。雌でした。

   
蜘蛛の巣城の向こうの谷に乱舞しています。    2頭がエノキの中に突入します。

  
雌              雌              雄
感想・・・
 ・野池先生にお聞きしてあったとおり、オオムラサキは飛び方が速い!ヒラヒラじゃなくて、ヒューーーッとまるで鳥かと思うくらいです。シャッターチャンスなんて無い。止まると羽を2枚そろえて立てているから広げた所はまず撮れない。遠くからデジカメで追いかけてやたらにパチリ、パチリ、、。上空を鳶が飛んだり烏が騒ぐと、一斉にオオムラサキも飛び出しました。
 ・雀や蜂や他の蝶や木の葉に惑わされながらひたすらオオムラサキを待っている良い時間。肉眼で見たらとてもうれしい感動ものです。1時間がすぐに経っていました。
 ・明日からまた梅雨空になるとか予報されています。
 ・一度はオオムラサキの会の皆さんに有視界調査のやり方をきちんと教わりたいと思います。
      ◎あなたもお時間取れましたら是非ご参加ください。



H16年度 第7回有視界調査 7.21

気温28度 地温20度(野池先生測定)

高いエノキの枝先に止まった雄 エノキの幹に止まった雌


・有視界調査ではオオムラサキの飛び方や、場所や縄張り、友達関係、恋愛関係、喧嘩相手等々を見極めて個体別に数えるということを野池先生から教わりました。やはり最初のころは良くわからなくてあまりにも多いときは半分にしたり、四分の一にしたり、、。だったそうです。
・今日は郷の沢が11頭、上が5頭、もっと上の森が50頭でした。上の方へ?なぜか集まっている。
・先日参議院選挙の11日(日)は160頭を数えたそうです。
・暑いのはいいんですが雨が少ないと、母さん蝶が卵を産めないので心配しています。