アゲハチョウの羽化(平成16年4月及び6月)
 今年に入って、2匹のアゲハチョウが羽化しました。何度見ても、あのイモムシがサナギになり、チョウになるのは不思議であり、感動モノです。ただ、朝早くに羽化することが多く、眠いし観察するのも大変です。
※似てますけど、違うチョウです。

H16.6.19、本年2匹目のアゲハ蝶
(夏型)が羽化しました!
H16.4.9、年越しのアゲハ蝶
(春型)が羽化しました!
透けたさなぎ
 4月くらいに、庭にあるみかんの木(といっても1mくらいのもの)に卵をみつけ、それ以来、網を掛けたりして外敵から守りながら、子供が観察してきたアゲハです。
 なぜ網を掛けるかというと、昨年夏休みにアゲハの観察をしていて、最終的に「アオムシコバチ」にサナギの中身をすっかり食べられ、サナギからハチがブンブン出てきたという苦い経験に基づいています。
 今日の昼まで全体的に緑だったのに、午後になって急に黒ずんできて、死んじゃったかな、と思ったら、うっすらとアゲハの羽の模様が浮き出てきました。まるでポラロイド写真です。


アゲハ蝶春型羽化
 サナギから出たばかりでまだ羽がシワシワ、少し濡れています。
アゲハ蝶夏型羽化1
 予想通り上記写真の翌日早朝に羽化しました。多分時間は4時から4時30分の間です。5時に起きたときには、既にチョウになって、羽を乾かしている最中でした。今年は、自宅のアゲハの木(みかんの木)からの収穫は2匹目ですが、前回(4月;右の写真)は春型、今回のは夏型でした。夏型のほうが「地味」なんですよね。でも、生まれたてはとてもキレイでした。家族で朝5時起きした甲斐がありました。
 ちなみに、チョウになったあとは、窓をあけて逃がしています。羽化するときだけ、枝ごと室内に入れて観察しています。
あげは春型羽化1
 段々羽が伸びて、蝶らしくなってきます。サスガに春型はキレイです。色鮮やか!
アゲハ蝶夏型羽化2 あげは春型羽化2  数時間経って、やっと羽を動かし始めます。やがて飛び立っていきましたが、今頃どこを飛んでいるやら。