最終更新H20.5.3
フロントグリルの交換
レガシィB4購入当初より分かってはいたものの、ちょっと気になる「オヤジ顔」。レガシィNAMLの掲示板で、色違いの中古品が安く売りに出ていたのを見つけてしまい、交換することといたしました。ちょっと若返りの整形手術みたいなモンです。
<使用前> <使用後>
事前準備1 ●まずは、入手したグリルの塗装を考えなければなりません。何せブツはピュアホワイトで塗られています。自分のクルマは「792アークティックシルバーメタリック」。ホワイトのまま取り付けるのも個性的ではありますが、ここはとりあえず定番の同色塗装することにします。
←純正OP設定のRFRBスポーツグリル。新品定価\21000也。

●塗るにもSELFでするか外注するかの選択肢がありますが、何せ顔だけに失敗すると悲惨なことと、そもそも真面目に塗るとなると余りに面倒な作業で、しかも家族、近隣の冷たい目に晒される可能性があることを考えて、今回は外注することにしました。
事前準備2 ●次は実際の業者選びと塗装です。いろいろネット上に業者さんがひしめいていますが、今回は下の業者へ見積もり依頼をかけてみました。
リサイクルエアロドットコム ネッ塗装
上記HPの「エアロ修理相談」のボタンより、塗装してほしいブツの写真と共に見積り依頼をかけると、提携している直近の業者より見積りが書き込まれます。逆オークション形式だと、より素晴らしいのですが、そうではないようです。
今回は、小平の昭栄自動車様より見積りが書き込まれました。
<見積結果>
グリル塗装(キズ損傷無し)通常10500円+送料のところ、リサイクル・エアロ・ドットコム価格 8400円+送料とのこと。
比較的近いので直接持ち込みで送料を浮かせることができます。
上記HPに種類別概算見積りが載っていますが、正式にはHP最下部辺りにある「見積り依頼メール」というリンクから、できれば写真を添えて見積もり依頼をします。気に入らなければ、そのまま返事をしなければ終わりです。
<見積結果>
グリル塗装 5000円 
塗料制作費 1000円
メタリック塗装×1.2
作業料金合計 7200円
+送料、場合により梱包料

結局、ネッ塗装に依頼することとしました。値段的には微妙ですが、エアロの塗装、修理が本業であること、HPの情報が充実していて、仕上がりの様子がある程度見えること、等々が理由です。
事前作業1 ●ネッ塗装に依頼するにあたり、まずはグリルを裸にします。余計なものを外して余計な工賃が掛からないようにします。DIY塗装をするにも必要な作業です。
●ネット、ステー、エンブレムを外します。
基本的に簡単ですが、ネットを留めているステーの上の部分がなぜかアルミの鋲(ハトメみたいなもの)で留まっていて、壊さないと外れないので、ほぼ同径のドリルで穴あけ破壊して外しました。
また、エンブレムは強力な両面テープで貼り付けられていたため、カッターナイフ(細身のもの)の刃をしならせながら隙間に差し入れて外しました。怪我の危険度大です。
事前作業2 ●今回のネッ塗装のスケジュールは以下のような感じでした。
 3/13見積依頼
 3/14見積回答
 3/21グリル発送
 3/22グリル、ハダツキBODYへ到着、最終確定見積(定価で変動なし)
 3/23代金振込
 3/28塗装完了、発送
 3/30受取、取引終了
●送料については、行きはYahoo!ゆうパックを使用し550円、帰りはネッ塗装指定の佐川急便で1000円。大物だと送料が安くなるとの事ですが、グリルぐらいだと高いですね。
●仕上がりはさすがプロということで、ツヤもあり綺麗に仕上がりました。色的にも色あわせをしていない割には違和感なさそうです。
●発送時外したネット、ステーを再度取り付けます。このとき、鋲を壊して外した部分については、ステンレスの2.5mm×10mmネジを利用して留めました。これ以上長いと取付時に引っかかると思います。
交換作業 ●事前作業に比べて、実際の交換作業は簡単です。外してつければ終わり。ただ、外しについてはネジ穴にキツメにハマッテいるので、じっくり作業しないとグリルを割ってしまいそうです。
まずは旧グリルを固定しているボルト類を外していきます。8mmソケットレンチでグリル周りのボルトを計6個外します。
次に10mmソケットを使ってセンター部のステーを外してしまいます。外さなくてもグリルは外せそうですが、かなりの苦労をすると思います。外したほうが作業は楽です。
(写真はボンネット前部を下から撮った絵)
今回、活躍した工具。
・ラチェットレンチ
・ソケット8mm、10mm
グリルを固定しているボルトとステーを外したら、後は手前に引いてグリルを外すだけです。
しかし!固い!ナカナカ外すのは苦労します。コツとしては、ボンネットを軽く下ろして(閉めないで、置く感じ)、親指でボンネットを支点として、てこの原理を使って少しずつ手前に引いて外します。
結構、割りそうで怖いです。
で、外れたら、後は新グリルをはめてボルト固定する工程です。外せたのですから付けられるはずです。ボルト類は旧グリルで使用していたものをそのまま使用します。
締付けトルクは不明ですが、センターステーはしっかりと、その他の6個のボルトは程ほどにしめます。また、センターステーは、周りを固めるまで外しておいて、最後に取付としたほうがいいようです。結構邪魔です。
なお、ボルトの脱落が怖いので、今回はネジの緩み止めも使用しました。
装着後、改めて現車との色あわせをして見ますが、ボンネットとはほぼ完璧に色が合っています(そりゃ多少は、ですが)。
バンパーは元々黄色みが掛かった色に微妙に変色気味なので合いませんが、それも極端なものではなく、全体に違和感なくまとまりました。
その他 やはり塗装はお金が掛かります。DIYでも何もないところから始めたら5〜6千円はかかるのではないでしょうか。日数も乾燥を入れれば1週間以上、週末しか作業が出来ない場合は1ヶ月近くかかると思います。
中古エアロを買う場合は、同色を探したほうが結果安上がりです。

<DIYでやるとして最低必要と思われるもの(初心者用セット)>
●ボデーペン完璧セット(パール・メタリック・マイカカラー用)

↑これに自分のクルマの色缶2〜3缶が必要です。また、しっかり塗るならクリアも追加1〜2缶程度必要かと思います。

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