最終更新H17.3.27
デイライトの取付
バイクでは昼間の点灯が義務付けられていますが、クルマも点灯して被視認性を高め事故を減らそう、というのがデイライトです。ヘッドライトを点灯してもいいのですが、バッテリーに掛かる負担も大きくなるので、今回はタクシーなどでもおなじみのLEDライトを取り付けしてみることにしました。
事前準備1 まずはブツの購入。単に白だとつまらないとの理由でブルー発光のものを探すこととした。
結局、Yオクにて購入。ちょっとタクシーとは違った丸型のものを落札。
多摩電子工業株式会社製デイライトラウンドブルー(M−704)について
 
振動センサによりエンジンの振動を検知し自動点灯/消灯。
室内への配線取り回し不要で簡単取り付け。
明るい昼間でも認識性に優れた超高輝度ブルーLEDを片側で6個使用。
Yオク落札価格3,090円送料込。
保安基準適合品
取付準備 ●材料と工具の確認
材料 工具
デイライトラウンドブルー(M−704)

(内容物)
 ライト本体×2【使用】
 振動センサー×1【使用】
 ライト取付用両面テープ【使用】
 センサー取付用両面テープ【使用せず】
 タイラップ×5【使用】
 木ネジ×4【使用せず】
その他材料
 タイラップ×5
 ビニールテープ、等
+/−ドライバー
ニッパー
スパナ
取付作業
(振動センサー)
まず、センサーの取付位置を決める。振動センサーは原則正立の向きで設置、となっているが、意外とエンジンルーム内には置き所が無い。コード延長すればあるのでしょうが、そこまでのヤル気が毛頭無かった。。。しかもなるべく高温にならず水にもぬれない所、という設置条件もある。
で、今回はサービスホールを利用してボルトで付けることにしました。助手席の前の辺りのエンジンルームには、黒いカバーのついたネジ穴があります。そこにM8ネジを使って固定しました。
  
取付作業
(ライト本体)
特に申し上げることはありません(笑)。付属の両面テープでバランスがおかしくならないように取り付けします。
結構位置決めも悩みます。結局、取付説明書を折って、その幅と同じ辺りに取付用両面テープで貼りました(うわぁ、アナログ!)。木ネジも付いていますが、使わなくても軽いのでOKみたいです。
後はセンサーから出ているコードをカプラーでパチパチつなげ、コードをタイラップで整理していくだけです。
点灯確認 エンジンを掛け、ちゃんと点灯するかどうか、或いはエンジンを切り、「60秒」後に自動で消えるかどうか確認する。
感想 取付作業自体は簡単で、取り付け場所を悩みながらやって2時間。多分、頭の整理が早い方は30分で取付完了すると思います。
LEDは指向性が強いので、昼間は、ツボにはまった位置にいないとピカッとはしない感じです。でも多少は事故防止に役立ちそうです。夜は結構派手な車となります。デイライトなのに振動センサーで光るので、夜も光りっぱなしです。
    
振動センサーの反応実験<どの時点で点灯するか>
・フェンダーに体重をかけて揺らす−−−点灯せず
・ドアを開けて乗り込む−−−点灯せず
・ドアを閉める−−−点灯!!
良かった点:多少なりとも目立つようになり本来の目的を達しつつ、待ち合わせ等に識別が付きやすくなった。相手から見つけてもらえる。
今後の改善テーマ:取付説明書どおりバッテリーから直接電源を取ったが、そうするとエンジンを停止して、静止してから60秒間経つと自動で消えることになる。60秒は結構長く、消えるのを確認してからクルマを離れるとなるとしばらくクルマの前で消灯を待っていないといけなくなる。かといってライトが点いた状態でクルマを離れようとすると、「ライト点きっ放しですよ!」と親切な方が教えてくれたりする。
この問題はACC電源から電源を取れば解決すると思われるので、そのうちに接続変更して見ます。
作業パート
電源接続変更

(2005.3.27)
 ということで、実際問題として「静止後60秒で自動消灯」では、スーパー駐車場に着いてエンジンを切り、ドアをしめて歩き出したところを「すいません、あの、ライト点いてますけどぉ」とご指摘頂くのは心苦しく、また一々「これは勝手に切れるタイプなのでぇ」などと説明するのもカッタルイので、電源を常時電源ではなく、ACCから取ることとしました。
ところで、ACC電源は何処からとれるのか。バッテリー横のフューズボックスを開けてみるも、ちょっと違うものばかり。やはり、室内から持ってくるしかなさそう。「八木澤式リモハザユニット」取付時に使用した、B228コネクタから持ってくる事とした。
作業準備
材料 工具
電源コード(0.5sq程度)
エレクトロタップ×1
ギボシ端子(♂♀各1)
その他材料
 タイラップ×5
 ビニールテープ、等
+/−ドライバー、ミニドライバー
ニッパー
スパナ
プライヤー
電工ペンチ
内装はずし
ちょいと太目の針金
接続作業  まず、エンジンルームと車内とをどうやって繋ぐか、ですが、ちょうど良い穴が実は存在しています。実際にはゴムのカバーがあるので判らないのですが、押してみるとプニュプニュで下に穴が開いているのを感じられます。ココから車内に針金を通して、その針金に延長用電源コードを繋げて引っ張り出す、という作業から始めました。
まず、今回利用したいと考えた穴の在り処は、運転席前方にある丸を点けたひし形のカバーの下にあります。どうしようかと悩んだのですが、結局太めの針金をこのカバーに直接突っ込んで穴あけしました。柔らかいというか薄いので穴を開けるのは簡単です。
針金貫通後の車内の写真です。右の棒がステアリングで下の白っぽく見えるものはフットレストです。よっぽどの格好をしないとこの辺は目視できないので、エンジンルームからの針金は手探りで探します。
No Photos 針金を手繰って、電源コートを繋いで、ビニールテープでなるべく抵抗の発生しない形状にします。
次に、エンジンルーム側より針金を引っ張り、車内からのコードを引き出します。
ココまで来たら、実際に接続を開始します。
まず車内。B228コネクタへの配線の中から「黄色地に赤」を探してエレクトロキャップで分岐します。その後、点灯確認が出来たらビニールテープグルグル巻きにして置きます。

次にエンジンルームです。やることが色々。。。
今までのパッ直配線を外す。
振動センサーから出るプラス線の端子をギボシ♂端子に変更する。
車内からのACC電源線をギボシ♀端子で成端する。
プラス線の接続とアースの接続。アースはボディに落としました。
点灯確認!!
最後に、水が車内に入ってこないように、穴を開けた周囲にコーキングをぬり、車内からちょっとだけ引っ張り穴を完全に塞ぎます。
点灯確認 まず、キーも抜いた状態で振動センサーを揺らして見ます⇒不点灯。
では、ACCまでキーを回した状態で振動センサーを揺らして見ます⇒点灯!
さらに、キーを抜いてみます⇒消灯!

をを、これで完成です!!これで親切な方からご指摘を受けることも無くなるでしょう。

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