ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ
ぷりん 最後の日 [2010.8.17]

あっちフラフラ こっちフラフラ
足がもつれてゴトン と顔から転んだり
目を放した隙に
ジョー っと床にオシッコしたり

最近だと 寝たままウンチしたり
床ずれしているのに ベッドの上でガシガシバタバタと足を動かして
足を擦りむいて
急にワウワウ吼えて 寝返りを要求したり

フラフラになって 水の入れ物に顔から突入して
鼻に水が入っておぼれそうになるから 重たい体を手で支えてあげて
飲み終わるまで 腕がピキピキしたり

まったく 世話が掛かって 
夜も タダでさえ暑いのに 何かが不満で 急にワウワウ吼えるから
寝不足になったり
床ずれの治療をするときにも 暴れやがって イラついたり

ご飯を食べなくなって
水も飲まなくなって

口が開かないわけではないのに、
口に餌とか水とか持っていっても意地になって口を開かなかったのは、
体の中をきれいにして逝こうということだったのか?そんなことがあるのだろうか。

あっけなく それこそ眠るように 全然苦しそうではなかったそうで
(私は会社からの帰宅が間に合わず・・・ ぷりんの狙いか?)
多分、一番良い逝き方だったようである

そういえば 朝 出かける前に
”ワオワオワオ” って キレのない鳴き方で3回鳴いた
そのあと、なんか こっちを見えない目で見てた
やはり ぷりんの 計画的犯行だったのか?
全然 出張の無い時期だし みんなの居る時期ではある

勝手なもので
ぷりんが居たがための いろいろな不自由がなくなって すっきりして
少し 自由が戻ってきたものの
今となっては
もう ご飯も食べない ウンチもしない というか
もうここに存在しないということになると
もう少し 何かしてあげたかったような
オシッコ拭いたり ウンチ拾ったり
そんなのも できたことが幸せたったのかと思ったり。
床ずれも 素人治療ながら 結構直ってきていたのにねぇ

多分、生き物はみんないつか死ぬから、生きている意味があるんでしょうね。
まあ 16年と2ヶ月と11日。 ご苦労さんでした。


でも またいつか 犬を飼いたいなぁ。
ぷりんのように 丈夫で 笑えて 長生きで しかも引き際が完璧な?

そんな 犬と またいつか。




在りし日の姿はこちら